ハイサイリーグ2000
(10月9日〜23日)

091011 121314 151617 181920 212223
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※10/14,15,21は交流トーナメント


【俺的ハイサイMVP】

永田打撃投手

せっかく温めておいた
「永田、打撃投手としての持ち味をフルに(相手チームに)発揮!」
というフレーズは、
一度も使われることなく終わってしまいました。


【打撃陣】
よくがんばりました
  打率
福留 20 .450
原田 10 30 11 .367
幕田 12 40 14 .350
ショーゴー 12 42 14 .333
井端 11 40 13 .325
筒井 12 37 12 .324
清水 13 46 14 11 .304
森野 13 46 14 .304

もう少しがんばりましょう
  打率
渡辺 32 .250
三輪 12 .250
高橋 24 .250
荒木 13 47 10 .213

何をやってるんですか
  打率
大西 19 .158
 
【投手陣】
よくがんばりました
  防御率 安/試
永田 0.00 1.5
小笠原 0.00 5.4
川添 1.80 5.4

もう少しがんばりましょう
  防御率 安/試
小山 3.00 9.0
山田洋 14 10 3.21 6.4
福沢 11 10 3.27 8.1
11 4.09 6.5
宮越 11 10 4.91 8.1
山北 12 10 5.25 7.5

何をやってるんですか
  防御率 安/試
朝倉 14 22 16 10.29 14.1
矢口 10 16 13 11.70 14.4
遠藤 14 12 15.43 18.0


10月23日(月)
 
ヤクルト
中  日
【中日】 山田洋(5)→呂(1)→永田(1)→小山(2)

 1軍戦同様、最終戦を飾るのは小山だ。 5−4と1点リードした場面で8回から登板、8回裏に味方の追加点でリードを2点と広げると、 9回にきっちり同点に追いつかれるといった、神宮最終戦や横浜スタジアム最終戦でも見せた 「勝ちゲームストッパー」振り を余すとこなく見せつけ、 抑えをやるつもりは全くなし、先発に復帰させて下さいという気持ちを強くアピールした。
 この日は4人の投手リレーだったわけだが、先発した山田洋が4安打、呂が2安打、永田が0安打、 小山が4安打と、きちんと抑えたのが永田打撃投手一人という状況では、 もはや「2軍ナンバー1投手は永田打撃投手」である事に疑いの余地はなく、 永田打撃投手の球を練習で毎日打っていた中日2軍打者陣が 「猛打が売りの強竜打線」でファーム日本一に輝いたのも、頷ける話だ。


10月22日(日)
 
中 日
湘 南 x
【中日】 朝倉(5)→宮越(1)→小笠原(1)→福沢(1)

 こざるが5イニング8失点で炎上。 星野監督直伝のマウンド放置プレイ で12安打メッタ打ちでさらし者にされたこざるだったが、降板後はさらにベンチで20分のお説教。 試合中は何も言わないのに試合後の説教がやたら長い仁村2軍監督 の本領発揮といったところだ。


10月21日(土)
 
中 日
広 島 x 15
【中日】 矢口(5)→遠藤(2)→小笠原(1)
[本塁打] 森野4号

 この日、ダイエー対読売の日本シリーズが開幕した。 同日開始したナゴヤ球場での秋季キャンプをサボって東京エッグに試合観戦に行った立浪選手会長は、 シリーズ第1戦の読売の敗因について、 「ミスをしたら負ける。取り返せばいいってのは結果オーライ」 といった内容のコラムを翌日の新聞に掲載、もちろん この日プロアマ交流トーナメント決勝戦で失点につながるエラー、 それでも2安打一盗塁で優秀賞をゲットしたセカンド・荒木 に対して言ってるのだろう。若い芽は早めに叩きつぶ、もとい、 若い選手に厳しいアドヴァイスを投げかけ後継者を育てようとする、そんな立浪選手会長の心あたたまるコラムだった。

