第144話

地域密着〜東京ヤクルト編〜



 
ヤクルト
中日

※ごらんのようなスコアですので本日は予定を変更して、プロ野球活性化ドキュメント 『地域密着〜東京ヤクルト編〜』をお送りいたします。


古田選手兼監督 「アカン…せっかくFプロジェクト立ち上げたのに、全然お客が入らん…。 何でやろ…」
岩村 「監督、オレにいい考えがあるぜ」
古田選手兼監督 「岩村!」
岩村 「地域密着ってのは、野球を見に来ない地元の人に、 いかにチームをアピールするかだぜ。

Fプロジェクトは球場に来た人にしかサービスしない。 そこが間違ってるぜ」
古田選手兼監督 「え、そうだったの!?
 メガネデーとかゆかたデーじゃダメなの?」
岩村 「メガネなんてメガネ屋に行きゃあ幾らでもあるだろうがッ!
ゆかたも着物屋行けばいっぱいあるだろうがッ!
バカかおめぇッ!?」

誰がメガネやゆかた目当てに球場来るんだよ!
古田選手兼監督 「ば、ばか?」
岩村 「…ま、とにかく地域密着の手っ取り早い方法は、地元新聞を味方につけることだぜ。
ドラゴンズ・カープ・ホークス・ファイターズ、 地域密着がうまくいってるチームは必ず地元の新聞を味方にしてるぜ」
古田選手兼監督 「なるほど。新聞か…」
岩村 「オレたち東京ヤクルトは東京の球団だぜ。 東京の新聞とタイアップして、 ヤクルトを宣伝してもらうぜ」
古田選手兼監督 「でも、東京新聞は中日新聞系列だし…」
岩村 「オレに任せてほしいぜ。 明日の新聞を楽しみにしてて欲しいぜ」




そして、翌日の夕方。



つば九郎 「監督!球場で新聞が配られてますよ!
一部持ってきました!」
古田選手兼監督 「おお、岩村が言ってた例のヤツか、どれどれ…」


(東京地元密着夕刊紙『東京スポーツ』(9/8発行))

東スポ


古田選手兼監督 (…なんでベンチ裏の出来事がバレてるんや…)


 この後、ファンの間では 「今度は岩村が古田に何を投げるのか」で話題沸騰、 “新・因縁の対決”として注目を浴び、残りシーズンの神宮名物となるのだった。


ぶっちぎ竜