第160話

井上選手会長の一日



 今日は、読者の皆さんから一番質問の多い、


カズキとチビッコ


 という質問に答えてみたいと思います。

 選手会長の仕事、といってもそれは各チームによってさまざまなので、 ここでは我らがドラゴンズの井上一樹せんしゅかいちょうの一日を追ってみましょう。






昇竜ならぬ

いも焼酎


 この日の試合前、井上選手会長は裏方さんにイモ焼酎を配ってました。
 何でも先日の「1000試合出場記念」に地元の知り合いの方が届けてくれたものだそうです。
 いつもお世話になってる裏方さんへの気遣い、これも選手会長のお仕事です。


カズキとチビッコ






走る井上!

「うおおお!三塁イケるで!!」

井上、二塁を回った!


井上、三塁ベース到達!



井上、何かに気づく。


高代、回してるー!!













アウト!


 ちょっと張り切りすぎてしましまいました。
 でも選手会長だから、高代のアホな要求にも従わないわけにはいきません。
 三塁からホームまでの直線、意識朦朧とした井上選手会長の耳には サライの大合唱 が聞こえていたそうですが、もちろん幻聴です。


カズキとチビッコ





井上、決めポーズ

「ここは選手会長の俺が決めるしかないやろ!」


井上、三振!


 だいたいいつもこんな感じで、146試合を過ごします。


カズキとチビッコ







 いつも元気な井上選手を見て、みんなが元気になります。
 だから井上選手が暴走や三振でアウトになっても、 チームのみんなが「井上さんに負けずに頑張ろう!」と一丸になって、試合を勝利に導くのです。


 「みんなに元気を分けてあげる」
 それが、選手会長のお仕事です。



 
横浜
中日 x

×横8−9中○


 今日も井上選手会長のおかげで勝ちました。



ぶっちぎ竜