5月13日(火) クルーズを見捨てる会、発動

中日、新外国人探し


 12日、山田監督と中日フロントが協議し、 外国人調査のため林渉外担当を米に派遣することを決定した。 新外国人探しには鹿島2軍投手コーチ、 豊田守備コーチも追って渡米する予定で、このことから球団の補強方針は
  1. バルデスに替わる投手
  2. クルーズに替わる野手
 であることが推測され、 センイチを見返すという一部フロントの個人的感情のために ろくな調査もせず元阪神という理由だけで獲得した「阪神のお下がり」 は、中日の球団幹部 以外 の誰もが予想したとおり、失敗に終わったことになる。

 さて、派遣が決まってからの山田監督の行動は迅速だった。

 まずは先の対読売戦でクルーズをスタメンから外したことについて、 マスコミの前で「コーチからも 我慢の限界 という声が出てきた」 とアピール。 今までクルーズは使いたくて使っていた訳じゃないという部分を強調し ファン側に寝返る と、 北陸遠征での特別練習をクルーズに打診し拒否されたことを (言わなくてもいいのに)わざわざ報道陣の前で語り、 「来ないと思っていたよ」 と、 「クルーズ=練習嫌い」という情報を流すネガティヴ・キャンペーンを展開、 ファンのクルーズ批判がさらに加速するようにネタを提供する念の入り用だ。

 クルーズが阪神時代に打てなかった原因として、 「野村監督の度重なるクルーズ批判に、ノイローゼになりスランプになって退団した」 という情報はシーズン前に地元紙で何度か報道されたこと。 クルーズがそういう 「監督の評価を気にして、それが成績に影響する性格」 と知りながらあえてクルーズ批判 にかかるあたり、それの意図するところは明らかで、 先発ピッチャーの限界の見極めと継投は遅くても、 外国人の見極めと追い出しは素早い 、試合以外の場所での策士振りを存分に発揮する山田監督だった。


  
   …「我慢の限界」って、何それ?
  お茶の間でテレビ見てるファンじゃないのよ。 >佐々木コーチ
 
  
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   すごいよね。クルーズの不振を 一般ファンみたいな視点 で見てるよね、 佐々木コーチ。
 
  

  
    「じっと我慢してくれれば、いつかきっと打ってくれるはず!」 って、ずっとお祈りしてたんだね。ファンと一緒に。
 
  
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   『タマちゃんを見守る会』 ならぬ『クルーズを見守る会』の面々は、
     
  • 「クルーズが打てなくなって口を出しちゃいけない!黙って見守るんだ!」
     
  • 「クルーズは神経質だから、触ってはいけない、アドバイスもいけないんだ! 黙って見守ろう!」
 って言って、あたたかく見守っていたんだね。
 で、それももう「我慢の限界」と。
 
  

  
   我慢なんかしてなくていいから、 打撃のコーチングをやって欲しかったわね。>佐々木コーチ
 
  
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   コーチなんだからね…。