11/29(月) 副会長が野口→岩瀬に | ||||||||||||||||||
![]() ![]() 長野・昼神温泉で中日選手会の総会&納会が行われ、2005年の役員人事で新・副会長に 岩瀬仁紀投手(30)が就任した。 中スポでは「今年、副会長を務めた野口茂樹投手(30)が 任期満了で、岩瀬にバトンタッチ」 したことになってるが、 人気満了の割に他の重要なポストは変更なし。他紙では 「トレード要員のまま選手会役員を続けるのは、 移籍となったときに迷惑がかかるので野口が自ら辞任を申し出た」と ありのままを伝えていた。 そういえば中村さんや井上一樹が役員を外れたのもそろそろ首筋に寒いものが吹き始めた時期。 逆に、立浪が選手会長に就任したときは某夕刊紙に「中日、イチロー獲り!交換相手は立浪ら3人」 と出た時期とリンクしており、どうもこの選手会人事、実質は 選手会のプロテクト意思表明 として球団側と“見えないキャッチボール”をしているようだ。 2005年シーズンの役員は以下の通り。
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11/29(月) 真の主砲、球団批判! | |||||||||||||||||||||
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24日の第1回交渉では「金額には納得してるが、ちょっと代表と話がしたい」と“謎の保留”をした真の主砲・井上だったが、
その保留理由が明らかになった! 実は、第1回交渉の3日後、27日に井上と伊藤球団代表の間で極秘交渉が行われ、 その席で主砲は 「名古屋にいる選手はトレード要員とか言われて、 不安に思っている人がいる。そういうのはどうかと思う」 と訴えていたのだ! そう、主砲の保留の意図は、落合監督&森コーチがナゴヤ球場組を「トレード要員」と言い放った事に対する、 代表への直接抗議だったのである。 立浪・井端ら「表の選手会長」と違い、 自身も毎年トレード要員に名前が挙がり、 2軍経験もたっぷりの「陰の選手会長・井上」だけに、 ボーダーライン選手の気持ちはよく分かる。 そんな思いのたけを代表にぶつけた主砲は、 「フフ、さすがオレ、ええコト言うで。ここは記者さんにもきっちりアピールしとかんと」 と記者会見に望もうとしたが、 この日はファン感謝デーで、契約更改の記者会見の席がセットされてなかった ことを知り、またまたサイン保留、そして29日に3回目交渉に挑み、 「交渉時間5分」でサイン、 念願の記者会見が開けたというわけだ。
「トレード要員発言について、球団に抗議しました!」 選手側からはおそらく初といえる“落合批判”! しかし、この勇気ある発言は 翌日の中スポ紙面ではばっさりカット (さすが大本営)、アンチ落合の大阪ニッカンと、火種大好きのサンスポが面白おかしく報道したのみで、 中スポでは「井上、笑顔の更改」と何事もなかったように隠蔽した。
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11/28(日) 楽天、関川獲得を正式発表 | |
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中日からトレード要員通告され、移籍先を探していた関川浩一外野手(34)について、
楽天への無償トレードが正式に決定、小山と共に29日に公示される。 関川は自身のHP で、
これで楽天の元中日メンバーは益田・小池・中村武志・関川・小山、 また紀藤・酒井・山崎武司が内定しており8名。 「あれ?合併って近鉄と中日だっけ?」 と思わせるにもう少しだ。 |
11/27(土) 小山、楽天へトレード | |
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96年のドラフトで中日が1位指名を予定していた井口、
2位指名を予定していた柴原をともにダイエーにかっさらわれ、
当時、星野監督が自分の公式HP上で
「
選手の逆指名をもらおうと思えば、
裏金を使うのは当たり前の時代だが、
それにしても何とかならんもんか」
と、一場の裏金事件が発覚する8年前も前に自ら「裏金の存在」をリーク、
しかしこの暴露発言は当時マスコミに全く取り上げられ事なく、
今頃になってオーナーが「裏金事件」で3人も辞任、井口が入団時にダイエーと
「7年後のメジャー移籍」を密約していた事が発覚するなど、
ある意味では
あそこで不正を正していれば、
密約と赤字経営と不正疑惑で球界をかき回したダイエー球団をもっと早くに追放、
球界の清浄化が出来ていたかも知れないターニング・ポイントであったあの年のドラフト
