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【オフ情報】

十二月三日(木)川上らが契約更改

 契約更改。今年のセ新人王・川上(21)が新人史上最高年俸の四千三百万+タイトル料五百万で一発サイン。 「想像したのとちょっと違うけれど、自分が納得すればいいんです」 と、正津でさえ三千六百万という事実にどうやら本気で五千万超狙っていたような気配で、 新人王らしい肝の太さを見せた。 新背番号が二十九に決まった前田(28)は、 三年契約二億円(再契約金二千万含む)と前田を勘違いさせるに十分な高評価、 昨年一身上の都合でアップの予定が現状維持になっていた鳥越(27)が二年分まとめて二百万のアップ、 インタネット接続料金が馬鹿にならない大塔(25)もアップ、 李リタイアのあと「中日の一番は僕です!」と言い切り 二日でリタイアした種田(27)が現状維持でサインした。 二度目の交渉となる南渕(33)はダウン提示にまたも保留、 折り合わない場合はトレードも辞さない構えで、 すっかり球団の思うツボだ。

前田6000△1600
川上4300△3000
鳥越2600△200
種田2000
大塔2000△420
南渕保留
(△はアップ、▼はダウン、□は維持)


十二月四日(金)山本昌が契約更改

 契約更改。 秋季キャンプを免除された事でオフは鳥取で秘密特訓(ラジコンの)をしていた山本昌(33)は 三年契約の二年目という事ですっきりサイン、「今年のV逸は僕の責任です」 と今季わずか九勝しか出来なかった自分を猛省していたが、 一方でその山本昌より一勝しか多く勝っていない門倉は、 二千万円アップの五千五百万円を保留。 「二年連続二ケタだったら五百万ボーナスがあるはず」 と主張しているが、児玉代表補佐は「そんな約束をした覚えはない」 と知らんぷり。門倉の幻聴だったのか児玉代表補佐の痴呆症なのか、 いずれにしてもどちらか精密検査の必要がありそうだ。

山本昌18000
門倉保留
(△はアップ、▼はダウン、□は維持)


十二月四日(金)山崎、片岡(日)を粉砕!

 この日大阪城ホールで行われた選手会主催 「スポーツフェスティバル」の「大相撲KING」というコーナーで、 中日・山崎(30)と日ハム・片岡(29)が激突、 土俵外に転落した片岡が右腕を剥離骨折、来季開幕が微妙になった。 このアクシデントに日ハム・小島球団社長は 「もしこれで一年間を棒にふるようなら、 それだけの年俸に応じた補償をしてもらわなければ困る」と いきなり金の心配 と日ハムらしさを存分に見せつけているが、 そのあまりに見事な山崎の内股には 来季のガルベス(読)対策に向け仕上がりも順調 と感心の声も上がっている。

十二月五日(土)野口が契約更改

 契約更改。センイチ君から「MVPは落合だ」と絶賛された落合(29)が 二千九百万アップの五千五百万+タイトル料五百万を保留した。 「そう簡単に押せなかった。前田や大塔の顔もチラついて…」と、 明らかにもらい過ぎ(六千万×三年)の前田(28)よりも低い提示額にあからさまに不満を持っているようで、 「今年は肩やヒジが痛くても無理して投げた」 とセンイチ君に脅され無理矢理投げさせられていた事を暴露、 九月に大事な試合でポカをやっていたのは偶然ではなかった事を明らかにした。 チーム最多勝の野口(24)は三千五百万アップの六千万で一発サイン。 交渉の席では「来年も寮生活を続けさせてください」と仰天要求を出した野口、 趣味は貯金か。

野口6500△3500
落合保留
(△はアップ、▼はダウン、□は維持)


