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落合時代

川上、独身のまま米へ 2008年

落合博満
福 留・井端と立て続けの裏切りにあい、 川上は傷心していた。


 三独同盟は空中分解。 毎年この時期は年俸を巡って球団と銭闘を繰り広げる川上だけど、 今年はそんな気力もなかった。

  「いくら年俸を上げようと、嫁さんが来てくれないなら一緒だフサー!」

 “女性が結婚相手を選ぶ第一条件は年収” というアンケート結果をmixiで見た川上は、 だからこそ毎年人に何と言われようと銭闘いを繰り広げていたのに。

 悩み苦しんだ川上は、ひとつの結論を出した。

  「こうなったら、アメリカで金髪の嫁さんを探すフサ」

 日本ではもう十年もドラゴンズのエースとして活躍してきて、 年俸も十二球団でトップクラス。 それでも嫁が見つからないというのは、

  「もはやこのちっぽけな島国に、自分の嫁となるような女子はいない」

 と結論付けるしかない。

 川上の「嫁探し計画」は、 国境を越えて、アメリカへとその舞台を広げたんだ。

 こうして川上は、住み慣れたナゴヤに別れを告げ、 アトランタに嫁さがしの冒険に出かけることにした。

 頑張れ、川上!
 ファンは応援してるぞ!!(嫁さがしを)

中日の選手がFA宣言するといつもは結構叩かれるものだが、 川上のFA宣言は割と好意的に受け止められたからな。 青コアラ
金コアラ 理由が「嫁さがし」じゃしょうがないからな。

2008年
トレード
2008年トレード

人物紹介
小山桂司
小山桂司
(おやま・けいじ、2009-)
 社会人シダックスで野村監督(当時)に捕手として鍛えられる。 日ハム時代は素行不良選手として名を響かせた。

河原純一
河原純一
(かわはら・じゅんいち、2009-)
 西武から戦力外通告を受けたあと、一年浪人して中日にテスト入団。 打ち込まれても週刊誌にスキャンダルが掲載されても決して動揺しない、 ポーカーフェースと鉄の心臓を持つ。

ブランコ
ブランコ
(2009-)
 ドミニカに落ちてたのを森コーチが拾ってきた。

パヤノ
パヤノ
(2009-)
 日本の野球はプレステ2で勉強したそうだ。


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