で、井口・柴原の代わりに1位指名された
超大物・小山伸一郎
投手(26)が、
7年間で4勝という数字を残し、楽天に無償トレードされることが決まった。 山北に続き小山まで出されたことで、 中日2軍の最大勢力・旧今中組系遠藤一派はボスザル・遠藤のみを残すだけになり、 ナゴヤ球場周辺のパチンコ屋では「店の売り上げが大幅に落ちる」と危機感を募らせている。 |
11/25(木) 中日、納会? | |||||||||||||||||||||||||||
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この日、中日ドラゴンズの「納会」が行われたらしいのだが、
この球団は、「納会」の意味を分かっているのか。 なんで「仕事納め」である納会終了後に、イベントがこんなに詰まっているのか。 普通はファン感謝デーは選手が参加する最後の行事であり、納会はその後に行なわれるはず。 そもそも「OB会」が何で貴重な11月末の日曜日に? 選手と違って拘束期間のないOB会など、別に12月でもよさそうなものだが。 まさか ファン感と同じ日に行われるマスターズリーグの試合で 『名古屋80デイザース』のメンバーがナゴドに集結するので、 試合がナイトゲームという事もあり翌日の日曜にOB飲み会を設定、 球団納会のスケジュールを変えさせた わけでもあるまいし。 まさか。 OB会が自分たちの飲み会のために、球団納会の日を変更させるなんてことが、まさか。 まさかいくら何でも。
(※)…昨年(2003年)は横浜は経費削減のため納会を中止している。 多分今年もないだろう。 |
11/25(木) 筒井、余計な一言 | |
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11月23日に突然の戦力外通告を受け、時期的な遅さと経緯の説明が無かった事から
世間の同情を一身に浴びていた筒井壮元メンバーが、
この日の球団納会の前に落合監督と会談、
「(通告が)遅れて悪かったな。外から見てても何やってんだと思った」
と監督から筒井へ謝罪の言葉があったことを明かした。 これでこの騒動も一件落着、と思われたが、最後に筒井がマスコミに 「第二、第三の筒井を出さないで欲しい、と言いましたが、監督は言葉を濁してました」 と余計な一言。 監督は「戦力外通告をしたこと」を謝ってるのではなく、 時期が遅れたことと説明不足について謝罪したのであり、 「1年間で結果を出せなかったやつは切る」 「キャンプでついて来れないやつはバッサリ切る」方針に変わりはない。 競争社会に生きるプロなのだから、結果が出せなかった選手が切られるのは当たり前。 なのに、「第二の筒井を出さないように」とは何を言ってるのか? そのために努力しなければならないのは選手自身であり、監督ではない。 この発言に世間の筒井に対する同情は一斉に反転、 「何をネボケタこと言ってんだ」 「そんな甘い認識だから切られるんだ」 「自分の能力不足でクビを切られ、 ちょっと向こうに不手際があったからって被害者面、 監督に的外れな注文つけるような、第二、第三の筒井を出さないようにしよう」 と、あらためて「切られる選手には切られる理由がある」 ことを全員が再確認したのだった。 |
11/25(木) 中スポ、川上を10冠呼ばわり | |
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この日、ナゴヤのローカル・タイトル「昇竜賞」が発表され、
リーグMVPの川上憲伸が当たり前に選ばれた。 しかし、問題は翌日の中スポの1面見出し。 なんと! 川上が今年獲ったMVPなど数々の個人賞に、横並びで 「チーム内のローカルタイトル」を足して 「10冠」などと言っているのである!! 『昇竜賞』はいわゆる「チーム内MVP」。川上はリーグMVPを既に獲っているのだから、 今さらチーム内MVPをリーグMVPと同列に「○冠」でまとめてしまうのは、 いわば 甲子園大会で優勝したチームに対し、 県大会と地区予選の二つの「地区優勝」を足して「3冠達成!」と言ってるようなもの だ。 競馬でいえばGIもG3もクソミソ一緒。オープン特別まで「冠」に加えるようなもの。 川上の“ちゃんとしたタイトル”である8冠の価値まで貶めるような恥ずかしい見出しに、 全国の野球ファンは唖然・呆然とするばかり。 |
11/24(水) 井上、保留! | ||
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真の主砲・我らが井上がこの日契約更改交渉に臨み、
実に5シーズン振りのアップ提示、1300万アップの5800万円を保留した!