ハイサイリーグ・プロアマ交流トーナメント
【決勝】

○広島−中日●

 決勝戦は1回戦ヤクルト、2回戦神戸に圧勝した中日と、 1回戦に湘南相手に引き分け、2回戦に国際リゾート(アマ)に勝っただけで このトーナメントまだプロ相手に1勝もしてない広島 との対戦。ウエスタンでの対戦成績からいってもその力差は明らかと思われたが、広島が 1軍の試合で完投勝利を挙げたばかりの横山竜士 を先発にもってくると、中日も中日で 1番井端・3番福留と負けじと1軍選手で応戦 、プロアマ交流トーナメントとは思えない大人げない試合となったが、 矢口が5回10失点、遠藤が2回5失点とマウンド上で景気良く火だるまに。 暖かい沖縄の気温をさらに上昇させた。

【負け戦】
○ヤクルト−日ハム●
○神戸−国際リゾート●
○湘南−沖縄電力●


10月20日(金)
 
中 日
日ハム
【中日】 山北(5)→永田(2)→川添(1)→呂(1)
[本塁打] 森野3号、福留1・2・3号

 公式戦以外ではめっぽう勝負強い福留が3打席連続ホームラン。 1打席は120メートル、2打席は150メートル、3打席は140メートル弾と特大弾を連発、 初日に呂にぶつけられたあたりどころがよかった のか3試合で8打数5安打とシーズン中にはなかった大活躍、 主砲として山崎の後を継ぐにふさわしい資質を見せている。
 永田打撃投手は2イニングを投げ打者7人を無安打1四球。 これで3試合に登板し5イニング無失点と、テスト合格はほぼ確実になった。 「141キロも球速が出ていたし、良かった。 辞めた人より能力が上でないと申し訳ないが、使えそうな印象だった」と、 “ミスターD”もとい、児玉代表補佐も太鼓判だ。


10月18日(水)
 
ヤクルト
中  日 x 15
【中日】 宮越(5)→小笠原(2)→山田洋(2)
[本塁打] 渡辺1号、ショーゴー2号

 確か春先には水谷実雄コーチの強化指定選手だったはずが今じゃ2軍の8番を打ってるショーゴーが、4打数3安打・3打点の活躍、 ハイサイリーグ30打数12安打と調子を上げてきた。 練習の合間には同じ左バッターの福留をチラチラ、中日スポーツはこれを 「福留の打撃を参考にしようと」と好意的に書いているが、この日の福留は3タコ。 対してショーゴーが3安打というあたりを見れば、ショーゴーの 福留の悪いところを真似しないようにという前向きな姿勢 が伝わってくる。


10月17日(火)
 
湘 南
中 日
【中日】 福沢(5)→遠藤(2)→呂(2)

 この日から福留が4番指名打者で復帰。 2回の初打席で 戸叶から センター前ヒットを放った。 しかし、この日は打線が 福留の快気祝いをしたくなかった のか、10安打も打ちながら1点も取れず、この大会初の完封負け。 ちなみに福留は2打数2安打で自分で自分に復帰祝いをしていた。


10月16日(月)
 
中日
日ハム x
【中日】 朝倉(5)→永田(2)→川添(2)
[本塁打] 森野2

 先発の朝倉が7安打7失点2暴投と大乱調、 国際リゾート専門学校の学生より弱い日ハム にまさかの敗戦を喫した。 2番手として登板したテスト中の永田打撃投手は、2イニングを打者6人1安打でピシャリ。 マックスは141キロと 日笠を戦力外にしたのも頷ける 上々の内容だった。


10月15日(日)
 
中日 11
神 戸
【中日】 山北(5)→山田洋(2)→小山(2)
[本塁打] 森野1号、ショーゴー1号、清水1号

 主砲・筒井は北谷に戻った途端に4タコと、“ミスター浦添”振りを見せつけるも、 森野のソロ・ショーゴーの3ラン・清水の2ランなどで大量11点を取った中日が快勝した。 先発はハイサイ初登板となる山北だったが、 5イニングを3安打2失点4四死球と、 いいのか悪いのか分からないが取りあえず2軍相手には通用してる点はさすが今中の一番弟子。 この秋からスリークォーターに替えさせられた新フォームもまずは順調のようだ。 最後の2イニング、小山が投げたことでトーチュウでは「小山、悪夢振り払う?」と 「?」マーク付きで小山バッシング されていた。

