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○…勝利/●…敗北

八月一日(土) 桑田、友情の完投勝利

神●1−3読○


 昨夜の事件についてガルベスへの「今シーズン出場停止」との処分決定を受け、 つい最近二軍に落としたばかりの西山・小野を先発として呼び戻すなど もうピッチャーなら何でもよくなってる読売投手陣 の危機的状況に、桑田が奮起した。 この日先発した桑田は、阪神打線相手に四安打一失点に抑える完投勝利で復活をアピール、 ガルベス問題で重苦しいチームの雰囲気に明るい材料を提供した。 ヒーローインタビューのマイクを向けられた桑田は、 「親友のガルベスがあんな事になってしまって…。 彼は本当はジェントルマンで、いい人なんですよ」と、さすが トラブルに関しては日本球界を代表するエース格の桑田 らしい思いやりあるコメントを放ったが、 過去に暴露本で無類の金髪好きが噂になっている桑田だけに、 桑田がガルベスを「親友」「いい人」と発言した事から、清原始めチームメイトからは 「俺にも紹介してくれ」 とガルベスと親友になろうと希望する選手が殺到しているとかいないとか。

八月二日(日) 甲子園、また乱闘

神○6−3読●


 二対三と読売リードで迎えた八回裏。 読売一点リードの場面でマウンドにはまたもや野村と 後半戦に入っても未だ「学習」の二文字を覚えないしげお君の投手起用 はもちろん裏目、野村は二死一二塁とピンチを作り、 今頃でてきた槇原がハンセン・新庄に連続タイムリーを打たれ撃沈。 こうなるともはや 自分に残されている仕事が何かを知っている槇原は、 躊躇せず矢野をスナイプ、 前の攻撃で高橋が受けた死球の報復をきっちりと執行したが、 さすがに 矢野離脱=山田スタメン=最下位激走 という図式が鮮やかに浮かぶ阪神ベンチがこの矢野狙撃を許すはずがなく、 激昂した阪神・大熊コーチが猛然と槇原にジャンピングニードロップをお見舞いするなど、 両軍入れ乱れての大乱闘で槇原はボコボコにされた。

八月四日(火) しげお君、坊主頭に

読○6−5広●


 「自分が坊主になる事自体大した事ではないが、 批判をきっちり受け取るという事で、それを形で表した」 と、頭を丸めることによって 矢野への死球はやはりベンチの指示によるものであった 疑惑を全く払拭してないしげお君のケジメに対し、 「気合いが入った。俺も短くする」と言う清原が先制のツーラン、 「びっくりしました。優勝目指して頑張ろうと思いました」と言う高橋が逆転のスリーランと、 しげお君坊主効果が打線の奮起を呼んだのか、 読売が久々に打撃戦を制し広島に逆転勝ちした。 一方では、「ボクは後ろが絶壁なんで似合わない。亀頭ヘッドと言われるんだ」 と訳の分からない事を言い出す松井や、 「ボクも気持ちは丸刈りです」 とこれも意味の分からない槇原など、 選手個々の頭の良し悪しをはかるバロメータ として意外な効果を生んでいる。

八月五日(水) 渡辺オーナー、終了宣言

読●7−9広○


 九回裏に一挙五点を奪い七対七と同点に追いついた読売は、 同点の場面にも関わらず十回途中から槇原を投入、 そのまま十二回まで投げさせ、 十三回にまたもや槇原に代えて岡田を出し負け越しのタイムリーを浴びるといった、 髪型はかわっても負け方は全く変わらない しげお君のいつも通りの投手起用で読売は敗戦した。 この日観戦に来ていた読売・渡辺恒雄オーナーは「もうメークドラマはない」 と今ごろ終了宣言、 さらにガルベス事件について触れ、 「弁護の余地のない蛮行だ」とする一方、 「だが、アンパイアももう少し教育する必要がある」と 読売限定ストライクゾーンを取らなかった審判に非があるとし、 読売戦でのジャッジを教育 させたい意向を高らかに宣言した。

