ボクのサイン
〜人気選手たちの座右の銘〜

2005.10.10 森野・幕田・井上
2005.10.12 小山・野口

森野将彦のサイン
 森野というと、 「勝敗にすごい関係する場面であろうが、全く関係ない消化イニングであろうが、 マイペースの自分なりのバッティングしかしない」 というイメージがありますが、それこそはまさに『平常心』の一言です。

 「チャンスだから絶対に打たなくては!」
 も無ければ、
 「どうでもいい打席だから適当に打とう」
 もない。

 本当に、場面とかあんまり気にしない、マイペースなバッターだと思います。
 あ、もちろん誉めてませんよ!


 ←しかし嬉しそうですね、森野!!っていうか怖いです森野!

 書いてることは普通ですが、 「幕田にもこんなさわやかな時代があったのか!?」 という 意味では衝撃的、貴重なショットです。(当時19)

 ちなみに『努力』の2文字は、母校・横浜高校の渡辺監督の教えだそうです。
幕田賢治のサイン

井上一樹のサイン
 左のアホ面、もとい、達筆な色紙を掲げているのは若き日の井上一樹(当時26)です。(口が半開きです)
 井上は顔はだらしないが字は達筆。色紙には“座右の銘”としてこう書いています。

 「桜島のような男になりたい」


 ……い、言ってることは意味不明ですが、 とりあえず字は達筆ということは分かっていただけたと思います。

 小山伸一郎、ルーキーイヤーの19歳。

 ----初登板は五月三十一日対ダイエー戦。三番手で1イニング無安打、無失点。 そして初勝利は六月十日、ナゴヤドームでの対広島戦。 初先発で5回を無失点で投げ切った。 「今思えば、そのときは勢いだけで投げていた気がします」

 あれから8年。小山は
 今も勢いだけで投げている。
小山伸一郎のサイン

野口茂樹のサイン
 僕らののぐちん、プロ入り3年目の21歳。
 やればできる子だよ、野口。

 サインなのに、一文字一文字丁寧に書く野口。
 いわく、「もらってくれる人に失礼ですから」

 野口にとってサインは「選手がしてあげるもの」ではなく「ファンがもらってくれるもの」。 「ファンサービス=サイン会だゲバー」「サインしてあげたから給料あげろゲバー」 などと言い出す勘違い&付け上がり選手が増える中、野口の人柄は心が洗われます。

 みんなが野口みたいだったら球界は……それはそれで、大変だ。