井上、新背番号は「9」!

【前回までのあらすじ】
 タニシゲ、背番号剥奪!
 2年前の契約更改交渉で「背番号7をください!」とフロントにお願いし、 「返事はもうしばらく待ってくれ」 といわれ、期待して待った挙げ句、 タニシゲの入団により「ま、そういう事だから」と肩透かしを食ってしまった井上が、 再び「7番獲得」の野望に燃える!!

安土下座

 12月2日、“崖っぷちの一樹”の契約更改交渉が行われ、 武士の情けの800万両(15%)ダウン、5300万両→4500万両で契約が更改された。 (それにしても、ダウンの下限が25%なんて悪法は誰が作ったのだろう。 ダウンに下限があるならアップにも上限を設けるべきだ。 アップに上限を設けないんだったら、ダウンに下限を設けるべきではない。 今季何も仕事をしてない井上がそれでも4500万両ももらってるのは、 筆者がシゲの2億5000万の給料を批判する際に、大きな障害 であるのだ)

    【追加情報】… 井上は査定ではもっと大幅なダウンの予定だったが、 シーズン終了後に報知新聞から『ゴールデンスピリッツ賞』を頂いたおかげで、 タイトル料ならぬ「イメージアップ料」 でダウン幅を抑えられたらしい。 ちなみに、ゴールデンスピリッツ賞の賞金200万円は、 施設への寄付と、入院患者へのプレゼントに全額使ったそうだ。 さすがは我らが井上、選手生命は崖っぷちでも、 自分より他人を思いやる黄金の魂の持ち主だ。
 井上は今季、オープン戦で結果を出したにも関わらず、 開幕してみれば相変わらず 「今日は左投手だから控え」 という、 オフの間に井上が“強化テーマ”としてやってきた全ての努力を頭から否定 するような起用法で出番を奪われ、 たまに出れば大量点差でノーアウト走者無し、 「あのぅ、こんな場面で、オレは今どういうバッティングを期待されてるんでしょうか?」 という目的不明な起用のもと、 しょうがないからホームラン狙いの大振りを繰り返し、 空振り三振を量産するといった不本意な使われ方をされてきた。

 そんな山田起用にも、井上は 「何も言えない。野球人生でこれほど汚点を残した年はない」 と、言い訳なし。


責任感に強い井上。



 そして、契約更改の席上、井上は嬉しいニュースを聞くことになる。
 落合親分の方針の「背番号シャッフル」で、 3年前から要望し続けている 「1ケタ背番号」への変更が注目されていた井上だったが、
 新背番号が「9番」に決定
 したのだ!!

 おめでとう、井上!!

 第一希望である“憧れの吉村さん”の7番とはいかなかったが、 つい最近まで左の代打の切り札 として、勝負強いバッティングに定評のあった愛甲と同じ番号である。
 落合親分は、自らの“独断と偏見”で、「背番号のイメージにふさわしい配置」をすると言った。 イメージ。つまり、井上は「左の代打の切り札」のイメージなのである。

 背番号と引き換えに、
 さよならレギュラー!!

井上、スーパーサブ決定!?


- 崖っぷちの一樹 -