八月六日(木) 読売、セ審判団に質問状

読●1−5広○


 プロ野球ニュースでの平松(プロ野球解説者)の 「緊迫した場面で、審判がボークを宣言するのはいけませんよ」、 日テレでは徳光(読売ファン)が 「せっかく槇原が打ち取ったのに、ボークを宣言するなんて」 と言い出すといった 読売勝利のために野球のルールをねじ曲げようとする意見 にすっかり意気投合した読売球団はこの日、 セ・リーグ連盟事務所に 「ボークに対する質問状」を提出した。その内容は、 「(一)ボークを取るタイミングがまちまちで分かりづらい、 (二)ボークと判定した理由が分かりづらくファンに説明がない」といった、 理由も何も「ボークだからボーク」以外に答えようのない質問内容で、 前日の渡辺オーナーの「審判教育発言」に続き、 なりふり構わぬセリーグ審判団への圧力が目立つ読売、 投手陣・打撃陣が崩壊を見せる今、 メークミラクル最後の切り札・読売十人目の選手育成 に全力をあげている。なお、試合の方は今日も負けて貯金ゼロ。

八月七日(金) 松井、二十三・二十四号!

読○7−3中●


→DRAGONS NEWS参照。

八月八日(土) ダンカン、「馬鹿げた野球だ」

読●1−3中○


 七日の試合中に、準備もしてないのに 吉村が代打を嫌がったため 代打に出されスカッと凡退、その後ベンチ裏で素振り用ミラーを破壊したダンカンだが、 この日は練習をボイコット、しげお君にスタメン出場を直訴したが実らず、 試合終了後には「stupid baseball!(馬鹿げた野球だ)」と しげお君の選手起用を批判した。 この発言に対し球団関係者は一様に不快感をあらわにし、 ダンカンは 守秘義務違反 により今季限りの退団が濃厚になっているが、それにしても気になるのは篠塚打撃コーチの 「行けと言われたら行くのが当たり前、プライドばかりではダメだ」というコメントで、 この言葉は ダンカンに対するものなのか、吉村に対するものなのか

八月九日(日) 平成の名勝負?

読○3−1中●


→DRAGONS NEWS参照。

八月十一日(火) 日米野球ファン投票、しげお君首位

横○4−1読●


 オフに行われる日米野球のファン投票の第二回途中経過が発表され、 監督部門でしげお君が首位におどりだした。 しかしこのファン投票、監督は十二人の中から選べるものの、 各ポジションの選手はノミネート基準が曖昧で、 小久保や趙など 現時点で一軍にいない選手がノミネートされていたり、 元木のように シーズン終盤まで一軍にいるか分からない選手 の名前が見えるなどその選出基準の不可解さにファンからは疑問の声が上がっているが、 一方では監督のファン投票結果を見ると、 首位のしげお君をはじめ三位野村監督(ヤクルト)、五位王監督(ダイエー)と、 日米野球の時期にはもう球団にいないかもしれない監督 が上位にいるあたり、ファンの混乱ぶりが如実にあらわれた投票結果となっていた。 気分は既に日米野球の読売だが、 試合の方はファン投票投手部門三位の斎藤雅がKOで、再び貯金ゼロ。

八月十二日(水) 負けドラマ・アゲイン

横○1−0読●


 戸叶・小野と試合時間が軽く五時間はいきそうな両先発 でノーガードの打ち合いを誰もが予想したこの試合は、 両軍怒濤の貧打で思いもよらぬ投手戦に。 読売はダンカンをスタメン起用、仁志をプロではほとんど経験のないショートに、 好投の先発・小野を簡単に岡田→西山にスイッチするなど 勝とうとする意思がどうにも見えない選手起用 で横浜の混乱をはかっていたが、 結局横浜・石井琢の犠牲フライ一本で試合終了。 二位中日に二勝一敗で勝ち越した直後に首位横浜に二連敗と、 昨年、首位のヤクルトに連敗して二位の横浜を三タテを食らわセリーグの火を消し去り ササキ様に「自分の立場、分かってるの?」 と言われたときと全く同じ道を歩んでいる読売、 今年もセリーグの火消しに大暴走だ。

