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(5/9…福井、5/10…岐阜、5/30…富山、5/31…金沢)
本テキストに出てくる人物・団体・出来事はすべて架空のものであり、 実際の選手の発言内容とは一切関わりありません。
5月30日(火)

●中1−3ヤ○
(●バンチ→鶴田)

 若松ヤクルトがついに首位に!

 皆さんは「天下三分の計」というのは知ってるかな。
 これは大昔、中国が乱世であった頃、国を3つに分けて3人の英雄にそれぞれに天下を取らせるという計略だ。 勢力がある程度拮抗してるときは、こうやって天下を取らせておいて、 あとからじわじわと攻め落とすというのも、天下統一のための一つの手段なんだな。

 その証拠に、我が中日ドラゴンズはペナントレース序盤、広島と阪神にイヤというくらいやられた。 いや、やられる演技で相手を敢えて走らせたでしょう。
 その結果はどうだった?

 そう。広島も阪神も一旦は首位に立ち天下を取ったが、 しょせんそれは我々の計略に載せられて「もらった天下」。 実力で取ったものじゃないから、またたく間に転げ落ちてしまっただでしょう。
 頂点が見えると人は欲を出す。欲を出せば周りが見えなくなる。そうしてペナントレース全体を見る目を失い、 その場限りで燃え尽きてしまうんだな。広島と阪神がそうだったでしょう。
 いわば、実はこれこそが 「中日流・天下三分の計」 の策略だったというわけなんですよ。

 そこで今回は若松さんのヤクルトだ。 聞くところによると、ヤクルトは若松さん就任以来一度も首位に立った事がないそうじゃないか。 ここはひとつ、うちのサポートでヤクルトさんを首位に立たせ、 広島や阪神同様に燃え尽きてもらおうという塩梅です。 だからファンの皆さん、心配しないで下さい。 ほんの今のひとときだけ、若松さんに束の間の幸せを味わってもらおうじゃないですか。

(ほしのせんいち)

5月28日(日)

●読8−9中○(ナマ観戦)
(野口→正津→○前田→岩瀬→Sギャラード)

 野口が5回8失点と派手に崩れたが、高橋尚を捉えたあとは読売お家芸の継投失敗、 逆転に次ぐ逆転の試合は井上の決勝タイムリーで決着。9−8で中日が逆転勝ちを収め、 再び読売と同率首位に並んだ。

 やはりいざとなったらオレやなあ。 今日は読売戦で全国中継やったし、 8回の勝ち越しタイムリーで オレのファンが50万人は増えた んやないか? 去年は開幕21試合連続安打、優勝決定戦でも貴重なタイムリーを叩き出したのに、 今イチマスコミの扱いが小さかった。 まあしょうがない、去年までのオレは一無名選手やったからな。 でも、今年は違う。今のオレは伝統ある中日ドラゴンズの選手会副会長、 立浪さんの次に偉い 立場やからな。もうオレの人気も全国区やろ。明日の1面が楽しみやで! 1面トップは

「井上の勝ち越しタイムリー!」

で決定や!

(いのうえかずき)

【翌日の1面】

「井上の勝ち越しタイムリーに、喜ぶベンチ

(2000.5.29付東京中日スポーツ)


5月27日(土)

○読11−3中●(ナマ観戦)
(●川上→山北→佐野)

 0ゲーム差で迎えた首位決戦第1ラウンドは、 江藤・松井・マルティネスの3発などで11点を失った中日が気持ちよく轟沈した。 ここまで大スランプだった高橋由伸が先発・川上に相性よく、4安打猛打賞で復調の兆し。

 弱きを助け、強きをくじく、それが明治魂なんだな。 ケンシンも去年は2年目のジンクスにぶつかって苦労した。 今年のヨシノブの不調を見ていて、我慢できなかったんだろう。 ボクは見てしまったんだよ。こないだの休日、ケンシンが部屋で泣いているのを。
 その日もヨシノブは4タコか何かで全然活躍してなかったんだけど、 読売のナイター中継の合間に、CMが流れるんだな。 ヨシノブが何やら変な奇妙な短パンをはいて、

    ♪アットレ〜
      ♪アットレ〜
なんて歌っているんだ。たった今試合で三振したヤツが、直後のCMで 「♪アットレ〜、♪アットレ〜」だぞ? ボクも情けなくて、涙が出てきたよ。親御さんが見たらさぞや悲しむに違いないよ。

 だから今日は、ケンシンには何も言うまい。 あの歌を聞いてしまったら、涙でかすんで中村のキャッチャーミットも見えなかっただろう。 今日のところは彼の熱き友情に免じてやってください。

(ほしのせんいち)

 監督!お心遣いありがとうございますッス!
 でも監督!「街の灯がゆれる」も如何なものか と自分思うッス!

