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第二次星野時代

天才・種田の復活 2000年

星野仙一
脱 税事件以来、栄光の背番号「1」を取り上げられ、 日本人プレーヤーでは珍しい 「始終苦しむ49」 を与えられた種田仁。

 その性格は負けず嫌いで、高校時代はアホの元木とチームメートで甲子園に出場、 決勝戦を自らのエラーでサヨナラ負けすると、 グラブを投げつけベンチを蹴飛ばし、 詰め寄るマスコミ陣に 「じゃまやろっ、のかんかいッ!」 と怒鳴りつけた超武闘派高校球児だ。

 そういった短気で乱暴な面も持ちながら、 勉強家で向上心が高い種田は、 長いスランプから脱出するため研究に研究を重ね、ついに新時代のバッティング・フォーム、
 「種田・ミレニアム・オープンスタンス」
を完成させたんだ。

「種田・ミレニアム・オープンスタンス!」
種田ミレニアムオープンスタンス
かかって来んかいっ

 一見ただのガニマタに見えるこのスタイルだけど、 実はスポーツ科学・運動理論・心理学に裏づけされた究極のバッティング・フォーム。

…というようなことはない


 この新フォームでセ投手陣を恐怖のどん底に陥れた種田は、
「代打で十一打席連続出塁」の日本記録
を達成し、代打屋として日本のプロ野球の歴史の頂点に立ち、 『カムバック賞』を受賞した。

 種田がもし今も中日にいたら、同期の井上と二人で 最強のイケメン・コンビを結成していただろうね。 なにせ種田はチームメイトから「マイケル」と呼ばれるほど超イケメンだったんだから。


2000年
ベストオーダー
2000年ベストオーダー

人物紹介
曹竣揚
曹竣揚
(そう・しゅんよう、2000-2002)
 台湾プロ野球の新人王&MVP。 統一ライオンズでデビュー年にノーヒットノーランを挙げた“台湾の近藤真一”。



2000年
順位表
2000年順位

2000年
表彰選手
2000年表彰選手



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