契約更改の席上ではいつもツッコミどころ満載のコメントをしてくれる我らが井上。 今年は本当に久々の“アップでの保留”という事で、記念に今までの主砲の契約更改を振り返ってみよう。
「金額には納得している。でも、ボクはプロになってから一度も保留したことがなかったので、 一度やってみたかった」と保留。二回目の交渉は同じ額でサイン。 【1999年の契約更改】3200→6200 一発サイン。「今季は恥ずかしくない成績、倍くらいはいくだろうなあと思っていた」と言い放ち、 「オレの優勝貢献度の順位が予想より低かったのがショック」とすっかり主砲気取り。 日本シリーズでノーヒットだった事は忘れたようだ。 【2000年の契約更改】6200→6000 保留。「ダウンはしょうがない。代表と焼酎でも飲みながらゆっくり話したかった」と謎のコメント。 2回目交渉では読売戦での4つの勝利打点をアピール、投手に対読売戦のボーナスがあるのだったら、 野手にも「読売キラー手当て」を考えてくれと要求。 結局同じ額でサイン(金額が変わってないということは、却下されたのだろう)。 愛甲引退にともない背番号の変更(99→9)を申し入れるが、これも却下された。 【2001年の契約更改】6000→5500 保留。福留の外野コンバートでレギュラーポジションを失う。2回目の交渉で同じ額でサイン。 保留の理由は忘れた(当時、センイチ采配の投げやりっぷりにsato23の野球熱が著しく低下したため、 当時の野球情報については記憶が曖昧である)。 去年井上が欲しがった「9番」は新人・田上に。 井上の足元が怪しくなり始める。 【2002年の契約更改】5500→5200 一発サイン。シーズン中にトレード話が新聞にリークした事について抗議(このときはロッテ)。 サッパリな成績の割にたった300万ダウンで済んだのは、 球団からの侘び料か。 J.LEEの退団により背番号の変更(99→7)を申し入れたが、 球団側に「99番を永久欠番にするつもりでやってほしい」と言われ却下。 ちなみに7番はタニシゲに持ってかれ、 99番も永久欠番にならなかった。 【2003年の契約更改】5300→4500 一発サイン。記者会見では開口一番「200万アップです」と寒いギャグを飛ばしたが、 実際は800万ダウン。「給料が下がるのはしょうがない。ただ来年クリーンな気持ちでやれる。 すごくいい契約更改だった」と、監督が山田→落合に変わり、秋季キャンプでも特別強化選手に指定されたことに大満足の様子。 「ここ1、2年はさっぱりだった。監督は10%の底上げと言っているけど、僕は50%も60%も底上げしたい」と井上。 「ここ1、2年」とは何処かで記憶のすり替えが行われているような気がするが、 心機一転、過去のイヤな記憶は捨て去ったのだろう。 【2004年の契約更改】4500→5800
保留。「球団代表と直接話をしたい」という井上だが、代表じゃない人と2時間も何を話したのか。
どうせまた何かたくらんでるに決まっている。ここ数年(低成績で)おとなしかった井上の、
「オフの目立ちたいモード」にスイッチが入った。 なお、契約更改の席では「僕はレギュラーとスーパーサブの間なので、評価も難しいでしょう」と言い “自分だけは他の控えと違う”とばかりに差別化を図った主砲だが、 周りから見れば大西・渡邊と同じ“普通の控え”なので、 変な心配は無用だ。>井上 ![]() 渡邊・英智はゴールデングラブ賞を獲ったので「レギュラーに極めて近いサブ」と言えるが、 井上が取ったタイトルといえば「報知ゴールデンスピリッツ賞」だけで、 同じゴールデンでもかなり意味合いが違う。 |
11/23(火) 筒井壮、季節外れの戦力外通告 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昨オフ、広島から筒井正也がテスト入団したことで登録名が「筒井」から「筒井壮」に変わった壮ちゃん、
それに伴い応援テーマも
♪ホームラン・ホームラン、つっつっいー(ソウ!) ♪さあ来るぞ!絶好球!狙い定めてぶちかませ(ソウーれそれそれ) ♪かっ飛ばせー、筒井!(ソウ!)
