1月18日(土) 柳沢、代打屋へ方向転換


「絶対の存在」君臨の陰で

 中日の柳沢裕一捕手(31)が18日、『打てる控え捕手』への変身を宣言した。 ここ数年、中日は投手王国として、 キャッチャーには打撃よりもリード面が期待された。 中村武や鈴木郁も「バッティングよりまずリード」 と投高打低のチームにおいて、 自分の打撃よりも投手陣の安定に心を配ってきた。 しかし、それを変えたのが“絶対の存在”である谷繁。 どんなにリードで頑張っても、谷繁がいる限り試合には出られない。 正捕手にはなれない。 そんなジレンマが、柳沢に「代打屋」という新たな道を選ばせた。
 「谷繁さんのケガ待ちだけじゃ、始まらないんですよ。 どうすればいいのか…。やっと目標が見えてきました」

 谷繁という絶対の存在が君臨する限り、 2番手キャッチャーは有名無実。 1軍にいれば試合には出られない。 試合勘を無くさないためにわざわざ2軍に落ちて調整し、 1軍でベンチウォーマー→2軍で調整→1軍でベンチ→2軍で調整、 その繰り返しで、 昨年の柳沢はわずか6試合しか1軍戦に出場できなかった。
 「右の代打として 認めてもらえれば、試合に出る機会が増えるはずです。 ボクも今年で32歳。若い子に負けないとか言うよりも、 試合に出ることに飢えているんです」
 谷繁の存在が、 チームよりも個人を優先するように選手の意識を「変えて」いる。


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   フミに続き、また“絶対の存在”の犠牲者だよ…。
 
  

  
   でも、谷繁さんの方が実力が上なんでしょ?
 
  
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   どうかな?「実績」は谷繁が上だけどね。
 少なくとも去年のオープン戦は柳沢の方が打率はよかったし、 谷繁なんてセリーグの打撃ランキングで最下位なんだから、 打撃に関しては柳沢の方がいいと思うよ。
 
  

  
   ええー?
 でもよく「勝負強い谷繁」って聞くよ。
 
  
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   「満塁には強い」けどね。
 
  

  
   満塁に強い、イコール勝負強い、じゃないの? 中スポは毎回のように、「谷繁、今日も満塁でヒット!さすがの勝負強さ!」て書いてたわ。
 
  
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   「満塁に強い」のと「勝負強い」のは違うよ。 実際、谷繁の満塁打なんて、試合の勝敗に関係ないのがほとんどだよ。 1点勝負の大事な場面では、ぜんぜん打ってないもん。
 
  

  
   ええ!?本当? どうしてそれなのに、中スポは谷繁さんを英雄のように扱うの?
 
  
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   親会社の意向だろ。 去年まで、同じように「ホームランは多いけど、1点勝負の大事な場面では打ってなかった」 山崎武司という選手がいたんだけど、 そのときは中スポは得点圏打率とか、山崎がホームランを打った試合の勝敗表とか出して、 新聞あげて山崎バッシングをしてたからね。 いま、同じように「調べればチャンスに弱いことが分かる」谷繁については、調べようともしない。 「谷繁は打点が多い!だから素晴らしい選手だ!バンザーイ!」って、 北の人民のように絶賛するだけさ。
 
  

  
   勝敗に関係ない打点なんて、意味ないわ。それって、まるっきりの役立たずじゃない。 谷繁さんの個人成績のために中日は高いお金を出したわけじゃないでしょ?
 
  
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   中スポの谷繁ワッショイ報道と、 フロントの谷繁に対する天皇陛下でも来訪したような丁重なおもてなしを見ていると、 どうも中日は谷繁の個人成績のために、4年12億ってお金を払ったみたいだよ。
 
  

  
   どうして?そんなことをして中日や中スポに何のメリットがあるの?
 
  
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   中スポ記者のOBであり、現在はチームの補強責任者である谷繁を直接獲得した人物が、 会社や後輩に対して「いい格好」を出来る、って事くらいかな。