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G's May !

五月前半
_1_2_3_4_5_6 _7_8_9101112 131415
読売




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五月後半
161718 192021222324 252627282930 31
読売
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(○…勝利、●…敗北)

十八勝二十三敗(五位)

五月二日(日) 桑田好投、KTアベック弾、そして敗戦

○中3−2読●
桑田→入来智→柏田)

 →「D's May.」参照。

五月一日(土) デセンス、今日も炎上

○中6−4読●
(斎藤雅→入来智→河野→デセンス)

 →「D's May.」参照。

五月三日(月) ガルベス完投、そして敗戦

○神3−2読●
ガルベス

 この日も松井が作った三度のチャンスを全てペシャンコと潰し読売五連敗に大きく貢献した清原が、 「そうです、ボクのせいで負けました。打てなくてすいません」 と、自分が足を引っ張っていることに今頃気づいた。 そして「四番は何があっても清原。エヘヘヘ」と言っていたしげお君までが、 報道陣の質問に「四番?…うーん、エヘヘヘ」と言葉を濁したのだ。 清原が移籍してきて三年、 十二球団一の打撃陣を誇る読売がどうして今まで優勝出来なかったのか、 その本当の原因に三年かかってようやく気づき始めている読売、 巻き返しに向け、今後は何処のチームの四番打者を金で引っ張って来るのか注目が集まる。

五月五日(水) 読売、ゴールデンウィーク全敗!

○神4−3読●
入来祐→西山→柏田→入来智→槙原)

 「いいなあ、読売はゴールデンウィークはたっぷりお休みかあ」 と、全国の忙しいサラリーマンがうらやましがる。 何しろ七日間〜四日間といわれる今年の短いゴールデンウィーク、 読売はもう十日間も白星なくお休みを満喫しているのだ。 連敗街道が続く読売は打開策としてついに清原を五番に降格、 それも因縁の阪神戦、天敵・藪が先発のこの日というのが抜け目ない。 松井ではなく二年目の高橋に四番の座を奪われた事でプライドをズタズタにされた清原は、 この日の第二打席に藪から「お待たせ」の左手直撃デッドボールを浴び、 塁に出たところで「さっさと去ね!」とばかりの殺気あふれる牽制球でアウト、 いたたまれなくなり途中退場した。 試合は読売が一点差で敗れたものの、 あまりに緻密で計算し尽くされた「清原潰し」を計画したの名参謀が誰なのか注目されると共に、 清原を合法的にリタイアさせたことで 「夢の連敗脱出」に向けようやく希望の光が見えてきた。
五月七日(金) 清原離脱で連敗脱出!

○読5−3ヤ●
上原→槙原)

 前日の試合の清原へ死球が「左手甲骨折」と診断され、 しげお君以外の全読売ファンの念願だった「清原スタメン落ち」がついに実現した。 四番のウルフ高橋は期待に応え逆転のツーランホームランを放つなど大活躍、 四番の仕事が 「打撃不調でムシャクシャしてるときに、 自分が内角球をよけそこね当たった事で相手ピッチャーにヤツ当たり、 乱闘を招き試合の内容をウヤムヤにする」 だけでない事をバットでアピール、 連敗をついに“六”でストップした。 連敗脱出のお立ち台は、肝心のヒーローが阪神−横浜戦で横浜スタジアムに行っているため、 代わりに上原が上がった。

五月八日(土) 読売、最下位転落!

●読1−7ヤ○
桑田→西山→岡田→柏田→ホセ)

 同点の場面で出し惜しみする割には負けてる場面で登板させたりと、 一向にその使い方の分からない西山だが、 今日も負けてる場面、七回から中途半端な使われ方で一イニングをピシャリ、 その裏チャンスでまた無駄に大野倫を代打に出しいつも通り凡退→ ピッチャー岡田に交代→打たれる→柏田に交代→打たれる、 という判で押したようなお馴染みの継投に、今日からは ホセに交代→打たれる、 という新たなチャートが加わった。 試合後、しげお君は「今日は石井一にやられたね」と、 石井一の好投のおかげで継投失敗があまり目立ってない事にホッとした表情だった。

五月九日(日) ガルベス、完封!