↑今シーズンは一度も東京行きの 新幹線に乗る事はなかった。 |
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11/22(月) 呪いは樋口にまで | |
この日、中スポ1面を見た全国1億8000万の中日ファンが目を疑った。 「またか…。また中スポか!!」 和製ランディがトレードに出されてまだ日も浅いというのに、 中スポが今度は樋口に呪いをかけた!! ![]() ドラフトで高校生を指名しなかった事で、 高校生内野手だったら誰でもいい毎年恒例“立浪2世”のフレーズ が今年は使えなかったことが余程中スポ記者に取ってストレスだったのか、 その矛先はまだ契約もしてない入団発表前のルーキーに向けられた! その点、トーチュウはさすが本家のこんな寒い1面見出しは完全無視、 トップ記事には久しぶりにF1を持ってきたわけだが、 「セナ、甦った」という 東スポ並みのあり得ない見出し で、別の意味で読者をびっくりさせた。 |
11/20(土) 正津&宮越が西武へトレード | |
![]() ![]() 「40センチは落ちましたよ!正津さん!」 でお馴染みの中日のいじられキャラ・人気者の正津英志投手(32)が、 ついにその40センチ落ちるというシンカーを1軍のマウンドで一度も見せる事なく、 西武にトレードされる事が決定した。 また、「ナオミ」という一過性のニックネームを付けられたことで、 いつまで経ってもナオミ呼ばわりの宮越徹投手(26)も同じく西武にトレード。 環境を変えることによって、 新しいファンに新しいニックネームを付けてもらえるかもと宮越の胸は高まっている。 なお、交換相手は大友進外野手(30)、 玉野宏昌内野手(26)。
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11/19(金) 福留&谷繁、観客動員を訴える | ||||||||||||||||||||||||||||
この日おこなわれた契約更改では、タニシゲが現状維持、柳沢が96%アップと
今年“額面以上に期待に応えた”捕手はタニシゲではなく柳沢
であった事があらためてクローズアップされた結果となったが、そんな役に立たないタニシゲでも、
契約更改の席上では「もっとお客さんが球場に来るよう、ファンサービスをしてほしい」と、
初めてファンの期待に応える
要求を球団側に付けつけた。 プレーでは自分のことしか考えない一発狙いの大振りが目立つタニシゲだけに、 球団から「経営者側がファンの期待を無視して、経営者の論理で営業をして何が悪い。 いつもキミがやってる事じゃないか」 とツッコまれたら終わりだったのだが、そういうツッコミもなかった様子で、 一方では福留も入場料の見直しなどファンの立場に立った改善案を要求。 このファンサービスが悪いことで有名なサイン拒否選手・2トップ が、ファンサービスを口にするようになったのは劇的な進歩といえる。
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11/17(水) ドラフト、11人指名! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この日行なわれたドラフト会議で、 中日は第1回ドラフト以来という大量11名の選手を指名し、 交渉権を獲得した。 この中で注目したいのは8巡目指名の 小山良男だ。 思えば3年前、中村武志に代わる捕手育成を放棄、 出来合いのタニシゲを獲得してその場をごまかし、以後、 前田章・田上・小川と2度のドラフトで3捕手を獲得するが、 いずれも成長に至らず。 そして今年はトレードで千葉ロッテから清水将、 ドラフトで小山良と、実に3年間で5人もの捕手を“補強”した事になる。 無論この捕手集めの意図は、来年タニシゲがFA権を取得、 そして同時にホークスでは城島がFAでメジャー移籍、 ソフトバンクが阿呆みたいなマネーゲームでタニシゲ獲得に動く であろうことは必至で、その対策といえる。 言ってみれば、小山良や小川に「光」がまるで見えて来なかった場合、 またタニシゲに4年何十億とか払わなければいけなくなる わけで、また4年単位育成が遅れていくわけだ。
