仕置きシリーズ・第六戦
井上、松坂を子供扱い

10月24日(日) ×名古屋−西武○



 西武の先発はスーパーエース・松坂。
 第2戦では名古屋一家にケチョンケチョンにされ、 泣きながら家に帰ってどこぞの巨乳アナの胸に埋もれて一晩中泣き明かした松坂だったが、 さすがに五輪日本代表のエース。二度つづけての失敗はしない。

 しかし!!

 その“世界の松坂”を打ち砕いた男がいた!!
 言うまでもない、名古屋一家の真の主砲、いや、
 日本の真の主砲・我らが井上
 である!!!


バキグァラキーン!!

松坂を粉砕する真の主砲

4回裏無死一、三塁、西武先発・松坂から
中前に勝ち越しタイムリーを放つ真の主砲・井上


松坂  …バ、バカな…!
 ボクは今まで多くの世界の強豪を相手に投げてきたが、
 これほどの威圧感は初めてだ…!!!



 この日、真の主砲は2回にも同点打を放っており、 2打席連続タイムリーで同点・勝ち越しを演出。 しかし、チュニチ先発・山本昌が3点を失い逆転されると、 松坂は (真の主砲以外の) 雑魚ども相手に必死の投球でチュニチ打線の反撃を封じ、 終わってみればチュニチの得点は井上の2打点のみ、2−4でまさかの敗戦、 “逆王手” をかけられた。


コラム『まゆげのヨーさん』

 通常将棋でいう“逆王手”というのは、相手方が王手をかけて、 自軍の王が逃げてる手順の中で相手方に王手をかける事を言います。 野球のように3勝3敗で「お互いが同時に王手をしてる状況」を逆王手とは言わず (そもそも将棋にそのような状況はあり得ません)、 だからこれは将棋用語ではなく、オリジナルの野球用語と言えるでしょう。 強いて言うなら麻雀でいう「追っかけリーチ」が状況的には近いと思うのですが、 やはり青少年に悪影響を与えるからダメなのでしょうか。 いやしかし、「追っかけリーチ」は若者に“先人に立ち向かう積極性”と “男が一度リーチをしたら、ドラ筋危険パイを引いてもツモ切りしなければいけないのだ” という覚悟を植えつけるために、むしろ青少年の育成には役立つと思います。
まゆげのヨーさん

編集部注: 『まゆげのヨーさん』は一見野球界への提言風になってますが、 よく読むとこれといって何か主張したい意見があるわけでもなく、 いつも困った顔をしてるだけで、読んで役に立つような事は一つも言ってないので 気をつけてください。


  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
西武 1 0 0 0 0 2 0 1 0 4
名古屋 0 1 0 1 0 0 0 0 0 2


松坂  おそろしい相手だった…。
 ボクのピッチングは、完全に井上さんの手の平の中だった…。
 もし、井上さんが9人いたら、試合にならなかっただろう。
 
落合親分  おそろしいことを言うな、松坂。
 内外野の守備も全員カズキだったら、そりゃ試合にならんだろう。


そして、2004年仕置きシリーズは、3勝3敗のタイで、 第7戦に突入 する!!




☆   ☆   ☆   ☆   ☆





『新・必殺それペナ稼業』をごらんの皆々様…

楽しい2004年シーズンはここまでであります。

たとえこのあとチュニチファンが仲間といかに楽しい飲み会のひとときを過ごそうと…

仕置きシリーズ第6戦の夜をどれだけ楽しく過ごそうと…

それはもう、過去のカーテンに閉ざされて行くのです。

これよりは

そう、これからは

辛く悲しい、長き夜が舞い降りまする。



最後の幕




ピエロからの警告

ピエロからの警告

ピエロからの警告

ピエロからの警告

ピエロからの警告

ピエロからの警告



仕置きシリーズ2004
10/25 【第7戦】 最後の仕置き 3勝4敗




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