第54話

私の頭の中の山崎



野村 vs 落合
2回戦

1関川
2高須
3礒部
4フェル
5リック
6憲史
7山下
8藤井
9青山
落合vsノムさん
1荒木
2井端
3福留
4ウッズ
5オチョア
6立浪
7井上
8谷繁
9ドミンゴ
 
楽天        
中日        


 5回までに8対1と試合を決めると、先発ドミンゴのあとを受け6回のマウンドに上がったのは、

 “中日の Ctrl+alt+D×2 ”こと久本祐一

 だったッ!!!


久本

「7点差だったら一発で強制終了はないゾ!」


 そして、CS解説・川又米利さんの「彼(=久本)はこういうピッチングをするときがあるから、 使い方に困るんですよね〜」という ミもフタもない解説 の中、久本は6回から8回を3安打無失点、ロングリリーフとして完璧な仕事をこなし、 9回に突入したのである!

  ここで、久本はナゴヤドームの空気を読み、 とんでもないことを実践する!!



久本 先頭打者にフォアボール!

久本 無死一塁からフォアボール!

久本 無死一二塁からフォアボール!



無死満塁!

ここまで好投を続けてきた久本が何故、とつぜん崩れたのか!?
その答えは、ネクストバッターズサークルにあった。



野村監督 「代打・山崎武司!!」



山崎武司登場!

↑山崎登場に盛り上がる一塁側スタンド



落合親分 「む…山崎を登場させるために、あえて連続四球を出したか、久本…!」

落合親分 「しかし…オラの中の山崎武司のイメージだと、ノーアウト満塁、 このシチュエーションなら山崎は…間違いなく…」



山崎

「三振しちゃった。テヘッ☆」


山崎武司再見!

↑いつまでも変わらない山崎に感無量の中日ファン


 オリックス・楽天と転々としても、 チームが変わっても決して変わらない山崎武司の姿(=チャンスで三振)に、 中日ファンは懐かしい記憶を揺り動かされ、思い出に浸るのだった。


勝利
 
楽天
中日 x 10

×楽1−10中○

ぶっちぎ竜