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11/15(月) 瀬間仲&桜井、ナゴヤ合流 | ||
![]() ![]() 秋季キャンプ参加メンバーに名前が無かったので、てっきり トレード要員のナゴヤ球場負け犬軍団 と(本紙編集部に)思われていた瀬間仲ノルベルト内野手(20)・桜井好美外野手(20) の両ブラジル人がこの日、 野球ワールドカップ予選から戻り、ナゴヤ球場での秋季練習に合流した。 (トレード要員でいないの訳では無かったのだ!) 桜井・瀬間仲を擁するブラジル・チームは、 ワールドカップ中南米予選を5位で通過、 来年9月に行われる本大会出場(オランダ)のキップを手にいれた。 本大会の優勝候補筆頭・キューバ相手には1点差惜敗と大健闘。 1安打2四球の桜井は 「キューバを本気にさせることができました。いい経験になりました」と大満足。 そしてアテネ五輪ナガシマ・ジャパンが「あのキューバに勝ったオレたちはスゴイ」 と自画自賛していた「あのキューバ」が、 今年の代表レベルは、ブラジル代表に苦戦するレベル だったことが、今ここに明らかにされたのである。
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11/15(月) 中スポの呪い、小林に | |
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オフだと思ってやりたい放題の中スポ
のこの日の1面は「小林、左の岩隈だ!」。
「小林」とは3年目を迎える小林正人投手(24)の事だが、そんな
マニアしか知らない選手
を1面に持ってくるあたり、中スポは本気で新聞を売る気があるのか。岩隈もさぞや気分が悪いだろう。 半ばヤケクソ気味のこの「岩隈、小林と同レベル!」(意訳)というネタ記事も問題アリだが、 それより深刻な“問題発言”が文中にあった。
チーム内からは岩隈ならぬ「コバクマ」との声も出た。 出たぁぁぁぁあああ!! 中スポ名物!「ニックネーム付け」!! ああっ、ついにやってしまった!! 「ニックネームをつけた選手は潰れる」というジンクスの波に飲み込まれ、 “知多の大魔神”“韓国のイチロー”“和製ランディ”と呼ばれた男たちが 次々とチームを去っていく中、 次なる生贄は“コバクマ”だ!! 「呪いのニックネーム」を付けられた小林、 いよいよ(中スポのせいで)来季に進退をかける。 |
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11/12(金) 落合竜、スコアラー11人制! | |||||||||||||||
![]() ![]() ![]() まずその前に、今シーズンのチーム別対戦成績を見てみよう。
以上を踏まえ、 中日が今オフから新スコアラーとして、今季引退した善村・筒井正・前田新を新加入、 総勢11名による大所帯で来季からの交流戦、そして日本シリーズ対策に挑む。 なお、この人事異動に伴い、 今シーズン負け越しのヤクルト担当だった平松、 読売担当だった片貝チーフスコアラーが2軍のビデオ係に配置換え、 大本営発表によれば「動作解析のスペシャリスト」として期待されているらしい。 |
11/11(木) 岡本、ベンツを手に入れる | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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この日、中日ドラゴンズ限定のローカルタイトル
『ヤナセMIP賞』
が発表され、
中継ぎで岩瀬のヘッポコ振りを見事にカバーした岡本真也投手(30)が受賞、
