新しいお友達
2002-2003
2003.1.17 update

4酒井 忠晴
前田、中村、山崎と あれだけ複数年契約でモメた にも関わらず、中日は出戻りの酒井と謎の複数年契約。 何しろ中日という球団のことを知り尽くしている酒井に取っては、 河野・佐野に見られるような、移籍して1年で放り出すような扱い だけは避けたい、そして 中日の補強ポイントがベテランショートであるわけなど有り得ない、結局飼い殺しにされるのを分かってる からこその「年俸据え置きの複数年契約」であり、酒井自身がそれを望んだのは大いに分かるが、 中日に取ってのメリットは?  そう考えたとき、昨年末、 立浪が契約更改後の記者会見で言っていたある台詞が脳裏をよぎる。 「今の若い人たちは、僕らが入ってきた時と感覚が違う。 どのチームでもそうだけど、 1年活躍しただけでドッと年俸が上がり、 人間さえ変わるやつがいる」(中日スポーツ、12/27付け記事より)。 立浪がこれほどまでに忌み嫌っている「年俸が上がって人間まで変わってしまった若いヤツ」とは誰なのか。 名前をあげなかったので誰の事かは分からないが、 酒井の複数年契約で言えることは、 既にロッテでFA権利を取得している酒井が、 「レギュラーとしてフル出場する可能性がある」ということだ。 そのとき、ポジションを追われるのは誰なのか。 その名前は、 次期監督の立浪の胸の中 にひっそりとしまわれている。

44バルデス
昨年は阪神のストッパーとして好仕事をしたバルデスだが、 シーズン終了後に謎の電撃解雇。 「え、なんで?」とみんなが戸惑っている隙に、 中日が(補強ポイントでもないのにまた)かすめ取った。 広報は「先発として考えている」と いつもの場あたりコメントで茶を濁しているが、 まったく計算できないギャラードの保険 であることは明らか。 中日の今年のペナントはギャラードの見限りと バルデスの投入時時期が重要になりそうだが、 それよりまず最初に確認しなければばらない事は 「あの計算高いセンイチが 他球団に獲られることを承知で バルデスを放出したのにはどんな計算があるのか」であり、 中日は今年のスローガンを 「キャッチ・ザ・学習能力」にしてでも、 あの選手やあの選手の轍を踏まないよう十分な調査をしなければならない。 もっとも、もし中日がギャラードの保険という目的ではなく、 本気でバルデスを先発として獲得したんだとすれば、 今シーズンは既に終了、残りの日程(あと140試合)は1軍は若手の育成に尽力し、 外国人選手はウエスタン優勝に向けて頑張って欲しい。

49クルーズ
当初「ペタジーニに出した条件は最初に出したものが全て。 あとは本人の連絡を待つだけ。こちらから会うことはない」 と、さすが 競合5球団最高額の27億円を用意し、 カネさえあればまさかペタジーニが断る事はないだろうと踏んでいる 金満主義にまみれ高慢ちきになった中日フロント らしい高飛車な態度に出ていた中日だったが、 読売が渡米してニューヨークで二度目の交渉、 「好感触」の反応を受けたと聞くと、 中日もあわてて児玉部長をニューヨークに派遣した。 しかし、飛行機がアメリカに着く前にペタジーニの読売入団は決定。 もはや“恒例”となった児玉部長のオフのアメリカ旅行(お土産なし) が今年も敢行された形になったが、 球団本部は「成果なしで帰ってくるな」(西川社長)と 新外国人を獲ってくるまで児玉部長の帰国受け入れを拒否。 落ちてる小銭を拾うような現地での新外国人探し だったが、児玉部長がたまたま知ってる名前の選手がいたので、 「もう、これでいいや!」 と、その場で契約をしてきた。 それが、クルーズである。

36平井 正史
オリックス戦力外選手のハローワーク と呼ばれる山田監督が、今回拾ってきた選手は昔の新人王・平井。 地元の新聞は「 山田再生工場 で復帰だ!」と意気を上げているが、 今まで一度も再生品を出荷した事がなく、毎年のように不渡りを出してる工場 を「再生工場」と呼んでいいものかどうか、 近く日本公共広告機構(JARO)から虚偽の広告疑惑で査察が入るとの噂だ。

22ミラー
ディンゴ以来、 久々にメジャーリーガーの大物がやってきたが、 あのときに 「名前だけでメジャーリーガーを獲ってはダメ」 「メジャーでの数字より日本での適性」 「メジャーの高給取りはダメ」 「3Aのハングリー精神が大事」 と言って、今後の補強は3Aを中心にする、と決めた話は 「もう忘れた」 みたいだ。 これでまたミラーが失敗したら、 また同じことを言い出し、また同じことを繰り返すのだろう。 中日がいつまでたっても進歩がないのは学習能力機能がついてないからで、 そういう意味で中日は 「携帯電話の日本語入力以下」 と言える。

