９月１６日(火)　新監督は決まらない

なんと候補者１１人！！ 　山田久志監督の電撃休養から１週間。中日の新監督が決まらない。 　久志がベンチからいなくなってから８試合を７勝１敗と、 もはや「はなむけ」などと言うレベルを超え、 むしろ「意趣返し」とでも言うべきイヤガラセに近い連勝街道を突き進む中日 だが、この日のナゴヤドームの役員会で、休養発表後初めてフロントと白井オーナーが会談。 西川球団社長、伊藤一代表、井手編成担当が作成した「監督候補者リスト」がオーナーに手渡された。 　しかし、その数なんと１１人（まだ絞ってないんかい！）。 　白井オーナーは、 　「進展は何もない。リストは見たがこれじゃダメだと言った。どこの新聞が報じた名前かも書け、とね」 　と意味不明の発言。（次期監督は新聞予想で決まるのだろうか？） 　「急いては事をし損じる。期限は切らないし、慌てて決めることはない」 　と、確か去年のオフも一昨年のオフも同じようなことを言って新外国人をなかなか決めず、 挙げ句に獲得戦線に出遅れ、ダメ外国人ばかり集めてきたことの反省はゼロのご様子。 　さらに 　「理想は選手の長所を引き出せる人。人気？　 有名監督で失敗した例は多いし、人気を作り出せる人がいい」 　と、最有力候補とされる高木守道 氏をバッサリ。 　西川球団社長にいたっては「10月上旬から中旬あたりまでずれ込む可能性もある」と、 さすが 素人らしいのんびりさ を見せ、まるで他人事だ。 　組閣、ドラフト、FA、新外国人などこの時期から考える事は山積みなのに、 陣頭指揮を執るべき新監督は全くの白紙ということが明らかになった中日、 来季へ向けた新チーム作りは、早くも暗礁に乗り上げた。

ダメね。来年も。

ダメだね。 　有能なコーチは今から抑えとかないと、シーズン終わってからじゃよそに取られちゃうよ。 伊原とか余ってんだからさ。頭が決まらないから何も決まらない。

全てフロント主導で動く気ね。コーチもOBで固めるから、よそに根回しする必要ないのよ。 だからのんびりしてるんだわ。

高木暗黒時代の再来だね。 新監督が守道になる可能性は薄いだろうけど、 やってることは守道時代と一緒。何の権限もないチーママ監督をお飾りにして、 再びフロント主導のサラリーマン・チームを作る気だよ。

でも、１０月まで引っ張る意味はあるのかしら？

考えられることとしては、 このオフは中日はフロントが総入れ替えになるかも知れないから、 人選は新フロントに任せる、って可能性はあるね。

ああ、今の白井オーナーはオーナーであってオーナーでないものね。

補強予算を握っている中日新聞本社の社長は、 白井じゃなく 寅ちゃん だもんね。 　中日には今、３人の権力者がいる。 中日グループ総帥の大島宏彦名誉オーナー、 現オーナーの白井、 新聞本社社長の大島寅夫。三者三様、それぞれ思惑もあるだろう。 だから「１１人」なんて阿呆みたいな人数がピックアップされてるのかもね。

誰かしら？　１１人。

新聞に報じられてる範囲じゃ、 1 高木　守道 デ・報・ス・ニ・サ 2 落合　博満 デ・報・サ・東スポ 3 牛島　和彦 報 4 谷沢　健一 デ 5 小松　辰夫 ニ 　報じられてないけど候補にあがってそうなのは、 6 仁村　徹 前２軍監督 7 権藤　博 元横浜監督 8 近藤　貞雄 元中日監督 9 鈴木　孝政 元中日コーチ 10 佐々木恭介 現ヘッドコーチ 11 ？？？ 　 　ってとこだね。１１番目は誰だろう…。 ※デはデイリー、報は報知、スはスポニチ、二はニッカン、サはサンスポ、東スポは東京スポーツ。

立浪さんとか。

話題性、人気は十分だけど、 　アイツはチームが下降線をたどってる時期に 監督を引き受けるほどお人好しじゃないよ。 　ヤツが監督になるときは、（センイチが阪神監督を引き受けたときのように）ある程度戦力が整ってから、 上昇カーブを描いてるときだね。美味しいとこだけかっさらう腹さ。

そうね、その方が立浪さんって感じがするわ。 　えーと…。じゃ、今中さんは？

誰がついていくんだ、誰が。 　若手がみんなパチンコ屋通いしてしまうぞ。

思い切って、愛甲さん！

ああ、そうか。それで就任要請しようにも今どこにいるか連絡が取れなくて、結論が先延ばしに…オイ。

あとは、大島さん、中尾さん、大橋２軍監督、田尾さん、大豊さん、郭さん、か…。 　どれもパッとしないネ。

移籍の条件に「将来の指導者」を約束したっていう 　谷繁って可能性も。

クスッ。 　面白くないわ、その冗談。 　ブン殴るぞ☆