商品として600万円相当のベンツが送られる。 ところでこのヤナセMIP賞だが、定義には 「シーズンで最も印象的な活躍をした中日の若手選手に対し、 ファン投票および選考委員の選定によりおくられる」 とあり、新人王と同じで1回こっきりの受賞、 歴代の受賞選手を見ると、なるほどといえるメンツが並ぶ (他に中日のローカルタイトルには、MVPと同様の意味を持つ「昇竜賞」がある。 優勝逃した&ろくな新人出て来なかったシーズンでも、 中日チーム内部で新人賞とMVPを決めちゃおうという主旨であり、 実に名古屋らしい感覚といえる) 。
新人王と同様、 1年で萎んでしまった選手もいれば、 その後中日の不動のレギュラーとして大活躍した選手もいるわけだが、そんな事よりも気になるのは「シーズンで最も印象的な活躍をした中日の 若手選手に対し〜」 という定義文。 このチームで“若手”というのは何歳くらいまでを言うのか? という疑問である。 そういえば外野席応援団の「応援歌のない選手のヒッティングマーチ」は、 若手が「♪打って走れば若竜に〜」、ベテランが「ホームラン×2、○○〜」 と二種類を使い分けているが、 つい最近まではその区分も曖昧で、 愛甲と南渕はベテランのテーマ、それ以外は若手のテーマ というのが暗黙の了解で、三十路近い選手を若竜呼ばわりしてた事もあった (現在では入団年数によって区分けしているらしい)。 また、中日の球団大幹部であるミスターDが、コラムの中で 「井上のようなベテランはいいから、大西のような若手を使ったらどうだ」 と言ったこともあった。 (もちろん2人は同学年・同年齢であり、 高校時代は同じ鹿児島県予選で甲子園を争ったライバルだった (ライバルと思っていたのは大西だけだったようだが))。 そして今回は、30歳の岡本 が「若手に与えられる賞」を受賞。 さっそくあとで 「これトリビアになりませんか?」 とタモリに調査依頼メールでも出してみることにしよう。 |
11/11(木) ゴールデングラブ賞、中日は6選手 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 三井ゴールデングラブ賞が発表され、中日からは川上・渡邉・荒木・井端・オチョワ・英智が選出、 9ポジション中6ポジションを占領した! 残り3ポジションはヤクルト2、阪神1で、史上最強打線& 史上最弱守備で鳴らす読売からの選出はゼロ。 両者の「チームカラー」がくっきり表れた投票結果となった。
なお、10月27日に発表されたベストナインでは、 ウッズ・ラロッカ・立浪・嶋・金本・ローズが選ばれているが、特筆すべきは 今年もっとも活躍したはずのセのベストナイン&ゴールデングラブ賞の中に、 ナガシマジャパン五輪代表選手が一人もいない という驚愕の事実であり、 アテネの五輪選考で選手を選んだ「ナガシマジャパン・スタッフ」の眼がいかに節穴だったかが見てとれる。 |
11/10(水) 森野2号・英智3号! | |||||||||||||||||||||||||||||||
![]() ![]() 「練習についてこれないやつは名古屋へ帰す」との落合監督の方針通り、 この日はふくらはぎ肉離れの森野が午前中の飛行機で、 左膝故障の英智が午後の飛行機で名古屋へお帰りとなった。 ![]() ↑名古屋へ飛び立つ飛行機。仙台までは乗り換え1本だ。 そしてこの日の練習では仲澤が自打球を当ててリタイア。 状態を見て練習に影響するようなら明日にも強制送還となるが、仲澤は 「やります!アイシングしてでもやります!どうか残してください!」と涙の直訴。 そんなに仙台イヤか、仲澤。 なお、この日のうちに英智の契約更改がいそいそと行なわれたが、 森野の更改は行なわれなかった。
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11/9(火) ミツ&ショーゴー、プロテクトされていた! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() ![]() この日の契約更改で、高橋光信が660万アップの1900万、森は250万アップの1300万でそれぞれ更改した。 それぞれ球団査定に「落合査定」の100万がプラスされた形だったが、そんな事より人々を驚かせたのは 毎年トレードの噂に上がるこの「ミスター・トレード要員」 2人に対し、 落合監督が自ら球団に「森と高橋のトレード話は全部断ってください」と“プロテクト要請”していたという事実。 