 あ、いえ、何でもないッス!失礼しましたッス!

(かわかみけんしん)

5月25日(木)

○神2−1中●
(●武田)

 対阪神3連戦は38イニングでわずか4点(0点・3点・1点)、 打てない打線が8イニング2失点と好投した武田を見殺しに。

 1−1から8回裏に勝ち越しの1点取られたのが痛かった? …うーん、だってさ、あのときブルペンみたら、 山本も正津も前田も岩瀬も鶴田も佐野もギャラードも準備してなかった んだよ。昨日延長15回やったばかりだったし。 で、センイチさんの顔見たら、 「武田に勝ち星をプレゼントしてやりたい、そのためなら200球でも放らせる」 って顔してんだよ。ゾッとしたよ。オレ、野口ほど若くねっつーの。 そう思ったら、つい、ね。

(たけだかずひろ)

 武田さんの投球は本当に参考になります。 そうか、休みたいときはアレでいいのか。

(いわせひとき)

5月24日(水)

●神2−3中○
(小池→山本昌→正津→前田→岩瀬→鶴田→○佐野→Sギャラード)

 2−2で延長に突入した試合は15回表、荒木の決勝犠飛で決着、 6時間2分の長丁場を中日が制した。佐野が移籍後初勝利。

 むかし、大杉というバッターは“月に向かって打て”いうて 大ホームランをかっとばしたもんや。こんな遅くまで試合やって、まだたったの2点しか取れんのか。 お前ら、甲子園の月に笑われとるで。思いっきりいったらんかい!

(のむらかつや)

 監督!教わった通りにやってるのに、内野にしかボールが飛びません!

(しんじょうつよし)

 あほう!あれは月やのうて佐野や!

(のむらかつや)

5月23日(火)

○神1x−0中●
(バンチ→●岩瀬→ギャラード)

 僕はいつも「プロ野球はどうあるべきか」ってのを考えています。
 まず言えることは、 プロ野球選手の仕事っていうのは、ファンに夢を与えることなんですよ。
 ただし、ただしですぞ。
 たとえばあるチームは、「夢をあたえること=どんな手を使っても勝つこと」と思いこみ、 勝つために常識では考えられないほどのゼニ金をつぎ込み、 他球団やファンのヒンシュクを買いながら醜い金銭補強をしている。
 僕は思うんだな。 「夢を与えるなんて言っときながら、 あんたは他の5球団ファンの夢を(あるいは純真な自軍のファンの夢さえも) 奪ってるじゃないか!」とね。

 プロ野球人である以上、自軍のファンのみならず、たくさんの野球ファンに夢を与えたい。
 春先に一瞬だけ首位に立ったきり、スッテンコロリと地の底まで転がり落ちた阪神に、 「うちの11連勝阻止」という大きな夢 をかなえさせてあげたのは、つまりそういう事なんだな。

(ほしのせんいち)

5月21日(日)

○中5−1広●
(○野口)

 昨日投げる予定だった河内か、ローテで行って高橋建か悩んだところだが、 まさか 昨日投げたばかりの菊地原が先発 とは、いやあ、おそれいった。これは読めない、読めませんよ。 さすが現役時代は策士でしられた達川先生、 思い切った奇策を弄じますな。今日は勝ったからいいようなものの、 あなどれない相手ですよ。

(ほしのせんいち)

 アカン、菊地原きのう投げてたの、忘れとった。 なんや最近ボケとるのう、ワシ…。
 おまえもおまえや!きのう投げとったなら投げとったで、言わんかい!

(たつかわみつお)

 ちょっと待ってくれボス。言ったら休ませてくれるのか?