訂正:四日付け記事で「右腕剥離骨折」と書いた日ハム片岡選手は、 右肩脱臼、全治一ヶ月と診断されました。

十二月七日(月)立浪、新選手会長へ

 長野・昼神温泉で行われた中日選手会納会で、立浪(29)の選手会長就任が正式に決定した。 副会長は山崎(30)・落合(30)の二名、書記に井上(27)が選ばれ、 就任の席で立浪は、 「どこに出てもドラゴンズの選手は素晴らしいと思ってもらえるよう、 自分で気がついたことはどんどん言っていくつもり」と たとえ何処の球団に飛ばされても 頑張ろうと選手を激励したが、同日、 センイチ君がこっそり送っていた武田(33)獲得に伴うプロテクトリストについて、 ダイエー球団から 「(誰をトレードでもらうかは)もう少し返事を待ってほしい」 という回答があり、スパイ疑惑で揺れるダイエー、 当初予定していた投手補強が急遽野手補強に変更せざるを得ない状況になった場合、 これが立浪のお別れ会になる 可能性が急浮上、選手会長任期最短記録を作るかどうか、 ダイエー事件から目が離せない。

十二月九日(水)古池が契約更改

 契約更改。一軍の主力組の更改が始まる中、 二軍選手でただ一人契約が進まずその去就が台湾かロッテか注目されていた古池(27)だが、 現時点で野球選手が一番行きたくない球団ワーストワン・ダイエーへの人的補償トレードが 予定されていた事が明らかになった。 しかし、この日もダイエーはパリーグから要請されていた事件の中間報告を 「まだ調査中」と口を濁すなど、未だ証拠隠滅もみ消し工作が終わってない様子で、 トレードに関する中日との折衝は 最終報告書提出締め切りの十五日以降になりそうだ。

古池1900▼300
(△はアップ、▼はダウン、□は維持)


十二月十日(木)サムソンが契約更改

 チェ通訳が李と宣の世話で一軍を離れられないことから 元LGツインズ広報・チョさん(37)が専属通訳として付く事が決まるなど、 阿久比でフルシーズン働けるようにとの球団の配慮が心憎いサムソン(28) だが、この日の契約更改で一千万ダウンの七千万でサインした。 「今年は最初からキャンプに参加出来なくて、練習不足が一番大きかった」 と、来日当時「ずっとトレーニングしていたので体は出来ている」 と自身満々言い放ちセンイチ君始めスタッフを騙くらかした事を反省、 オフの間は韓国には帰らず日本で過ごす予定で、 「スケジュールが合えば、宣さんと練習したい」 とやる気を見せたちょうどこの日、 宣(35)が逃げるように帰国した。

サムソン7000▼1000
(△はアップ、▼はダウン、□は維持)


十二月十一日(金)岸川、結婚

 岸川(28)が今春入籍した照子さん(26)と都内のホテルで挙式をあげた。 この日の星野特急では、 「児玉代表補佐の話だと、小宮山や黒木らに激励され盛況だったそうだ」 と岸川の来季の活躍に期待をしてしていたが、 中日ファンであるないに関わらず多くの読者の間では 「岸川って誰?」 との声が大半だとか。

十二月十一日(金)中日、『週刊文春』に抗議

 今週発売の『週刊文春』の中日・水谷実雄コーチ(前ダイエーコーチ)に関するスパイ疑惑の記事に中日が猛抗議、 伊藤球団代表から「(球団が行った)本人への事情聴取とは百八十度違っている」と広報を通じ発表、 児玉代表補佐も「法的手段も含めて考えていきたい」と不快感をあらわにした。 この日、ダイエー球団から発表された「クロという確証がないからシロ」といういい加減な最終報告に スパイ疑惑はますます高まっており、 早速中日スポーツ系列である西日本新聞が翌日の朝刊で証拠写真を掲載しダイエーを追い込みにかかるなど、 今年の打撃不振の責任者でありながら センイチ君のたっての要望で引き抜いた手前、 更迭出来なかった水谷コーチをてっとり早く追放する格好の口実 が出来た事で、中日グループとしても徹底的に事実を追求していく構えだ。

十二月十二日(土)島崎と正式契約

 日ハムから金銭トレードで獲得した島崎(31)が、 名古屋市内の中日球団事務所で正式契約した。しかし、 落合が終了した場合の使い潰し要員として獲得したはずが 予定外の武田(33)の移籍により早くも用済みの島崎 、年俸も五千六百万→二千万と大幅ダウンでとことん足元を見られており、 それでも 「年俸はいくらでもよかった。拾ってくれたドラゴンズに恩返ししたい」 と来季の活躍を誓った姿が痛々しかった。