8森岡 良介
せっかくの「自由枠」を一枠も使うことなく今オフも 大学・社会人のドラフト指名候補生にことごとくフラれた中日は、 のしょうがないから 高校生を指名。 甲子園のヒーローということで 名前で選んだ 感は否めないが、まあ中日が上位で指名する野手はそれほど ビックリするほどのハズレは引かない ので、普通に期待出来る。 明徳義塾で甲子園には4度出場、 高校でのニックネームは「ジロー」で、 「今さらジロー」「ラーメン二郎」「タローはどうした」 などの野次に期待だ。

42桜井 好実
父・寛司、母・ルシア。 ブラジルで生まれ、小学校五年の秋、家族とともに首都・ブラジリアから 富山県砺波市に移り住んだ。 野球を始めたのは中学1年からで、 「国で待つ貧しい家族のためバット1本で日本にやってきた日系2世」 というドラマティックな展開 を期待した人は、 そんな事実はない ので注意が必要だ。 ポルトガル語が話せる以外は 普通の日本人選手ルーキーと一緒だ。

31植 大輔
阪神に自由獲得枠で入団した杉山とは龍谷大野球部のチームメイト。 野球部で杉山を見て、「こいつには適わない」 と技巧派に。スライダーを武器に左のエースとして活躍した。 好きな球団は子供のころから中日で、 好きな選手は広島・前田 というところに男気を感じる。 「好きな球団は子供のころから中日で、好きな選手は…立浪さん?」と とりあえず先輩の名前を出して“フリ”をする読売ファン や、入団当時「いつかエースナンバーの18番を付けたい」 と豪語した 本当は桑田ファン の毛が3本足りない東邦の子と違い、 本当くさい中日ファンだ。 仮に中日ファンでないにしても、 「前田ファン」というところに好感の持てるナイス・ガイと言える。 いつかチームのために死んでくれるだろう。

68長峰 昌司
水戸商では1年から甲子園にベンチ入り。 井川の後輩なので「井川2世」と呼ばれる。 何だか今年は 阪神絡みの入団選手が多い のだが、「打倒・阪神」なんてレベルの低い目標を本気で掲げているのか中日。 191センチの長身で、 コントロールのいい門倉 と考えればものすごく期待してしまう。ただ、もしかすると 2人目の山北 である可能性も否めず、迂闊な期待はかけられない。

30小林 正人
桐生一高3年のときに甲子園に出場しているが、1回戦で敗退。 東海大4年秋まで全く無名の選手だった。 しかし、この秋のリーグ戦で遅咲きのデビュー、 5試合に投げ4勝1敗、防御率1.15という好成績を残した。 まさにこの秋 だけ の瞬間的な活躍ではあったが、自由獲得枠を狙っていた 和田(早大→ダイエー)、木佐貫(亜大→読売)、加藤(神大→ケチックス)と ことごとく獲得失敗、 藁にもすがりたい中日スカウトに取っては、 まさに天から降ってきた藁 で、当初はプロ入りを拒否しホンダ入りを表明していた小林だったが、 中日が強行指名した。 中日には今まで春男・夏男はいたが、 秋男 はいなかったので、 日本シリーズ目標 に頑張って欲しい。

60瀬間仲ノルベルト
ついに中日に「真の4番」が入団した。その名は瀬間仲ノルベルト。 ちなみにsato23の2003年理想オーダーは、
    1.諸積(センター)
    2.森岡(ショート)
    3.福留(ライト)
    4.瀬間仲(ファースト)
    5.ミラー(レフト)
    6.立浪(サード)
    7.田上(キャッチャー)
    8.井端(セカンド)
となっている。 (ちなみに諸積は開幕と同時に谷繁とのトレードでロッテから獲得、 井上は6月に広島にトレードになりました(金本の穴を埋めるそうです)。 交換相手は菊地原でした。 立浪は開幕当初は4番を打ってましたが、 6月中旬に最下位独走の責任を取って山田監督が辞表を提出すると、 代理監督兼選手として自ら6番に下がりました。)

48湊川 誠隆
アホ高の東邦からアホ大の慶応へ。 セカンドで六大学のベストナインに選ばれている。 ナゴヤ地域で力を持つある企業の元重役の御曹司との説もあるが、 ニュースソースが Yahoo!掲示板とか2ちゃんねるなので、 真偽のほどは定かでない。 好きな選手は仁志(読)、石井琢(横)、松井稼(西)という事だが、 一貫性がなさすぎてよく分からない。 共通点は 娘の名前がアニメ系 (愛梨・遥南・はる佳)といったところくらいか。