(うるそー)

5月20日(土)

○中3−2広●
(川上→○山本昌→岩瀬→Sギャラード)

 勝ったからいいようなものの、達川には完全に裏をかかれたわい。 左の河内とばっかり思って右をズラリと並べたのに、 右の河野が出てきて思い切り逆をつかれた。 おかげで5回2死までノーヒット。 さすがクセ者の達川先生、ボケてるようでいて、相当のキレ者ですよ。

(ほしのせんいち)

 アカン、河内と河野、間違えた。 なんや最近ボケとるのう、ワシ…。

(たつかわみつお)

5月19日(金)

○中4−2広●
(武田→正津→○岩瀬→Sギャラード)

 監督、どうしましょう。このままでは放送禁止の種田がお立ち台になってしまいます。

(にのみやコーチ)

 まあいいじゃないか。そんなにある事じゃないし、種田も久しぶりで嬉しいだろう。 前回の種田のお立ち台はいつだったかな…。あ、そうそう、 2年前、J.LEEの代わりに1番に入れて大活躍したときか。 確かあんときは「中日の1番は種田という事を見せてやります」なんて 守道さん時代を彷彿させる ようなことを言ったんだったな。

(しまのヘッド)

 ああ、その翌々日に2軍に落としたんですよね。

(しまのヘッド)

5月18日(木)

●横3−4中○(ナマ観戦)
(○小池→岩瀬→鶴田→前田→正津→○ギャラード)

 ファンの皆さん、お待たせしました。 広島に続き横浜も3タテし、ようやく貯金ができました。 しかしこれで気をゆるめてはいけませんぞ。 今日も試合後のミーティングで選手たちにキッチリと心構えをさとしておきましたよ。

 オイ!端から順に言ってみろ!

(ほしのせんいち)

 勝ったからといって気をゆるめない!服装の乱れは気持ちの乱れ!

(たつなみかずよし)

 気持ちをいつも切り替える!エラーは直ぐに忘れよう!

(ふくどめこうすけ)

 3点取られても腐らない!マウンド上であからさまに野手をにらまない!

(たけだかずひろ)

 あれ以来審判のジャッジが甘くなった気がする、とか思っていても口にしない! たまには抗議もしてみてカモフラージュ!

(れお・ごめす)

5月17日(水)

●横4−7中○
(バンチ→岩瀬→○ギャラード→正津→山本昌→S鶴田)

 今日はバンチに新しい日本語を教えよう。落合と大西がいないから、講師は僕がやる。 まずは「禁句」って日本語だ。 これは「言ってはいけない言葉」って意味で、中日には意外に禁句が多いんだ。

(たつなみかずよし)

 前科者が多いですからね。

(たねだひとし)

 ヘイ!何ヲシテルンダイ、ミンナ?

(れお・ごめす)

 オー、タツナミサンニ日本語ノ勉強ヲ教エテモラッテタトコロダヨ。 ソウソウレオ、今日ハ特大ノ場外ホームランサンキュー。 コノ球場デ僕ガ投ゲルト、場外ホームラン打ッテクレルヨネ。 コノ間モ、でぃんご
(ばんち)

 禁句。

(たつなみかずよし)

5月16日(火)

●横4−9中○
(○野口→正津→前田)

 6回頭まで投げて7失点KO。もうさんざんだよ。 だってさ、海の向こうでさ、ササキさんが2試合連続救援失敗して、 中継ぎに降ろされちゃったって言うじゃない。もう心配で心配で。ピッチングどころじゃなかったんだよ。

(さいとうたかし)

 そら心配や!もしクビなって帰ってきたらどうすんねん! ササキさんだけに、まじーんちゃうん!?(まずいんちゃうん!?)

(さえきたかひろ)

 でも、もう仲良しのふりしなくてもササキさん、ファンからも嫌われちゃってるしいいんじゃない?

(いしいたくろう)

 そらそうや!その通りや!ササキさんなんて放っといたらええねん! ピッチャーは放るのが仕事 やしね!ドワーッ!失礼しましたァー!!テケテンテンテンテン…

(さえきたかひろ)

佐伯退場。

 …あ、行っちゃった…

(さいとうたかし)

5月14日(日)

●広0−4中○
(○川上→岩瀬→正津→ギャラード)

 前略。中3日で先発のかわうちです。ルーキーです。 たつかわ監督、監督は覚えておいででしょうか。 ドラフト前、3球団から誘いを受けた僕が、 「投手を大事に育ててくれるところに行きたい」 と言ってたことを。 どうも最近、「ぼくは酷使されてるんじゃないだろうか?」と思う事があり、 気になって夜も眠れません。それとも、ぼくの思い込みでしょうか。

(かわうちたかや)

 中3日もあけば休養十分じゃあ。 ワシなんか1軍上がって以来、この 6日間で5試合投げとるぞお。

(ひろいけこうじ)

 ミーハ23試合登板シタヨ!マダ5月半バナノニネ!