十二月十三日(日)落合、佐藤康が一日署長

 落合(29)・佐藤康(26)の二名が岐阜県警萩原署の一日署長をつとめた。 中日の選手が 容疑者以外で 警察署を訪れるのは久しぶり。

十二月十三日(日)正津がパパに

 今年の新人王争いでは候補にさえ上がらなかったにも関わらず、契約更改では小林幹(広)、 坪井(神)を超える年俸三千六百万(推定)をゲットした正津(26)に、 女児が誕生した。 どうやら今年の大幅年俸アップには、 球団からの出産祝いという粋なはからいがあったようで、早速 来季の契約更改時期から逆算し、年明けにも夜の自主トレスタート を計画する選手が続出しているとか。

十二月十四日(月)オープン戦日程発表

 セ・パ両リーグのオープン戦の日程が発表された。 中日は二月二十七日(土)の横浜戦を皮切りに全十九試合を消化する予定だが、 緒戦の横浜と七試合目の阪神を除く残りの十七試合全てがパ・リーグ球団相手となっており、 未だ実行されてない噂の大型トレードの格好の交渉機会として、 野手不足が心配されるダイエー戦あたりでは 早くから立浪・南渕といったベテラン陣の出番 もありそうだ。

オープン戦日程
2/27横浜−中日(萱野湾)
2/28中日−ハム (北谷)
3/06中日−西武 (岐阜)
3/07中日−西武 (浜松)
3/09中日−ハム (豊田)
3/10中日−ハム (小牧)
3/11阪神−中日 (甲子園)
3/13オリ−中日 (松山)
3/14ダイ−中日 (福岡D)
3/15ダイ−中日 (福岡D)
3/17中日−オリ (刈谷)
3/18中日−オリ (豊橋)
3/20近鉄−中日 (大阪D)
3/21中日−ロッテ (ナゴヤD)
3/22中日−西武 (ナゴヤD)
3/24ハム−中日 (東京D)
3/25ロッテ−中日 (千葉マリン)
3/27オリ−中日 (ナゴヤD)
3/28中日−ハム (ナゴヤD)
(黄色は主催試合)


十二月十五日(火)星野vs原、ゴルフ対決

 岐阜・富士カントリー塩河倶楽部で行われた 『星野仙一と愉快な仲間たちのチャリティーゴルフ』で、 センイチ君と読売・原コーチが同じ組で回り、舌戦を展開した。 原のナイスショットにセンイチ君は 「野球のノックより上手いやないか」 と、就任早々ノックすら満足に出来ず選手の失笑を買った原をグサリ。 肝心のゴルフの方は原七十二、センイチ君八十三と遅れを取ったものの、 「まあ、ゴルフは読売と認めましょう。でも、野球は?」 とジロリと睨むと、原は 「…中日です」とすかさずセンイチ君をヨイショ。 NHK時代にもよく見られた原の 「下には強いが上には弱い」風見鶏ぶり は現場に復帰しても全く変わらないところを堂々アピールしていた。

十二月十五日(火)星野監督、落合を援護

 落合(30)が五日の契約更改の席上、 「投手で四番目の評価」と言われ納得せず保留している事について、 武田・久志コーチと金を遣いまくり球団経営を圧迫している帳本人 のセンイチ君が、 「現場の評価では間違いなく一番。納得するまでサインしなくていい」 と落合を強力に援護した。 前回の提示では二千九百万アップの五千五百万だった落合だが、 センイチ君は「落合なら七千万円もらってもええぐらいや」と いつ潰れてもおかしくない落合への退職金がわりの大幅アップ を要望。思わぬセンイチ君の援護射撃に 「監督がそう言ってくれるなら、そう簡単には押せませんよ」 と百万の味方を得た思いではりきる落合、 すっかりセンイチ君の手のひらの中だ。

十二月十六日(水)中山が契約更改

 契約更改。『燃えよドラゴンズ98』など、 カラオケでは名前が出てくるが球場で名前を呼んだ記憶が一向にない中山(31) がダウンで更改した。

中山4200▼200
(△はアップ、▼はダウン、□は維持)


十二月十六日(水)山崎サンタ、契約未定?