森・高橋光に取っては“意気に感ず”出来事だったが、そうなると気になるのはプロテクトされてない連中、 すなわち 既に主力組の更改が始まったにも関わらず、契約更改の順番を後回しにされてるナゴヤ球場組 の処遇で、 監督命令でナゴヤに残った中川や堂上が既に更改を終了してる事からも、 遅れているのは「地理的な理由」ではないという事になる。 あらためて森コーチの「ナゴヤ球場にいる連中はトレード要員」 の言葉がさらに現実性を帯びてきており、緊張感漂う「残留組」に、オフはない。
■リハビリ組
■既に契約更改の終了した選手
■特に理由なくナゴヤ球場に残され、且つ契約更改の終了してない選手
■追記(11/29)
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11/9(火) 分配ドラフト開催 | ||||||||||||||
合併球団「オリックス・バファローズ」と新球団「東北楽天イーグルス」を対象とした、
旧近鉄・オリックス選手の分配ドラフトが行われた。過去に中日に在籍した選手では、
小池秀郎投手(近)・益田大介外野手(近)が楽天に、
鈴木郁洋捕手(近)・吉原孝介捕手(オ)が合併球団にそれぞれ分配された。
また、他球団からは中村武志捕手(横)、紀藤真琴投手(中)の無償トレードによる楽天移籍が確実視されている。
※1…分配ドラフトを前にオリックスに戦力外通告された山崎武司内野手(36)は、 楽天が獲得の意思を示しているものの、山崎の方が 「条件が合えば」などと また自分の立場をわきまえない爆弾発言をしており、揉める可能性あり。 ※2…中日からトレード要員通告をされ、楽天が獲得の意思を見せている関川浩一外野手(36)については、 本人が「もし手をあげてくれる球団があれば、全球団の話を聞きたい」としており、 他球団からの打診がなければ楽天へのトレードになる。 |
11/09(火) 宣、韓国サムスン監督に | |
“無等山爆撃機”こと宣銅烈氏(41、以下愛着を込めて敬称略)が、
韓国・サムスンの監督に就任することが決まった。 宣は99年の中日優勝にクローザーとして貢献したが、その年のオフに契約条件でモメて引退、 球団には「韓国スカウト」というよく分からない閑職を与えられたが、 今年からサムスンの主席コーチに就任し、チームを韓国シリーズに導いた。 現在の金監督が球団社長に就任した事でによる繰り上がり人事となる。 中日OBが韓国プロ球団の現役監督。これによりサムスンと中日球団との強いパイプが築かれ るかどうかは、99年オフの宣退団の経緯、 その後一応“韓国スカウト”という役目を与えられたはずの宣が、 一度も韓国選手を推薦してないあたりから“推して知るべし” であり、大きな期待はしない方がいいだろう。 |
11/08(月) オチョワ、残留内定 | |
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来季の新外国人にタイロン・ウッズ内野手(35)をリストアップ、交渉が進んでいると思われる中日だが、
2年10億とも12億とも噂されるウッズへの提示金額にアレックス・オチョワ外野手(32)が反旗した。
「ウッズが10億なら、オレももっとくれ」と条件アップを要求、
残留交渉が難航していたが、ようやく交渉がまとまりそうだ。
報道されているオチョワへの提示額は
「2億7500万の2年契約」(スポニチ)、「2年6億」(中日)、「2年6億6000万」(日刊)
とさまざま。金額がそれぞれ違うのは、
今回は球団サイドが身内(中スポ)にも金額をリークしなかったためと思われ、
実際の金額は6億6000万どころではない
んじゃないか、と疑いの声も多い。
10月30日に渡米した林渉外担当が1週間経ってもまだ正式契約が結べてない事、
また、ドミンゴ・グスマン投手(29)については、
11月中旬に森コーチが視察のために渡米した際に本契約を結ぶとの事で、