○読3−0ヤ●
ガルベス

 ガルベスがしげお君に西山の「に」の字も言わせず完封した。

五月十一日(火) 壮絶!中継ぎ総出演!

○広7x−6読●
(入来祐→河野→ホセ→岡田→西山→柏田→入来智→槇原

 「と、止まると死ぬんじゃ!」との名言を残したのは名優・間寛平だが、 継投を告げないと死んでしまうのがしげお君だ。 前の試合でガルベスが完投してしまった事で口がムズムズしてしょうがないしげお君は、 先発・入来祐が三回途中KOのあとは「待ってました」とばかりに 「河野、河野」「ホセ、ホセ」「岡田、岡田」と継投に継ぐ継投。 実はこの三人で三回三分の二をノーヒット・ピッチングだったのだがそんな事はお構いなしだ。 投手の好不調に関係なくしげお君の口はなめらかに回り、 「西山、西山」「柏田、柏田」「入来兄、入来兄」「槇原、槇原」 と、これまでの鬱憤を晴らすような投手全員リレーで、 一旦は逆転した試合を再びひっくり返されサヨナラ負けを喫した。 誰かが打たれるまで代え続ける投手リレー。 指揮官に言わせれば、「(敗因は)やっぱり西山だな」だそうだ。

五月十二日(水) 小野、一人舞台!

○広7−4読●
小野→木村→ホセ→岡田)

 この日の先発候補には四人の投手の名前が挙げられていた。 昨日投げたばかりの西山、昨日投げたばかりのホセ、昨日投げたばかりの河野、 そして小野である。 しげお君はこの誰が出ても同じくさい豪華四人衆の中から、 「広島は左が多いから」という理由で小野をチョイス。 小野はこの期待に応え強力広島打線をわずか二安打しか打たれなかったものの、 三分の二回五失点KOという超絶マジックを披露し試合開始十五分で勝負を決めた。 試合後、小野に即二軍行きを命じたしげお君は代わりの先発にここ二試合中継ぎで好投しているホセを使う方針を明らかにし、 先発が足りないと言っては中継ぎを先発に回し、 中継ぎが足りないと言っては先発を中継ぎに回す自転車操業 は今年も行われる模様で、ケガ人の多さ・投手陣の崩壊振り共に広島を上回る勢いだ。

五月十四日(金) 読売、デッドライン突破!

●読0−5横○
桑田→木村→柏田→岡田→河野→入来祐)

 「問題はどれだけ(ゲーム差を)離して優勝するかという事だけです!」 とキッパリ言い放った昨オフの原総合コーチの言葉が懐かしい。 連敗中の読売は数少ない先発・入来祐を中継ぎに緊急転向、 故障で走れない仁志を無理矢理一軍登録するなどといった嘲笑溢れるテコ入れを試みたが、 入来祐は九回負けてる場面で登板しとどめの三失点で火だるま、 仁志は代打で出てきたものの(昨季後半の元木と違い)仮病ではなく本当に走れないようで一発以外見えず三振、 大方の予想通りテコ入れは失敗に終わり三連敗を喫した。 読売はこの敗戦で借金を今季最多の“六”としたが、 読売の歴史で借金が六を数えた年の優勝は過去に、無い。

五月十五日(土) 読売、今年三度目の四連敗!