(ウルソー)

 どうじゃ、かわうち。ひろいけもウルソーもこう言うちょる。 ワシがいかにお前を大事にしとるか分かるじゃろ。

(たつかわみつを)

そうだったのかあ。
確かにひろいけさんやウルソーさんに比べたら、 ぼくなんか十分に間隔あけてもらって、幸せだったんだなあ。 これでグッスリ寝られます。監督!ありがとうございます!

(かわうちたかや)

 だまされてる…。だまされてるよ…。 ま、いいや。黙っとこっと。

(こばやしかんえい)

5月13日(土)

●広2−13中○
(○武田→鶴田→佐野)

 監督…たつかわ監督…。い、いくらなんでも、 ぼくが12点も取られるまでマウンドに置きっぱなしなんて、 ひ、ひどいじゃないですか…。 これじゃさらし者です。どうしてもっと早く替えてくれなかったんですか。グスッ。

(くろだひろき)

 あー、スマンスマン。 7時からテレビ新広島で「サタスマ」が始まったんで、 そっち見とったわ。

(たつかわみつを)

 ガーン
 そ、そりゃ確かに序盤で試合を潰しましたよ!ええぼくのせいですよ! で、でもチームを率いる監督として、それはないでしょう! コーチ!コーチからも何か言ってやってください!

(くろだひろき)

 うむ。こればっかりはくろだの言う通りじゃあ。 達っちゃん、あんたもプロ野球の監督なら、 せめて『筋肉番付』見るべきじゃ。 ストラックアウトとか面白いけぇ。

(きのしたチーフコーチ)

5月12日(金)

●広7−14中○
(小池→山本昌→○正津→前田→鶴田→佐野)

[試合前]

 ファンの皆さんには、ご迷惑をおかけしたな。今日から試合に復帰します。 言いたい事は山ほどある が、今日のところは、言葉をのみこんでおくよ。

(ほしのせんいち)

 監督監督、僕にだけこっそり教えてくださいよ。 「言いたい事」ってなんですか?

(たつなみかずよし)

 おう、タツか。じゃお前にはこっそり教えとくか。 いや何、我々が休んでる間、セカンド井端が実によく機能していただろう。 あれを見て思ったんだがな…

(ほしのせんいち)

[試合開始]

 オリックスはイヤだああああああッ!!

 ガキーン!
 (立浪1号先制2ラン)

(たつなみかずよし)

5月10日(水)

○中5−0横●
(○バンチ→岩瀬→佐野)

 ドウモ野口ト憲伸ノ話ニヨルト、 コノチームデハ イカニ星野監督ニ気ニ入ラレルカデ選手生命ガ左右サレル ラシイ。ヨーシ、僕モココハ手ヲ抜イテ…

(ばんち)

 バンチ、来年以降もチームにいたかったら 久志コーチについた方がいい よ。きっと。

(すずきたいら)

 やだなあ、何を言ってるんだタイラ。 それじゃ俺がまるで次期監督の座を狙っていて、 今年ピッチャーをバンバン使うのは、 来季の戦力を睨んでふるい落としにかけてるからみたいな言い方じゃないか。 馬鹿な事をいうなよ、アッハッハッハ。 気にせんでいいぞ、バンチ。(キラッ)

(やまだひさしコーチ)

 ………。

(ばんち)

バンチ、7イニングを無失点で完封リレー。

 ……バンチ、まる、と。

(やまだひさしコ−チ)

ひさし・マル秘メモ
×たけだ
×かわかみ
×のぐち
○すずきたいら
○ひらい(←→まえだ)
○ばんち


5月9日(火)

●中4−5神○
(●野口→前田→正津→岩瀬→ギャラード)

 ケンシンめ、昨日はうまい事やったな。 しかし強敵のベイ相手じゃ負けてもそれほどインパクトはないさ。 阪神戦で負けて、次の試合で監督の見ている前で勝ってこそ、監督は 「おお、俺がいないときは不甲斐なかったくせに、 野口は俺がいると気合いが入るなあ。可愛いヤツよ」って思ってくれるんだ!

(のぐちしげき)
    カキーン
      カキーン
        カキーン

5月7日(日)

●中1−3横○
(●川上→山本昌→正津)

 昨日の退場処分で今日から星野監督が出場停止。 ここは何としても見せ場を作らないと。 ここで監督のいない期間に負けておいて、監督が復帰した途端に勝ち星をあげれば、監督は 「おお、俺がいないときは不甲斐なかったくせに、 ケンシンは俺がいると気合いが入るなあ。可愛いヤツよ。」って思うはず!