ミラーのときのような子供の使いぶりを見せてる林渉外担当
だが、ミラーのときのような大どんでん返しはあるのかどうか、注目が集まる。 |
11/07(日) 朝倉、来年はトレード要員? | |
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「俺は人前で選手は晒すような叱り方はしない」と言う落合監督のポリシーすら曲げさせる
公約違反コンビ
の一人・朝倉(もう一人は野口)が、また公衆の面前で説教を受けた。 この日、朝倉が秋季キャンプで初めて入ったブルペンで、 報道陣・ファンの見守る前で 「お前をくれというチームはいっぱいある。 今年はないけど、来年ダメなら出すぞ」と炎の“戦力外(予定)通告”。 思えば、朝倉を指名した1999年のドラフトは1位指名の河内(広)、 2位指名の田中賢(日)をダブルで抽選で外し、 ハズレ1位にはいったん獲得見送りの連絡を入れたはずの朝倉、 ハズレ2位の福沢は2年で解雇、 3位の山北は今年ロッテにトレード、 そしてドラフト失敗の穴を埋めようと慌てて獲りに行った工藤・江藤にもフラれた伝説の「失敗イヤー」。 就任以来、背番号シャッフル、ユニフォーム変更とさまざまな形で 「過去の遺物」を排除してきた落合監督だが、 この勢いであの「敗北の99年ドラフト」の歴史も過去の遺物として“無かった事”に しようとの企みか。暗黒代のネガティブ・イメージの払拭は、着々と進む。 |
11/5(金) 自由枠・樋口が入団会見 | |
既に2日に自由枠締結選手としてセリーグ公示され、
中日入団が決定しているJR九州・樋口龍美投手(28)が5日、
福岡市内の同社で会見。入団発表を行った。 同投手は西武も獲得に名乗りを上げていたが、 「亡き母が中日ファンだったので」(*1) とその理由を激白、 「母のエピソード」に弱い中日ファンの心をがっちりキャッチだ。 28歳での獲得を疑問視する声もあるが、どうせ 即戦力で獲った高橋光信だってようやく出てきたのは29歳のときだし、 若いうちに獲っても一向に芽が出ずくすぶってる二十代後半の選手が予備軍には大量にいる ことを考えれば、むしろ高齢の方がダメだったら1〜2年で切れるだけに、 いつまでも根のない芽に水をやり続ける愚行 を防ぐ手段として、合理的な判断といえる。 (*1)…じゃあオマエは何処のファンだったんだ。 |
11/03(水) 山北、ニックネームの呪い | |
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中日は3日、“和製ランディ”と中スポでのみ
言われてきた山北茂利投手(27)と、
ロッテの清水将海捕手(30)の交換トレードが成立した事を発表した。 「谷繁に次ぐ第2捕手をもう1人、どうしても欲しかった。 なかなか育てられないポジションだけにな。 柳沢、清水将も含めて残った捕手でこれから競争をさせていくよ」 という落合監督だが、もちろんこれはタテマエ。 実際は、4日に日米野球のために来日するMLB軍団に備え、 もし球場で井端が 「ヘイ!ドラゴンズにはジャパニーズ・ランディ・ジョンソンがいるそうだな! どんなヤツか教えてくれよ!」 なんてロジャー・クレメンスあたりに聞かれたときに、 「え?そんな選手、うちにはいませんよ」 と言い切り、恥をかくのを未然に防ぐためのトレードというのは誰の目にも明らかだ。 |
11/01(月) 山井、初日に強制送還 | |
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「出来ないやつは名古屋に帰す」の落合監督の言葉通り、
山井が秋季キャンプ初日、わずか1時間で肩に違和感を訴えリタイア、
その日の飛行機で名古屋に強制送還された。 ちまたでは早くも 「中スポが山井に『ウルトラ山井』なんて格好悪いニックネームをつけたからだ」 という風評が立ち、 「山井は地球上では3分以上持たないのだ!」 などのまことしやかな噂が飛び交っている。 キャンプ地では 「次に中スポにニックネームを付けられるのは誰だ」 と選手たちは夜も眠れず、届けられる朝刊に神経を尖らせている。 |