●読4−7横○
ガルベス→柏田→木村→河野)

 試合終了後のライトスタンド恒例「メガホン遠投大会」の参加者は、 この日はわずか三十人と、いつもの半分しかいなかった。 報知新聞はこれを「敗北に納得したのか、あるいはあきらめの境地に達したのか」 と分析したが、そうではない。 何しろシーズンは残り百六試合もあるのだ。 流石の読売ファンも、 百六本もメガホンを買い替えるのはお金の無駄遣いと気付いたのだろう。 先発・ガルベスは立ち上がり悪く試合開始十五分で五失点と早々に試合を決めたかに見えたが、 自身のホームランなどで六回までに四点を返し横浜を一点差に追いつめる。 しかし、二回以降は完全に立ち直っていたガルベスに「代打・斎藤タカ」を告げた瞬間、 逆転の夢は断ち切られた。 二回から六回まで横浜打線を三安打に抑えていたガルベスよりいい中継ぎなど当然いるわけはなく、 柏田・木村が打ち込まれ横浜に二点を追加されるお決まりの終了パターンで、 読売はセの二位以下だんご状態から抜け出し、ぶっちぎり最下位へ向け独走を開始した。

五月十六日(日) エルボー吉原、トレードに!

○読3−2横●
上原

 「吉原、トレードに出されるんだって」「へえ」「ふうん」「あっそ」 「で、今度は何処のチームの四番獲るの?」。 トレードなど年がら年中の読売においてシーズン中のトレードなど、 日ねもす茶をすすったりメシを食らうが如しだ。 自軍の控えキャッチャーに見切りをつけた読売は中日から光山を獲得、 ジェントルマン・ガルベスにエルボーで殴られ反乱分子化した吉原を放出した。 光山獲得について読売・佐野バッテリーコーチは 「中日だけじゃなく、他球団(のデータ)も頭に入ってるだろうから」 と中日のデータ盗み及びリード面に期待をかけてるらしく、十八日のヤクルト戦から即スタメンマスクという驚きプランもあるようだが、 光山の頭に入ってる攻略データ、即ち 近鉄・オリックス・ダイエー・阪神・広島・中日の二軍選手のデータを使って何をしようと言うのか、 疑問の声があちこちから上がっている。

五月十八日(火) 仁志、仮病だった!

●ヤ2−4読○
(ホセ→入来智→S槇原)

 松井のホームランなどで読売二点リードで迎えた九回裏、 これまで八イニングを三安打と好投を続けていた今季初先発のホセが 先頭打者にフォアボール、続くペタジーニに同点ホームランといった読売投手陣お得意の 「スイッチ点火即炎上投法」で同点に追いつかれた。 毎度毎度の負けパターンかと思われた読売だが、延長十回表、 ランナーを二人置いた場面で代打・走れないはずの仁志が何とタイムリースリーベース。 ホセの読売病と仁志の仮病が思わぬ試合展開を呼び、延長戦は読売が制した。

五月十九日(水) サムライ光山、初スタメン!

○ヤ5x−4読●
(三沢→岡田→河野→入来智→木村→槇原→入来祐

 今シーズンの投手陣崩壊の責任をキャッチャーに押しつけようと画策する読売は、 中日時代二年二ヶ月一度もスタメンマスクを被った事のない光山を 「経験があるから」との不可解理由でスタメン起用した。 光山は三沢から始まる火薬庫のような読売投手リレーをテンポの良いリードで九回まで三失点に抑え、 打っては三安打の猛打賞と気を吐いた。 が、その内容は、ランナーのいない場面で得点につながらない三本のヒットのあと、 二度の満塁のチャンスをことごとく凡退と 「自分の個人評価を下げる事なく且つ読売には勝たせない」、 さすが反読売らしい味のある仕事を見せ、 ヤクルトの延長十三回サヨナラ勝ちを陰で好アシストした。 読売はプロ野球記録となる怒濤の二十残塁で、サヨナラゲームに花をそえた。

五月二十日(木) 読売、マルちゃん獲得へ

●ヤ5−11読○
桑田

 「第五の外人選手」獲得に動いていた読売が、 最終候補として元西武のマルちゃん(ドミンゴ=マルティネス、レッドデビルズ) をリストアップした。 西武時代は一年目が打率三割・三十一塁打・百八打点、 二年目が打率二割八分・三十本塁打・九十五打点と、 清原の代わりどころか清原より全然いい数字を残しているマルちゃんだが、 投手陣があんな事になってしまっている現在の読売のチーム事情と相反し今さら「打者補強」をしようとするフロントの姿勢には、 ついに今シーズンのペナントをあきらめ、 今オフには「しげお君ともども清原追放」の青写真がありありと。

