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新しい歴史
ブランコ、シェーざんす
六月五日(金)○中日―●千葉ロッテ

ブランコ レ イディースエンジェントルメン、アンドおとっつぁんおっかさん。 さいざんす。 おこんばんわ。 ネチョリンコンでハベレケレ。 バッカじゃなかろか。

 これらの数々の流行語を生み出した昭和の芸人・ トニー谷 を知っているだろうか。

 トニー谷の芸人デビューは一九四九年、 日米野球の歓迎会の司会としてだった。
 以後、独特のしゃべり口で人気を博していく。

 その芸風をデフォルメし、キャラクター化したのが 『おそ松くん』に登場するイヤミ である。

 トニー谷→野球→イヤミ。

 この繋がりから、 トニ・ブランコとイヤミが因縁浅からぬ関係 であることに気づいた人も多いのではないか。

気づくか! 青コアラ
金コアラ 親戚かも知れんぞ。トニーとトニだし。

 …まあ、これだけの材料では 「トニ・ブランコとトニー谷、ひいてはトニー谷をモデルにしたイヤミには深い関係がある」 と言っても信じない人もいるかも知れない。

 だが、それを証明するような出来事が、 この試合中にあったのだ!!

 六回裏、一点を追う中日がブランコの鮮やかなツーランホームランで 逆転を決めたときである。


ブランコ、片手一本でホームラン!

ブランコ


!! 青コアラ
金コアラ こ、これは…!

ブランコ&イヤミ

「シェー!!」

 そう。この瞬間、 「もしや、ブランコとイヤミは親族ではないのか」 という大胆な仮説は、実証されたのだ!!

  1 2 3 4 5 6 7 8 9   R
千葉ロッテ  
中日  
【中日】 ○吉見→浅尾→S岩瀬
【千葉ロッテ】 ●小野→小林宏
【本塁打】 ブランコ十五号(小野)


今日のヒーロー

たいへんよくできました
ブランコ
ブランコ
 片手一本で振り抜き、かすった当たりが決勝ツーラン。 打たれた小野は詐欺にでもあった気分だろう。

たいへんよくできました
森野将彦
森野将彦
(もりの・まさひこ)
 ブランコの前にランナーとして出れるようになった。

たいへんよくできました
吉見一起
吉見一起
(よしみ・かずき)
 先発して七回一失点。 被安打九を浴びたものの、要所要所を締めた。

たいへんよくできました
浅尾拓也
浅尾拓也
(あさお・たくや)
 今日も元気に一イニングをセットアップ。

たいへんよくできました
岩瀬仁紀
岩瀬仁紀
(いわせ・ひとき)
 今日も元気にラスト九回を三者三振でクローズ。



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