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【オフ情報】

三月一日(月) 松坂(西)、中日戦で登板

 西武のゴールデンルーキー・松坂の次回登板が六日の中日戦(岐阜)に決まり、 中日球団事務所にはファンからの問い合わせが殺到、 前売りチケットがオープン戦にも関わらずものすごい勢いで売れている。 これに味をしめた中日・佐藤球団社長(67)は 「二十二日の ナゴヤドーム(西武戦)でも投げて欲しい 」と恥も外聞もなく言い出す始末で、 長良川球場では最大二万人までしか観客を収容出来ない事から、「 どうせなら ナゴヤドームで投げて欲しい」と、 名古屋に縁もゆかりもない松坂を商売のためだけに利用したい構えを見せる球団社長、 今年も他球団ファンの反感を買いそうなその言動から目が離せない。

三月二日(火) 韓国LG戦で「レフト立浪」

 韓国LGツインズとの練習試合で、ついに遊撃・福留(22)、二塁・久慈(30)、左翼・立浪(30)という、 噂される「九九年新シフト」が実行された。 あくまで二塁にこだわる立浪は、 今回のキャンプでは「外野手用グラブを持参しない」という形でセンイチ構想に反発していたが、 しぶしぶ筒井(25)のグラブを借りて出場。 レフトから背中に突き刺さるその視線に、 いたたまれなくなった福留が歯痛を理由に途中退場 するハプニングも発生、開幕まであと一ヶ月、そろそろ ハチに気をつける季節 になった。

三月三日(水) 一軍キャンプ打ち上げ

 中日・北谷キャンプはこの日で打ち上げ。 センイチ君は春季キャンプに「七十点」の採点をつけ、 「投手は全員よく頑張ったが、野手は(頑張ったのは)四、五人くらい」と辛口評価。 注目のルーキー・福留については 「新人ではなく、今までいた選手と違和感あるか?」と 福留のまずい守備も李(29)・山崎(31)・ゴメス(32)あたりと比べれば何ら遜色なく、 キャンプではサッパリだった打撃も貧打で売る中日打線の中では目立たない ことを強調、「三番・遊撃」の方針に揺るぎはないようだ。

三月六日(土) 今中、LG戦で初登板!

 読谷で行われた中日二軍vs韓国LGツインズの練習試合で、 ついに今中(28)が実戦で初登板した。 「今年は例年に比べ一番調子がいい」という今中は二番手として一イニングを投げ、 マックス百三十六キロ のストレートとスローカーブを駆使し、LG打線を被安打二、無失点に抑えた。 この日は今中の誕生日でもあり、 「今まで(誕生日は)ずっと名古屋で迎えていたから、変な気分です」 という今中、今日のストレートを見る限り、 来年は誕生日を千葉で迎える事になるのか、台湾で迎える事になるのか という懸念も含め、今季の「エース復活」に注目が集まる。

三月八日(日) 星野監督、野村阪神を牽制!

 名古屋市内で行われた中日激励会で、センイチ君が阪神・野村監督の饒舌について 「優勝出来ないときは吹くものだ」とキツーイ一発をお見舞いした。 その後も、「 私は勝てそうなときは吹かない。 じっと黙ってやってやるぞという気持ちだ」 「長嶋さんは毎年優勝は私しかいない、と言っとる」と ペラペラ吹きまくった。

三月十七日(水) 今中、二回二失点!

 自己流調整を続けていた今中(28)がようやく一軍のオープン戦に登板、 二イニング目の一死までは順調に抑えていたが、ここから三連打と併殺崩れで二失点、 直球のマックスも百三十六キロと復調にはまだ遠い事を披露する結果になった。 それでも、阪神・山本スコアラーが 「以前なら真っすぐ勝負の場面もカーブでかわしてた」と唸るなど 精神面で大きく成長 しており、 「今後は(首脳陣に)言われたプランに沿って試合で投げていきたい」 と今中らしからぬ素直な発言も飛び出すなど、今日の登板失敗で トレード期限の六月末までは取りあえずおとなしくしている 構えのようだ。