 山崎(30)、落合(30)、川上(23)がサンタの扮装で愛知県一宮市の幼稚園を訪れ、 園児四百八十人にクリスマスプレゼントを贈った。 この日は名古屋市内の百貨店でカンボジアの子供たちへの募金をよびかけるなど 大忙しの山崎だが、契約更改の話になると、 「オレの契約更改交渉はどうなっているんだろう。 まだ何も連絡がないんだよ」 と仰天告白。 今年もあと二週間と押しせまったこの時期、 未だ契約の予定日すら決まってない事を明らかにした。 仮にもチームの主軸である山崎の契約がメドすら経っていない理由は何なのか、 スパイ疑惑で揺れるダイエーの来季の一塁の行方 も含め、今後の展開から目が離せない。

十二月十六日(水)新人選手入団発表

 ナゴヤドームでの入団発表、異例の新人選手のファン感謝デー参加など 福留(21)のド派手な入団パフォーマンスから半月、 その他の選手の入団発表が 費用の全く掛からない中日ビル内で行われた。

選手名 契約金 年俸 背番号
福留孝介(21)1000013001
岩瀬仁紀(24)10000130013
小笠原孝(22) 7000100043
蔵本英智(22) 6500100057
川添将大(18) 4000 48068
矢口哲朗(17) 3500 48061
新井峰秀(21) 3000 60060


新人七選手で注目したいのは、 サムソンの話相手として呼ばれた新井(21)。 「十五年二十年と野球を続けていける選手になりたい」(新井) とどうやら野球をやる気もある様子で、 入団交渉の席上でいきなり「登録名をタカヒデにして下さい」と直訴し、 「一軍で活躍出来るようになってからのほうがいいんじゃないか」(センイチ君) と却下されたり、「尊敬する選手は?」との問いに 「張本。」 と答えるあたり年齢詐称疑惑(自称二十一歳)も浮上するなどなかなかの大物ぶりを感じさせ、 宇野以来とだえていた日本人の大型お笑いプレーヤーとして期待が高まるところだ。

十二月十七日(木)落合・門倉が契約更改

 契約更改。「先発と中継ぎの査定を分けてくれ」と直訴するなど、 査定が野口より下だったという事がどうしても我慢ならない様子の落合(30)だが、 来季査定見直しを口約束され前回と同じ提示額にサイン。 「五百万のボーナスがあると児玉代表補佐と約束した」と主張する門倉(25)は、 伊藤球団代表に「来年からは約束に署名をもらっておけ」と、 口約束は所詮口約束である事を諭され、こちらも前回と同額でサインした。 南渕は三度目の交渉を今日もいい気に保留。

落合5500△2900
門倉5500△2000
南渕保留
(△はアップ、▼はダウン、□は維持)


十二月十九日(土)中村、保留

 昨シーズン矢野輝(神)がいなくなった事でまんまと正捕手の座を確保、 チーム防御率三・一四、自身の打率二割三分六厘と 敵味方問わず投手陣を助けた 中村タケシ(31)が契約更改に挑んだが、 「置いてあるはずの契約書がなかった」(中村) と、金額提示もないまま話し合いのみで終了、保留となった。 推定一億円で一発サインが予想される中村の腹を探るようなこの駆け引きには、やはり のーんのーんと叫んでいたただけで中村を抜き 年俸一億三千万ももらっている他球団のキャッチャー との兼ね合いがあるようで、 横浜バラバラ査定の影響が思わぬところに。

中村保留
(△はアップ、▼はダウン、□は維持)


十二月二十日(日)今中、電話で契約更改

 伊藤球団代表と今中(27)、 共にこの日十七時から行われる門倉(25)の結婚披露宴に出席予定にも関わらず、 そのわずか一時間前の十六時からスケジューリングといった 「今中との話し合いなんてありませんよ。会ってサインさせて終わり」 とでも言わんばかりの今中の契約更改。 この扱いに、今中は 渋滞ラッシュの時間に家を出発し、巧みに渋滞に巻き込まれるというエースの意地 を見せ、車中から代表と異例の携帯電話交渉、二千五百万ダウンの一億二千万で合意、 そのまま直行した式場でのサインとなった。