ハイサイリーグ・プロアマ交流トーナメント
【準決勝】

○中日−神戸●
○広島−国際リゾート●
【負け戦】
○ヤクルト−沖縄電力●
△日ハム−湘南△

 準決勝組はウエスタン3チーム+アマ、 負け組はイースタン3チーム+アマと“西高東低”が如実にあらわれたこの組み合わせ。 前日、アマに負けた日ハムは湘南と対戦し引き分け。 「アマより弱い日ハムと引き分けた湘南」という勲章がまた一つ誕生した。


10月14日(土)
 
ヤクルト
中 日 x
【中日】 矢口(5)→呂(2)→遠藤(2)
[本塁打] 筒井1号

 ここまで4試合で合計34安打22得点、ホームランゼロと 1軍顔負けのピストル打線をアピールしていた中日に、ようやく一発が飛び出した。 打ったのは“ミスター浦添”筒井壮。 同じ浦添で行われたジュニア選手権以来の一発となる筒井は、試合後報道陣に 「浦添に 相性がいいですね」と ここまで13打数2安打の成績に対しイヤミ を言われていた。

ハイサイリーグ・プロアマ交流トーナメント
【1回戦】

△広島−湘南△(安打数で広島が準決勝進出)
○国際リゾートー日ハム●
○中日−ヤクルト●
○神戸−沖縄電力●

 読売を「アマに負けた読売」とか馬鹿にしてたら、今度は日ハムがアマに負けた。 おそるべき「イースタンリーグの底力」。いったい何処まで弱いのか。


10月12日(木)
 
中 日
湘 南
【中日】 宮越(5)→小笠原(1)→永田(1)→小山(2)

 打撃投手・永田が7回から1イニング登板。 先頭打者にフォアボールを与えるも、その後は3人できっちり。 本人は「139キロ?それは出過ぎ。変化球もあまり曲がらなかった。よう無失点に抑えたな」と、 相手が湘南だけに まだ何ともいえない様子。 今後数試合に登板して合否を決める予定だが、 既に久志コーチにサイドに転向させられている あたりから、合格は既定路線といえる。


10月11日(水)
 
日ハム
中日 x
【中日】 福沢(5)→朝倉(2)→川添(1)

 前日、アマに負けた読売よりも弱いイースタンチームに負けた腹いせに、 1番から井端・大西・森野・渡辺・筒井と 大人げないオーダー ですっかり「勝ちに来ている」仁村ドラゴンズ。 先発の福沢が乱調、5回6安打2暴投にエラーも絡んで3点を失ったものの、 この打線では「南アフリカに完封コールド負けしろ」とでも言うようなもの。 井端を初めてのセンターにつかせるなど余興も交えつつ、終盤6点を取り逆転勝ちをおさめた。


10月10日(火)
 
中日
ヤクルト x
【中日】 山田洋(5)→山北(2)→遠藤(1)

 全勝の夢、潰える。

 オイ、遠藤。


10月9日(月)
 
湘南
中日 x
【中日】 呂(5)→川添(2)→朝倉(2)

 ハイサイ・リーグ。それは沖縄をキャンプ地とする各球団による、 若手中心によるリーグ戦である。 但し、ウエスタンはイースタンと、イースタンはウエスタンとしか戦わない。 従って、中日の対戦相手は湘南・ヤクルト・日ハムの3球団となる。
 イースタンリーグといえば、つい2日前にジュニア日本選手権を争って コテンパンに叩きのめしてやったあの弱い読売がぶっちぎり優勝 したリーグ。何しろアマに負けた読売が圧勝出来るリーグだけに、そのレベルは言わずもがなだ。 ウエスタン優勝の王者・中日としてはイースタンの下位チームに負けるわけにはいかない。 無論 全勝 を目指す。

参加メンバー
投手 16山田洋、24遠藤、33小山、41朝倉、51福沢、53小笠原、59山北、61矢口、68川添、69呂、62宮越
捕手 27中野、65清水、67三輪
内野手 1福留、5渡辺、2荒木、8森野、55高橋、47井端
外野手 0ショーゴー、35幕田、37筒井、56原田、58大西


ハイサイリーグ2000