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第二次星野時代

福留孝介が逆指名で入団 1998年

星野仙一
高 校時のドラフトでは読売・中日を逆指名した福留孝介。 社会人になってのドラフトでは読売が撤退、 中日が単独逆指名を得る。

 読売は「メジャー挑戦、十二球団お断り」 を宣言していた上原浩治がなぜか急転して読売を逆指名、 また、広島カープ入団確実と言われていた二岡智宏がなぜか急転して読売を逆指名と、 不思議なこと が次々起こり、 中日は福留の単独逆指名を得ることが出来たんだ。

読売を逆指名した選手は、契約金が上限一億五千万なのに ご両親に三億円の豪邸をプレゼントするらしいな。 青コアラ
金コアラ 親孝行だな。

 こうして中日に入団した福留の入団発表はドラゴンズ史上初、 「ファン感謝デー」の晴れ舞台でファンにお披露目された。

キモイの
左からドロンジョ・ボヤッキー・トンズラー

 高校時代はショート、 社会人ではサードにコンバートされてたんだけど、 プロでは「ショート一本でやりたい」 という 本人の要望 により、 外国人の李鐘範を外野に回し、天才ショートの久慈をベンチに追いやって、 一年目から中日のレギュラーショートの座を与えられた。

 逆指名で入った選手にはいろんな“特権”が与えられた時代だったんだね。



1998年
ドラフト
1998年ドラフト


人物紹介
福留孝介
福留孝介
(ふくどめ・こうすけ、1999-2007)
 ストライクボールの判定をぜんぶ自分で決めるミスター・セルフジャッジ。 審判がストライクと言っても福留の中ではストライク。 査定担当が三億七千万と言っても福留の中では五億円。 自分が決めたジャッジ以外は認めない。

岩瀬仁紀
岩瀬仁紀
(いわせ・ひとき、1999-)
 入団したときはおじいちゃんだったが、 年月を経るにつれどんどん若返っていく妖怪。

小笠原孝
小笠原孝
(おがさわら・たかし、1999-)
 食堂で、スポーツニュースでテレビ画面に大映しになる川上 (=上下関係の厳しい明大野球部の先輩)に向かって 笑いながらおしぼりを投げつけた勇者。




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