(かわかみけんしん)
    カキーン
      カキーン
        カキーン

5月6日(土)

●中3−6横○
(●武田→正津→前田→佐野)

 若造って何だよ!若造って!俺はおおにしだ!

(おおにしたかゆき)

 だ、だって、名前知らなかったんだもん!

(きったか球審)

ほしの監督、たつなみ、おおにし退場処分。

[試合後]

 言いたい事は山ほどあるぞ。第一に、大西は若く見えるがもう今年で29歳なんだ! それを若造だなんて、ビデオでもう一度大西の小じわとかを確認しろ!

(ほしのせんいち)

 手を出したのは悪かったと思ってます。でも、 20代なら若造で、30代なら三十路呼ばわりされるのは、 僕にはどうしても納得できないですよ!大西とボクじゃ2コしか違わないのに!

(たつなみかずよし)

5月5日(金)

○中5−3横●
(○古池→岩瀬→Sギャラード)

 たいら、準備はいいな。8回2アウトだ、ビシっと行ってこい!

(やまだひさしコーチ)

 ハイ!気合いバッチリです!あ、しょうつ君、力水サンキュー!(ゴクゴクゴク)
 よっしゃー!行ってくるぞー!

(すずきたいら)

 「ピッチャー、いわせに代わりまして、ギャラード

(ドラウグ・しょうじともみ)

 ズコー!

 ガラガラガッシャーン

(すずきたいら)

 ええコケすんなぁ…、たいらさん…

(しょうつえいじ)

■セリーグ公示(7日)
【抹消】中日・すずきたいら投手(腰痛)

5月4日(木)

●読1−3中○(ナマ観戦)
(○バンチ→岩瀬→Sギャラード)

 んー、メイが右足のトラブルで3回途中で降板したのが誤算でしたー。 替わった三沢が次々に打たれてしまいましたからねえ。えっへっへ。

(ながしましげお)

 誤算ナノハ俺ガ降板シタ事ジャナク、三沢ナンカヲ投ゲサセタ貴様ノ采配ジャナイノカ?

(めい)

 はいよー、メイさん!ご注文のビラ500枚、お届けに来ましたー!

(いんさつ業者)

5月3日(水)

○読9−4中●(ナマ観戦)
(●山本昌→小山→川上→正津→前田)

 生態系というのを皆さんは知ってるかな。 たぶん小学校くらいに理科で習ったと思うが、 世の中というのはバランスで成り立っていて、 そのバランスが崩れると生態系全体が崩壊してしまうんだ。 害虫は人間にとって害虫でも、 これが全部いなくなってしまうと調和が取れなくなって、面倒な事になるんだな。

 さて、“プロ野球界の害虫”といえば読売なわけですが、 何でも渡辺オーナーが「ゴールデンウィークで勝ち越さなければ読売は解散」 なんて言ってるそうじゃないか。
 もしそんな事になったらテリー伊藤の切腹よりも一大事だ。 なにしろ今のプロ野球界は読売でもってるようなもの。 読売がなくなったら日本経済も危機に陥るだろう。
 何しろ、読売をやっつけたときにのむ“お祝いのビール”が飲めなくなるという事ですからな。

 そのためにも「今日は勝つわけにはいかんわい」と思いましたよ。 そのへんを察知したのが、さすがベテランの山本昌。初回に軽く4点を献上して読売にリードを与えてやった。
 ところがそういう空気を読めないバカモンがおる。 井上カズキだ。 せっかく4−0と一方的な試合になりかけたのに、3回表にソロホームランで1点返して3点差にしてしまった。

 「やや、こりゃイカン!」

 そう思い、その裏にあわてて小山を出しましたよ。

(ほしのせんいち)

5月2日(火)野口完封!

●読0−4中○(ナマ観戦)
(○野口)

 去年のようにゴールデンウィークで連敗するようなら優勝はダメだ。 絶対に勝ち越さなければダメだ。永久にダメだ。 それが出来ないならば、読売軍は解散した方がいい。 オレもオーナーをやめるから。

(読売・わたなべつねおオーナー)

 んー、私の野生のカンによると現在ゴールデンウィーク0勝3敗。 私のひらめきによるとゴールデンウィークはあと3日間なので、 私の計算によると勝ち越しはローアベレージですね〜。 オーナー、解散したあとはどうするんですか?えっへっへ

(ながしましげお)

 残り5チームでペナントを戦わせ、優勝したチームを買い取るに決まっておる!

(読売・わたなべつねおオーナー)
それペナ99!+1