五月二十一日(金) ガルベス、自給自足ホームラン

●神4−6読○
ガルベス

 ガルベスがしげお君に三沢の「み」の字も言わせず完投した。

五月二十二日(土) 押し出し、暴投、紙テープ

○神4−3読●
(西山→河野→入来祐→柏田→木村)

 「中継ぎで調子がよかったから」と先発転向したのはホセだが、 「中継ぎで調子が悪かったから」と先発させられたのが西山だ。 もちろん中継ぎでダメだったのが先発で急によくなる事などある訳がなく、 西山は得意球のフォアボールを今日も連発、押し出しを含む二失点で三回三分の〇でKO。 読売はその後いったん追いついたが、 木村がワイルドピッチで勝ち越し点を献上するなど阪神に取っては 「立ってるだけで」どんどん点が入ってくるチュ−リップ開放状態、 素人肌が存分にあふれた草ゲームは阪神が勝利した。 試合後しげお君は、 「ナイスゲーム!こういうゲームをやっておけばいい!」 と不気味なコメントを発したが、「こういうゲーム」の「こういう」の指すものは果たして、 西山の満塁押し出しフォアボールの事なのか、 木村のワイルドピッチ決勝点のことなのか、 六回にレフトスタンドから桧山の目の前に紙テープを投げ入れ守備の邪魔をし、 石井の平凡なレフトフライをツーベースにした読売ファンによる落球サポートプレーの事なのか、 興味深いところだ。

五月二十三日(日) 阪神、竜の尻尾をつかむ!

○神3−2読●
上原

 「うーん、打線がなあ。得点力が落ちている」(しげお君) という割にはスタメンに佐々木とか光山といった面々が堂々と名前を連ね、 得点力の落ちてる原因がスコアボードを見た瞬間ひと目で分かる読売だが、 開幕前に「何があっても読売にだけは勝ち越します」と言っていた阪神・野村監督の言葉通り、 読売は今日も阪神にコテンパンにやられ、今季の同カードをこれで二勝六敗とした。 阪神はこれで貯金を“七”としていよいよ首位・中日まで〇・五ゲーム差と肉薄。 火曜日からの首位決戦について野村監督は、 「何を言うとるね。まだ色気を持つ球団じゃありません。今年は野球を勉強する年です」 と、珍しく謙虚なコメントを放っているが、その裏には、 「一.先日、不用意な発言でセンイチ君を怒らせた」 「二.中日−ヤクルト戦で、スライディングで神野を負傷させたペタジーニが直後二つの死球をくらっている」 「三.古池が一軍に上がってきている」 の三つの事実が示す、複雑な事情が絡んでいるとか。

五月二十五日(火) 清原、四番スタメン復帰!

○読10−2広●
ホセ→河野→木村→柏田→岡田)

 「六位で終わったら丸坊主?…う〜ん、ファンの方が、ボクが戦犯だと言うんならそうします」 と、読売最下位の場合あくまで戦犯は自分ではなくあの人とあの人だという事を暗にほのめかす松井は、 この日も先制ツーランを放ちこれで七試合で七本、ハイペース量産モードで個人タイトルに向けひた走る。 そして読売はこの日からついに待望のあの人が四番スタメンで復帰、 一方的なゲームでのみよく活躍するあの人は三打数二安打に犠牲フライの一打点と、 「周りの反対を押し切って」あの人を四番復帰させたしげお君の顔を立て、 どうやら読売のクリーンナップは開幕当初に戻る事になりそうだ。 これにより石井・マルちゃんの飼い殺しが決定、 再び松井と高橋の間に安らぎの空間が訪れることに、 他チーム投手陣もホッと胸をなでおろしている。

五月二十六日(水) 読売、二塁も踏めず

●読0−5広○
桑田→西山)