今中12000▼2500
(△はアップ、▼はダウン、□は維持)


十二月二十二日(火)山崎が契約更改

 MEP賞の受賞式の際、 「山崎は本当はダウン査定だったが、アップに修正しないといけないな。 ワッハッハ」と 佐藤球団社長お得意の後先考えない暴言 のせいで査定が難航、ようやく行われた山崎(30)の契約更改だが、 宣言通り二千万アップの九千五百万+タイトル料五百万で一発サインとなった。 今季の成績ではダウンも予想された山崎だが、この大幅アップは そろそろ売り時と考えた球団が今のうちに値をつり上げ、 また何処かのチームを騙そうと画策 しているのではないか、と阪神ファンは戦々恐々とか。

山崎9500△2000
星野監督12500△2500
(△はアップ、▼はダウン、□は維持)


十二月二十三日(水)中村、謎の保留

 二度目の更改に挑んだ中村(31)だが、 一億円の提示に「金額には納得している」(中村)と言いながらも謎の保留。 交渉の席では「来季の更改では複数年契約にして下さい」 と鬼も苦笑いするような二年後の話をし始め、 代表から「来年の事は来年話そう」とそれ以外答えようのない返答に、 「自分でもよく分からないけど、(ハンを)押せなかった」と謎だらけのコメントを残した。 「次はきっと押すと思う」と前回保留したときと全く同じセリフで球団事務所を後にした中村、 まさか、センイチに殴られ続けた後遺症が今頃。

中村保留
(△はアップ、▼はダウン、□は維持)


十二月二十四日(木)中村、三度目の正直

 契約更改。特に何かを要求するでもなし、 不可解な保留を続けていた中村(31)が一億円でようやく更改した。 捕手として中日球団初の一億円プレーヤーとなった中村だが、 この日の『星野特急』でセンイチ君は、「ボクにもやるべき事がある」 と前置きした上で 「それは中村武志の後継者となる力のある捕手を育成することだ」 とタケシ切り捨てを堂々宣言、 「それも早くしないといけないのだ」と付け加えた。 山崎・中村の一億円到達と今年はV逸の戦犯に対し不可解なアップが続く中日、 今中+立浪+山崎+中村の年俸を合わせて五億円にし、 噂の大物と大型トレード敢行への前準備 も着々と進んでいるようだ。 宣は二年契約の二年目で 現状維持の一億七千万+二千万出来高でサイン。

中村一億△2000
一億7000
(△はアップ、▼はダウン、□は維持)


十二月二十四日(木)古池、命拾い

 中日・伊藤球団代表は武田(33)のFA移籍に伴う補償について、 ダイエーから金銭補償要求の回答があった事を明らかにした。 中日が人身御供として古池(27)を準備していたにも関わらずここに来ての金銭要求は、 この冬、ダイエー球団が総力を挙げて行うと一部で予想されている 球団職員の海外旅行ボーナスとアルバイト学生への特別奨学金 など地元振興サービスのための資金繰りなのか、との声も。

十二月二十五日(金)川上、徳島県ホームページに登場!

  この日正式公開された「徳島県ホームページ」に中日・川上(23)が登場、 「憲伸と行く徳島」のコーナーで故郷の宣伝に一役買っている。 川上の少年時代の写真も掲載され、 徳島名物など地域情報も盛りだくさんといった内容に、 さっそく徳島観光協会には 「徳島って何処?」「パスポートは必要なんですか?」 との問い合わせが殺到中とか。

十二月二十六日(土)立浪・南渕、越年

 契約更改。三年契約の三年目になる立浪(29)が 「(査定は)三年間トータルのはず」と主張すれば、 伊藤球団代表は「そのような文書は取り交わされていない」 とあくまでダウンの構えで、 金額提示のないまま立浪は初の越年となった。 門倉(25)に続きまたもや口約束によるトラブル発生だが、 シーズン前に「首位打者宣言」をし、その口約束を何度も破ってきた立浪 が今さら何を言おうがファンの同情の声は薄く、また、 四度目の交渉となった南渕(33)は前回より百万上乗せの 年俸四千七百万+出来高を懲りずに保留。 「(出来高の)得点圏打率のハードルが高すぎる。ごほうびなんだから、 手の届く範囲にしてほしい」と、 代打の役割が何なのか全く分かっていない 様子で、さらに交渉は長引きそうだ。

