今週のドラゴンズ (3/11)



中日、また負ける。

今年も中日は弱いぞ

 9日、オープン戦8試合目にしてようやく待望の初白星をあげた山田竜だが、 「これで勢いに乗るはずだぎゃあ!」という中日ファンの願いもむなしく、 10日のロッテ戦は引き分け、11日の横浜戦で黒星と、 再び連敗街道をスタートさせた。


それでいいのか、山田竜

放任主義? 職場放棄?

 この日の試合はもう山田監督もさじを投げたか「ノーサイン」の采配。 「今日は動くつもりはなかったよ」と、監督1年目で もっとゲームメークなど経験を積まなければいけない事が山ほどあるはずなのに 早くも職場放棄を宣言する裏には、 ちょっと負けが込みだすとすぐ采配批判をはじめる中日ファンに対し、 「俺が動いても動かなくてもどうせ負けるんだ」 という強いアピールがあるものと思われる。


ベストメンバーのはずが…

昨年5位に“ベスト”も何も

 さらに山田竜は「そろそろこれでいくというのを一度組んでみようか」と、 何日か前に「これからベストメンバーで行く」と言い放ち、 目先の1勝のためだけにレギュラーを揃えた現在の布陣に早くも見切りを付けた様子。 事実上の「開幕メンバーの白紙撤回」に、 中日スポーツは「山田竜本番モード!」と訳の分からない見出しを掲げ、 今年の中日が弱いという意実を開幕まで隠し通すつもりのようだ。


最下位、独走!

負け惜しみでは負けない!

 しかし、オープン戦はあくまでオープン戦。 本来の目的は新しい戦力や作戦を試すことであり、 勝敗にそれほど意味はない。 だから中日も大丈夫、気にすることはないのだ。

 と、本来の実力を出さず ケーススタディに徹している強いチームが言うなら分かるのだが、 中日の場合、そうではない。そうではないのだ。