以下の者、セの国を乱す不届き者なり。
 よって民の平和のため、仕置きを命ず。
 義のためには、我が選手生命、我が物と思わず。
 武門の議あくまで試合にて。
 己の器量を駆使し、ご下命いかにても果たすべし。
 なお、死して屍拾う者なし。
 死して屍、拾う者なし。

〜 闇の元締め 〜




堀内
江戸藩 老中 堀内

 世に不景気をもたらすこの世の悪の元凶。 よその藩から腕自慢を引き抜いては、酒と女と金で駄目にする。 民ばかりか、武士の平和まで脅かす悪の巣窟。
若松
神宮藩 若年寄 若松

 その人のよさそうな笑顔につい情をほだされがちだが、 「うちは弱いのよ。だから勘弁して!」といった弱々しい態度とは裏腹に、 陰では着々と若い戦力を整え、潜在能力ではセの国で一番といわれる。 あなどれない狸。
山本
広島藩 藩主 山本

 とんちんかんな政治で広島の民を不幸にするダメ藩主。 ほっておいても天下に害はないが、裏では大坂藩・星野とつながっており、 悪の大坂藩が再び天下統一に動き出したとき、連合を組み、力関係のバランスを崩すおそれあり。
山下
関内藩 大目付 山下

 名古屋藩の若年寄り・中村、異人の剣術指南役・ギャラードを迎え入れ、 さらには元名古屋藩の門倉を招くなど不穏な動きが目立つ。 天下統一は夢のまた夢、ならばせめて(谷繁への腹いせに)名古屋の地を滅ぼそうとの企みか。
岡田
大坂藩 足軽大将 岡田

 大家老・星野が病いに倒れたため、政権を継いだ。 野心家・信長の後を継ぎ、知略策略で天下を統一した秀吉のようであるが、 岡田もまた二軍の東西制圧、若手の人心掌握など天下人としての才能の片鱗は見せつつも、 秀吉の如く「生まれついての小物感」はぬぐえない。

- 新・必殺!それペナ稼業 -