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5/08(土) ○中日1x−0ヤクルト●
(ナゴヤドーム)

▼山内に竜の洗礼
8回3安打無失点。 好投・山内にプロの洗礼ならぬ竜の洗礼が浴びせられる。 「好投する先発投手に一切の援護を与えない」 という、ドラゴンズの先発投手陣なら誰もが経験する通過儀礼だ。
山内
「知ってます…子供の頃から中日ファンですから…」

↑前回(5/2)のコピペ
▼勝利の条件
「野球は相手よりも点を多く取れば勝ち」という原点を竜戦士たちは伝えたかったのだろう。 100対0でも1対0でも同じ1勝。100安打だろうが2安打だろうが、 安打数と勝ち負けは直接の関連はない。
和田
9回2死までわずか1安打の中日だったが、最後に試合を決めたのは和田さんの一振り!

戦いにおける一番大事なものは何なのか。ヒット数なのか、エラー数なのか、
やる気アピールなのか、ファンサービスなのか。
それぞれ大事であるが、「一番」は勝つことだ。 そのことを、この日の竜打線は教えてくれたのである。
子供たち
そしてドラゴンズの勝利は全世界の子供たちに笑顔を与える

この試合を観た将来の日本を背負う子供たちは思っただろう。 「2安打だからって悲観的になっちゃいけないんだ。何本打つかが大事なんじゃない、 いつどんな場面で打つかが大事なんだ。野球も、人生も」



▼英智、大暴れ
この日、もう1本のヒットを打ったのはスーパー・スペシャリストでおしゃれ泥棒の英智。 2回1死からライト前ヒットで塁に出ると、すかさず二盗、さらに三盗を決め、 今季通算2盗塁で早くもチーム盗塁王に立った。
英智

「ボクがストレートパンチを一発当てたところで相手は何ともない。 ジャブをコツコツと当てて、少しずつダメージを与えていければいい。 ストレートパンチは和田さんたちに任せて」(英智)

5月08日(土) ナゴヤドーム
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
中日 0 0 0 0 0 0 0 0 1x 1x
【中日】山内→○高橋
【ヤクルト】●中澤
【本塁打】和田12号(中澤)
▼森野に怪電話
森野に前夜、 タコチカさんから 深夜着信があったことが明らかになった。 タコチカさんからはこの日の早朝にも電話があったそうで、 「どうせグラウンドで会うのに…」と森野は困惑顔。
タコチカさん、気持ちは分かるが森野には嫁も子もいるんだ。 そっちも 偽装とはいえ 結婚したんだから自重してくれ。
青木
「だって声が聞きたかったんもん…」
お立ち台用に考えていたコメント は記者へのコメントとなってしまったが、 この英智のいやらしさは相手へのプレッシャーになったに違いない。
9回、打席に5番和田を迎え、ベンチ前で準備している7番英智を見て、 宮本がバッテリーに言ったセリフは容易に想像がつく。
「英智に回すと何をするか分からないぞ。慎也のショートは日本一」
宮本
↑英智の盗塁に思わずキョロちゃん顔になる宮本

【用語注釈】タコチカさん… 北京五輪代表チームで、ダルビッシュが青木につけたニックネーム (代表試合で3タコとか4タコばっかりだったから)。

【用語注釈】慎也のショートは日本一… ショート藤本のテンションを著しく下げる宮本の選手別応援歌の歌詞。


はじめてのドラゴンズ Platinum