2月5日(水) ミラー、交渉スッポかす


ミラーの説得失敗

 児玉渉外部長が渡米しミラーとの交渉に当たっていた 現地時間4日(日本時間5日)、 ミラーが予定していた二度目の交渉をスッポかした。 代理人に電話連絡したところ、「一晩中、説得したがダメだった」との返事。 報告を受けた球団首脳は、事実上の 断念宣言を出した。

 「グズグズ言っているようだ。そう待ってもいられない。 日米の野球界にかかわることなので慎重に対応したい」。 西川球団社長は名古屋市内の球団事務所でミラー断念の方針を確認。 即座に米国人弁護士を球団に呼び、今後の対応について協議した。

 すでに払い込まれているマーリンズへの120万 ドル (約1億4400万円)の返還と契約不履行に関する違約金問題について、 法的措置も含めて検討していく。 新外国人獲得問題について、西川社長は 「あす(6日)、監督と話し合い方針を決めたい」 と話した。


  
   あの… 児玉部長は何しにアメリカへ…?
 
  
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boys_2
  
   説得だろ。ミラーに説得されに。
 
  

  
   これじゃ子供の使いだわ! 大人なのに。
 
  
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boys_2
  
   最初から「断念」の方針で渡米したんだと思うよ。 「相手が打ち合わせに来なかったから獲得断念」なんて、 億単位の取引を水に流す理由としては、説得力がないよ。
 
  

  
   まあ! 計画的だったの?
 
  
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   だってもうこの時点で、日本では中スポが先頭に立ってミラーバッシングをしてただろ? これで「ナゴヤではみんなが歓迎の準備をしています」なんて、言えるわけがないよ。
 
  

  
   そうかあ。本当に来て欲しいんなら、チームの選手の悪い評判なんて流すわけないものね。 渡米する前からもう、断念する方向で考えていたのね。
 
  
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boys_2
  
   補強は無計画でも、こういうのは計画的だね。 昔、阪急ブレーブスが江川卓を1位指名したとき、 当時の阪急スカウトが江川家とひと芝居打ったことがあった。 スカウトが「正月に江川家を訪問するので、門前払いしてください」 って江川にお願いしたんだ。「チャイムが鳴っても無視してください」と。
 
  

  
   どうしてそんなことを?
 
  
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boys_2
  
   メンツを立てるためだよ。 正月は報道陣が江川邸に多く集まっていた。 そこに阪急のスカウトが朝から挨拶に来て、門前払いされるわけだ。 で、翌日の新聞は「非情・江川!」「阪急スカウトの前に門も心も完全閉鎖!」 ってなる。阪急スカウトにしてみれば 「誠心誠意つくした」 「こんな失礼な選手はこっちから願い下げだ!」 ってファンを納得させる、格好のパフォーマンスになるからね。
 
  

  
   まあ! まさに人生は紙芝居だわ!
 
  
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boys_2
  
   子供の使いにも子供の使いなりの駆け引きがあるって事だね。 来日拒否、失踪、コロコロ変る言い訳、打ち合わせキャンセル。 ここまでやればもう「ミラー獲得失敗はフロントの責任だ!」なんていうやつもいないだろ。
 
  

  
   いるじゃん。あなた。
 
  
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boys_2
  
   そりゃそうだよ。
 外国人の獲得はフロントの仕事なんだから。選手には結果を求めるくせに、 フロントは途中経過さえミスがなければ結果は出さなくてもいい、 なんて通らないよ。
 被害者ぶって補強失敗をうやむやにしてんじゃねーよ、西川よ。
 球団社長が西川になってから、小細工多いんじゃない?中日。
 
  

  
   そういわれると、中日のミラーへの対応は「どう対応すればチームが強くなるか」じゃなく、 「どう対応すればフロントが恥をかかないか」にこだわってる気がするわ。
 
  
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boys_2
  
   来ると言って来なかったミラーに制裁を加えるように、 獲ると言って獲れなかった児玉と西川にも法的措置を踏まえて検討してほしいよ。