(リー・ジョンボム)[本名:イ・ジョンボム]
「韓国のイチロー」という国際問題にさえ発展しかねないニックネームで来日した鳴り物入り助っ人も、 昨年川尻(神)如きに死球を浴び戦線離脱。中日のチームカラーを変えたのは間違いなくこの男だが、 李がいるときよりいないときの方が勝率が良かった不思議な核弾頭。 ゴロが捕れない、フライが捕れない、投げれば暴投など多少の欠点はあるが、 地元韓国では「野球天才」と恥ずかしい名前で呼ばれたその能力をフルに発揮出来れば、 中日を優勝に導いてくれるだろう。 但し、その緩慢なプレーはチームを泥沼に引き込む可能性も大いに秘めており、 札束で韓国人の頬を引っぱたいてとった手前なかなかベンチには下げられないが、 正念場でのセンイチの取捨選択の決断のタイミングに関心が集まる。
・日刊スポーツ選手名鑑のコメント
【98年】宣銅烈に続く韓国からの助っ人は「韓国のチロー」「野球天才」といわれる三拍子そろった遊撃手。
韓国時代3年間で310盗塁をマークした俊足を生かし、外野転向のプランも浮上するなど首脳陣の期待も大きい。
来日1年目の目標は40盗塁以上。盗塁王狙う。 |