9月20日(土) もうプチ読売とは呼ばせない


原監督、第二の山田か?


 19日から始まった東京エッグでの読売−阪神3連戦。 読売・渡辺オーナーが3年契約で来季続投が規定路線の原監督について、注目発言をした。
 「(球団記録となる)10連敗したら分からなかったな。もし、 ここ(阪神戦)を3タテすれば9連敗のことはチャラだ。 だが、3タテされるようだったら、(来季の続投を)考えないといかん」
 と、3連敗の場合は原監督の途中解任 を示唆。強烈なプレッシャーをかけた。

 原監督は3年契約の2年目。契約を1年残している。
 が、今年は、セ・リーグのある球団で 原なんかとは比べ物にならないほど現役時代・コーチ時代を通じ実績のある とある大物監督が、3年契約の2年目でシーズン途中に解雇された 実績があるために、

 「ああ、あれほどの往年の名選手でも、3年契約を途中で破棄してもいいんだ」

 という考え方が各球団フロントに浸透、 読売がそのチームの人事を「お手本」にした可能性は大いにある。

 ああ、何と感慨深いことだろう。
 これまで、野球協約をはるかに上回る裏金、ドラフトの抜け道利用、 コーチ・選手の引き抜き、金満補強と、常に 悪いことは読売を手本とし、「プチ読売」の名を欲しいままにしていた中日 が、ついに、読売に手本とされるような球団になったのだ!

 これぞ、主従逆転ッ!!

 いまや、中日は「プチ読売」なんかではない。
 読売が「プチ中日」なのである。


  
   それっていい事なの?
 
  
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   さあね。でも
 「何でもかんでも読売の先を行きたい!」
 って中日だから、 球団としてはそれでいんじゃないの。
 何せあの読売に、「監督のクビの切り方」で手本にされてるんだぜ。 名誉なことじゃないか。
 
  

  
   でも、3年契約の途中破棄、っていうなら去年、ベイの森監督もそうじゃなかったっけ?  
  
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   ああ、そうか。じゃあ中日は「プチ横浜」かな。 そう言われると
 優勝後の転落ぶりも、98年以降の横浜を見るようだしね。

 ベイも中日も読売も、「成績不振が解雇の理由になる」んであれば、 3年契約なんかしなきゃいいんだ。もし契約をするんだったら、その約束は何があっても守らなきゃいけない。
 選手には「プロ野球は契約社会」とか言うくせに、 自分は契約を遵守しないんだよなあ、中日フロントは。
 
  

  
   ミラーのときは「契約をしておきながら破棄とは何事だ!」 「プロ野球は契約社会だ!」 「訴えてやる!」なんて声高に叫んでたのにね。

 ミラーに契約を反故にされたときはあれだけ怒っといて、 自分は山田監督との契約を平気で反故にするんだもんね。

 ようし、山田監督、球団を訴えちゃえ!
 
  
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   まあ間違いなく敗訴だとしても、 無責任に「守らない約束」をしたがる、中日フロントへの今後の牽制にはなるだろうね。  
  

  
 
  • 明大・センちゃんへの1位指名約束(実際はネッピー島野)  
  • PL・キヨハラさんへの1位指名約束(実際は桑田)  
  • 上宮・元木への1位指名約束(実際は大森)
 かつて「守らない約束」は読売のお家芸だったのにね。
 
  
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   今ではすっかり中日のお家芸さ。
 いまや球界の盟主(=ルール違反のさきがけ)は、完全に中日がイニシアチブを握ったよ。
 
  

  
   ついに中日は読売を超えたのね!!
 
  
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   “やり方の汚さ”ではね!
 彼らの「打倒・読売」という、親会社にとっての最大の悲願は達成された。
 来年からはそろそろ、 「打倒・ヤクルトと阪神と広島と横浜、あと野球で読売を負かす」ことを目標とし、 グラウンドでやってる方の対決 にも力を入れようじゃないか!>中日