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9月18日(月) 今日のフミヒロ

9/18
オランダ 0 1 0 0 0 0 1 0 0 2
日  本 1 3 0 3 0 0 2 1 x 10

予選リーグ第2試合 対オランダ

 前日に台風の目とも言われていたインタコンチ杯の優勝チーム・オーストラリアを逆転で下したオランダが今日の対戦相手。 だがしかし、そのオランダも
世界のフミヒロ
の前には敵ではない。

 1−1の同点、2回裏ノーアウトフルベースのチャンスで、迎えたバッターは9番・世界のフミヒロ。
 「普段は10回に1回くらいしか打たないが、ここぞという場面では5回に1回くらい打つ」 という昨日の本テキストの声が大田垣監督の耳に届いたのだろう、さすがにここはフミに
出来もしないスクイズ
を要求するなどの無茶はせず、大田垣監督は強攻を指示。 その期待に応えフミは
世界の勝ち越しタイムリー
をレフト前に放ち、ランナーは2人生還、これが決勝のタイムリーとなったのだった。

 「2000年シドニーオリンピック、日本チーム初勝利の勝利打点を挙げた日本のスマート・スラッガー」 として、“鈴木フミヒロ”の名がオリンピックの歴史に刻まれた、記念すべき瞬間だった。

☆  ☆  ☆  ☆

 バットで大活躍のフミはリードでもジャパンの司令塔としてその頭脳をフル回転。 オランダ打線をわずか2点に抑える好リードで、日本を勝利に導く。
 前日のオーストラリア・オランダ戦でオーストラリアがオランダ打線に6点も奪われた事を考えれば、
ディンゴとの勝負付けは既に済んだ
と言っても過言ではなく、 「アジア・オセアニアのナンバー1捕手」としてその地位を不動のものとしたといえよう。

☆  ☆  ☆  ☆

 フミの八面六臂の大活躍で一気に上昇ムードの日本代表チーム。 明日はいよいよ
ナゴヤの放送禁止メジャーリーガー・ディンゴ
との直接対決。日本の野球ファンの夢と、そして中日ファンの怨念を背負い、 「世界のフミヒロ」がオーストラリアの野犬退治に乗り出す。


9/18(月) 9番キャッチャー 中安 遊ゴ 中安 右飛 四球 ---- .222
9/17(日) 9番キャッチャー 三ゴ 三振 右飛 ---- ニ飛 三ゴ .000
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