ネット辞書

して、早速困ったこと が起きた。

　阪神が、星野前監督に監督就任のオファーを出したというんだ。

　最初は

　「たーけ。俺たちのセンさんが阪神に行くわけなかろうもん」
　「センさんは野村監督がヤクルトから阪神の監督になったとき、『辞めた次の年に同一リーグの監督になるなんて非常識や！』と言ってたがね」
　「トチ狂ったか阪神」
　「たこ焼きの食いすぎじゃ」

　と中日ファンは楽観視してたんだけど、なんとセンイチが、 この要請を受けてしまった んだ。

　そこからのセンイチの動きは素早かった。電光石火の動きで中日二軍監督として既に来季の契約を結んでいた島野育夫を強引に引き抜くと、ナゴヤドームの看板スポンサーだった大手企業を甲子園の看板スポンサーとして契約させ、ナゴヤの地元企業とのパイプを残しつつ、阪神監督に就任してしまった。

二軍監督に広告企業まで引き抜きか。どうしてセンイチはそんな「裏切り行為」を？

中日監督を辞任するときに、「オーナーが慰留しなかった」「監督辞任後のポストも用意しなかった」ことにセンイチが腹を立てたと言われてるな。

　センイチの阪神監督就任は、中日ファンにとっては「裏切り」に見えたはずだ。センイチは「ワシは球団に裏切られた」と思っている。そのあたりの判断は、ファンがそれぞれに考えることだよ。

前田新悟
(まえだ・しんご、2002-2004)

　ヤクルト番スコアラーとして、つば九郎の動向を逐一ドアラに報告している。

都築克幸
(つづき・かつゆき、2002-2005)

　甲子園で活躍した日大三高から、ドラフトで四人同時指名はタイ記録。しかし四人いずれもさびしがり屋なのか、バラバラになると力を出せずに一軍での活躍はあまり見られていない。

高橋聡文
(たかはし・あきふみ、2002-)

　和菓子屋の息子。痩せてるときはなかなかのイケメンなのだが、痩せてる時期がほとんど無い。

ジョン・ギャスライト

　謎の外国人。ナゴヤ球場お別れセレモニーではバグパイプで『蛍の光』を吹いた。