 「あー、あれ何だっけ、六つ子の?」「何?」「ほら、トド松とかカラ松とか…」「あー」「そうそう、おそ松」。 そんな昔懐かし話に花が咲く福岡ドーム。 六回、広島の攻撃は一死一二塁の場面、まずは川相がゲッツコースのショートゴロを鮮やかなジャッグルで満塁。 続いて金本のショートライナーをまたも川相が取り損ねエラー、 浅井のセカンドゴロを仁志がバチーン!と景気良く弾けば、 ディアス四球で盗塁すると村田が二塁悪送球、 西山のショートゴロには川相が「俺も続け!」とばかりに二塁悪送球、 実質五個のエラーで、あれよあれよの四失点で試合を決めた。 しかし、エラーによる失点など今の読売には関係ない。 何しろ広島・紀藤の前にピッチャーの桑田と元木の二安打ぽっち、 二塁すら踏めない完封劇をくらったのだから「エラーがゼロでも十個でも一緒」なのだった。

五月二十七日(木) 読売、また一点差負け

●読2−3広○
ガルベス→柏田→岡田)

 「今年のテーマは接戦に強いゲーム作り。一点差ゲームをモノにします」 と方法論なき目標を掲げ、 その挙げ句が光山獲得・マルちゃん獲得と密林の奥へ奥へとずんずん突き進んでいく読売だが、 この日の先発はガルベスvs佐々岡と、どう考えても一点を争う投手戦。 読売は四回無死二塁で後藤が、打率二割の分際で送りバントもせず強行、 もちろんポップフライに倒れたが、 原総合コーチは「(後藤を打たせたのは)前の打席にヒットを打っていたから…」 とのラフィン・ジョークを放ち、記者団を苦笑させていた。 細かい野球の出来ない読売の今季一点差ゲームはこれでこれで三勝九敗。 対照的に広島の三得点はいずれも盗塁絡みで、 「ガルベスから連打は出来ないから、足を使わないと。大量点は無理だからね」 と、達川監督に思い切りイヤミを言われていた。

五月二十九日(土) 松井、怒りのサヨナラ打!

○読3x−2神●
(三沢→入来祐→西山→柏田→木村

 「清原ならともかく、松井にぶつけるなんて!」 と読売ナインのボルテージが一斉に上がったのは五回、 メイのこの日三個目の死球が松井のヒジを直撃したときだ。 清原が藪に何十発ぶつけられようがまるで気にしない読売ナインも、 さすがに主砲・松井にぶつけられたとあっては黙っていない。 「清原ならともかく、松井がケガでもしたらどうするつもりだ!」。 主砲をスナイプされ燃える読売は、西山→柏田→木村の読売自慢の中継ぎ陣が何と、 五イニングを無失点という「今シーズン初」の快挙。 そして九回、読売は松井自ら怒りの三塁打でサヨナラ勝ちを決め、 清原ならともかく松井スナイプはシャレにならない事を知らしめた。

五月三十日(日) 読売、夢の最下位脱出!

○読5−2神●
上原→木村→S槇原)

 同点で迎えた七回一死一塁バッター上原、 読売は好投する上原をあっさり代え、代打にケガ人・元木を起用、 翌日の新聞では「こんな結果オーライな野球をしててはダメだ」と堀内にさえ馬鹿にされる強攻策を敢行した。 無論元木はランナーを進める事なくあっさりと三振に倒れたものの、 仁志のさっききちんと送ってればタイムリーになってたヒットの後、 清水の結果オーライスリーランが飛び出し、読売が阪神に二連勝した。 同じ日広島市民球場では打たれ続ける島田・阿波野を放置し ノーガードの殴り合い野球しかしなくなった横浜が敗れ、 読売と横浜の五位六位が入れ替わり。 このところあまりにもその芸風が似てきた昨季の一位と三位の両チームだが、 しげお君が権藤化したのか、権藤がしげお君したのか、 阪神の勢いがかげり今にも消えそうなセリーグの火の中で、 今、最下位争いが熱い。

Giants at May.1999



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