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落合時代

中日・中村紀の誕生 2006年

落合博満
オ リックスから中村紀洋がやって来た。

 二〇〇六年シーズンオフ、 中村紀はオフの契約更改で球団と大モメ、 何だかよく分からないけど 入院中に球団関係者がお見舞いに来なかった とかでオリックスを退団しちゃったんだ。

えらく途中の経緯をはしょったな。 青コアラ
金コアラ 良心的だろう。

 自由契約になった中村紀だけど、十一球団から獲得に動くところはなく、 米マイナーリーグや欽ちゃん球団などが名乗りを挙げたけど、 それは中村が拒否した。

 二月になっても所属先は決まらず、 中村語録「架空のキャンプイン」は流行語大賞にノミネートされかかったけど、 あと一歩でランクインを逃した。

  このままでは欽ちゃん球団に行くしかない 中村に助け舟を出したのは、落合監督だった。

 「年俸四百万の育成選手としてなら、テストしてもいいだぞ」

ここから「白ノリ伝説」が始まるわけだな。 青コアラ
金コアラ 黒には何を混ぜても決して白にはならない、 という常識を落合監督が覆したわけだ。

 中村はこの後、漂白剤入りボールドを使った洗濯物のように真っ白になり、 中日で大活躍する。

 なお、オリックス以前の中村紀は「黒ノリさん」、 中日移籍後の中村紀は「白ノリさん」と呼ばれ、 生物学上は「まったく別の生物」として分類されている。


2006年
ベストオーダー
2006年ベストオーダー

2006年
順位表
2006年順位

2006年
表彰選手
2006年表彰選手

2006年
チーム内ベスト
2006年チーム内ベスト

2006年
トレード
2006年トレード



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