三月二十日(土) 山崎、風邪ひいていた

 一昨年、昨年と春季キャンプを風邪で初日リタイアし、 「今年もか?!」と期待されながら結局春季キャンプ皆勤賞とファン並びにマスコミの期待を裏切った山崎(31)だが、 この日発売の『月刊ドラゴンズ』四月号の川又米利氏(さわやかスマイル)との対談で、実は 今年もキャンプ前日に風邪を引いていた 事を明らかにした。 あれだけ言われているのに言われているのに言われているのにも関わらず、 相変わらず健康管理の出来てなかった山崎には一部読者から不安の声が上がっているが、 それ以上に読む者を不安にさせたのは、将来フロント入りも期待されている川又氏の 「山崎武司といえば三割バッターというイメージが強いネ」 との現状認識能力に著しく欠けた問題発言 の方だとか。

三月二十二日(月) 水谷コーチ、ついに福留改造へ

 これまで七試合連続ノーヒットと不調で打率も一割〇分九厘とあえいでいる福留(22)に、 ついに 昨年十二球団一のダメ打線を作り上げた豪腕・水谷打撃コーチ が「打撃フォームを変えてみるか」と言い出した。 公式戦デビューも果たしてないルーキーを開幕直前になっていじりはじめる同コーチに 「自分自身は心配していない」という大物ル−キーも困惑顔だが、 福留の不振のどさくさに紛れ 打率一割八分五厘の立浪(30)、同じく一割一分一厘(30)、二割二分二厘の李(29)など、 打ってもらわないと困る選手を放っぽり 打たなくても別に影響のないルーキーに比重をかける その指導方針に、 今季も中日は「投手戦」で一年を戦い抜く事になりそうだとの見方が大半をしめている。

三月二十二日(月) 門倉、一軍合流!

 武田(34)にダマされブルペンで投げ込み過ぎ肘を壊し、戦列を離れていた門倉(26)がようやく一軍に合流した。 当初は教育リーグで復帰登板の予定だったが、久志コーチの「投げるなら一軍で」 というたっての要望で二十五日のロッテ戦に登板する。 開幕一軍については時期的な事もあり四月中旬からになりそうだが、 先発陣では 今中(28)が今年も順調に出遅れている 事から数的にも帳尻合わせが出来た計算で、 山本昌(34)→野口(25)→川上(24)→武田を軸に、 間を鶴田(29)・サムソン(28)・門倉(26)で回す青写真が見えてきた。

三月二十六日(金) 始球式に須藤理彩さん

 四月二日のナゴヤドーム開幕戦の始球式に、須藤理彩さん(女優)の採用が決定した。 須藤さんはNHK朝の連続テレビ小説『天うらら』のヒロインを演じた女優で、 昨年の岡崎朋美さん(スピードスケート選手)同様、 大島オーナーの趣味なのか伊藤球団代表の趣味なのか佐藤球団社長の趣味なのか、 いずれにしてもある限定されたファン層にはたまらないチョイス となっており、相変わらずのマニアックな人選に今年も中日ファンの間からは 「誰それ?」 の声が殺到だとか。

三月三十一日(水) 開幕一軍選手決定!

 四月二日の開幕戦に向けこの日、セ・リーグ六球団の開幕一軍登録選手二十八名がそれぞれ発表された。 中日は、ルーキーでは福留(22)・岩瀬(24)が一軍スタート、 二年目の鈴木(24)が控え捕手として抜擢。 昨年所在不明だった 中山(32)・渡辺(29)・音(36)の名前が見える代わりに、 今年所在不明になりそうな 今中(28)・南渕(34)の姿が消えた。

開幕一軍登録選手(二十八名)
投手 捕手 内野手 外野手
11川上
13岩瀬△
17サムソン
18武田▲
19中山
20宣
21正津
26落合
29前田
32島崎▲
34山本昌
47野口
38鈴木
39中村
1福留△
3立浪
4ゴメス
5渡辺
6久慈
9愛甲
22山崎
49種田
54神野
00山口
8李
23関川
50音
99井上
(△は新人、▲は移籍選手)


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