立浪保留
南渕保留
(△はアップ、▼はダウン、□は維持)


十二月二十六日(土)フロント納会

 中日・佐藤球団社長はこの日の仕事納めで、 「来季こそは日本最強の竜軍団を作りたい。 現場だけではなく、フロントも最強でなくてはダメ」と、 来年もライバルの読売・渡辺社長に負けず劣らず、 積極的に問題発言をしていく 旨をあらためて宣言。さらに、 「職員のみなさんに十万個売れるような球団グッズのアイデアを募集します」 との社長命令も飛び出し球団経営にさらに力をいれていく方向だが、 球団マスコットがシャオロンとドアラ、 期待のスター候補生も桑田を骨太にしたような福留(21)のみという現状 で、何をどう売り出せばいいのか職員には頭の痛い宿題が課せられた。

十二月二十九日(火)星野特急・十大ニュース(一)

 一年の締めくくりという事でセンイチ君自ら「ドラゴンズ十大ニュース」 を選定、二十九日・三十日の二日間にわけて星野特急で発表される。 一回目のこの日は「ワースト編」という事で、以下の項目があげられた。
    一、対横浜戦七連敗でV消滅
    二、李、リタイア
    三、今中、わずか二勝
    四、脱税選手謹慎&貧打竜
    五、宮田コーチ退団

 この中で注目すべきは 去年二勝の今中(27)が今年も力通り二勝 という順当な結果がワーストの三位に挙げられているという点で、 この後に及んでV逸の原因を押しつけられた今中には いよいよ千葉方面の住宅情報が気になるところだが、 ファンの間からは 今中が二勝も挙げたのはいい方のベストファイブじゃないのか との涙まじりの声も。

十二月二十九日(火)李、再来日

 キムチ恋しさに韓国に一時帰国していた李(27)が日本での自主トレのために再来日した。 来季から本格的に外野コンバートの決定している李は守備について聞かれ、 「キャンプでしっかり練習すれば彼(阪神・新庄)に負けない自信はありますよ」と 昨年「ショートには自信があります」と言ったその同じ口で豪語 、さらに「肩(捕殺)でも勝ちたいね」と ファーストにすら満足に投げられないあのコントロールで堂々捕殺王宣言 まで飛び出すなど豪快ジョークを連発。 日本での生活も二年目に入った李、 マスコミを笑わせる術も心得てすっかり日本にとけ込んだ様子だ。

十二月二十九日(火)サムソン、宣と合同自主トレ

 今季わずか一勝と期待を裏切ったサムソン(28)が、 一月四日から宣(35)と共に長野・昼神温泉で合同自主トレを開始する。 今季を振り返ったサムソンは、 「日本では低めを攻めないと勝てない。 韓国時代より、ボール三つ分低めに投げる意識でないと勝てない」と あの高めに浮く棒球はやはり狙って投げていた ことを暴露。 シーズン中もさんざん言われていた自分の投球の欠点をようやく矯正する気になったサムソン、 来季の 今中(27)との二軍の最多勝争い に注目が集まる。

十二月三十日(水)星野特急・十大ニュース(二)

 センイチ君が選ぶ今年の十大ニュース、 今日は「明るいニュース」のベストファイブ。

    一、川上、新人王!
    二、野口復活!
    三、屈辱の最下位から二位に躍進
    四、久慈・関川の成功
    五、球場でのファンの声援

 シーズン前に掲げた「チェンジ」のために獲得した 久慈・関川の活躍が四位にあがっているが、 現実には久慈は守備では貢献したものの打撃が今ひとつ、 関川もチャンスでの三振が目立つなど一長一短。 「大豊放出の成功」を言葉をかえて四位に挙げた センイチ君の巧みな言葉のすりかえは流石の一言だ。

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