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○…勝利/●…敗北

十月一日(木) 読売、終戦

広○7−6読●


 吉村の引退表明と同時にタイミングよく負傷した(事になった)PLの後輩・清原がスタメンを外れ、 代わりに 四番に吉村が入るといった「観衆九千人」 が全てを物語る消化試合。 読売先発・三沢は初回四失点と乱調もそのままずるずる投げさせられ、 結局五イニングで七失点と打たれるだけ打たれたところで降板。 読売は終盤、六点を奪い追い上げたものの、 無駄に三沢を投げ続けさせた事が最後まで響き一点差で広島が逃げ切った。 試合後、堀内ヘッドは「三沢を引っ張り過ぎたかな?」 と他人事のように言い放ったが、 この敗戦で優勝が完全に消滅した読売の今季低迷の根本にあるものは 堀内を引っ張り過ぎた ことだ。

十月二日(金) 読売、来季へ向けて

広○6−2読●


 気がつけば二位中日に一・五ゲーム差と迫っている三位読売だが、 この日の先発バッテリはプロ入り初先発の平松とやはりプロ入り初出場の小田、 さらに二日連続で四番ファースト吉村と、 意地でも中日に二位を確保してもらい、来季開幕戦を阪神と戦いたい その意思が如実にあらわれたオーダーで、 その期待通りに平松は四回KO、自分の仕事をきっちり果たした。

十月三日(土) 読売、全日程終了

読○7−4広●


 「打率三割、本塁打二十本なら新人王確定」と 日テレで江川、フジで一茂を使いマスコミ・視聴者をを洗脳 し、数字達成のためだけに腰痛の高橋を使い続けるしげお君だが、 この日の最終試合でも結局二十号は出ず、 第三打席を凡退したところで打率がちょうど三割だったため 高橋は慌ててベンチに引っ込められた。 ホームランはノルマの二十本に届かずインチキくさい三割達成に、 ライヴァルの中日・川上がこの日十三勝目を挙げたことで、 翌日の「Theサンデー」で江川は 「川上は最優秀防御率を取れば新人王」 とそれまで十三勝としていた川上の新人王のノルマをあわてて変更、 新たな洗脳 を開始していた。

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