八月十三日(木) 清原、暴れる

横●4−6読○


 過去(西武時代)には死球に怒りピッチャーにバットを投げつけるなど、 ガルベスなど問題にならないくらいチンピラヤクザ振りが堂に入った清原 だが、今日は七回の攻撃の途中、 横浜スタジアム三塁側ベンチ通路のドアや壁を、 バットでボコボコに殴りへこますといった大暴れを見せた。 ここのところガルベス事件、死球乱闘、読売ファンによる横浜ファン角材襲撃など 血なまぐさい事件が続き野生の血に目覚めつつある清原、 明日から始まる 対阪神三連戦での藪襲撃に向け、 今からハヤる気持ちをおさえられない。

八月十四日(金) ガルベス、帰国

読○9−3神●


 セリーグから今季出場停止処分を受けているガルベスがこの日帰国、成田で記者会見を開いた。 席上、ガルベスは 「読売でプレー出来ない場合は、ほかのこと(他チームとの契約)も考える」と、 いざとなったらセンイチ軍団に入門し読売&審判団に意趣返し も辞さない構えで自分を保険扱いする読売球団にプレッシャーをかけ、 来季も日本でプレーする事を熱望した。 また、「昨夜はどうしたか?」との問いにガルベスは、 「チームメイトのダンカンとともに過ごし、 余計なことを話さずに帰った方がいい、 とアドヴァイスされた」と、 ダンカンの試合欠場が仮病であった事があからさまにバレてしまう余計な一言 をポロリ。

八月十五日(土) しげお君「まだ分かりませんよ」

読○5x−4神●


 俗に「死のロード」と呼ばれる甲子園を離れての十八試合に向かう際、 「勝ち越しはノルマ」とオーナーに イヤガラセとも思える事実上の解雇通告 を突きつけられた吉田阪神が、この日もその連敗記録を順調にのばし、 ロード〇勝十一敗と勝ち越しもへったくれもない状況になっている。 その阪神に連勝しようやく貯金を「二」とした読売・しげお君は、ご機嫌な表情で 「まだ分かりませんよ、まだ分かりません」と、 何が分からないのか分からない 謎の発言で記者をケムに撒いていたが、 吉田阪神の連敗記録の事なのか、 それともバレーの世界ワールドカップでの日本チームの成績の話なのか、 あるいはカズシゲは来年もプロ野球ニュースの解説をやるのかどうかという事なのか。

八月十六日(日) 三沢、今度は先発に

読○10−2神●


 読売のこの日の先発は、 前日(十五日)の試合終了後に先発を言い渡されたという三沢。 阪神打線は決してよくはない三沢の前に、 六イニングで四併殺とチャンスをペシャンコ×四と気持ちよく潰しまくり、 十一連敗が伊達ではない事をまざまざと見せつける拙攻でその連敗記録を「十二」に伸ばした。 ちょうどローテーの谷間になるこの日は 「西山か三沢かどちらかにしようと思っていたが、前の日に西山が投げたから三沢になった」 といった行き当たりバッタリ以外の言葉が思いつかない経過があったわけだが、 七回から三イニングを西山という 結局両方投げさせられるその継投に両選手の投手生命は縮まるばかりで、 西山・三沢が木田画伯を慕いオリックスに逃げ出す日もそう遠くはないとか。

八月十八日(火) 読売、五連勝!

読○5−2横●


 九・五ゲーム離れた横浜・読売の天王山対決。 読売先発・斎藤雅が六回、二死満塁から押し出しとタイムリーで二点を失いマウンドを降りたものの、 続く二死満塁のピンチを読売の大魔神・西山が見事に火消し。 最後は槙原へつなぐ投手リレーで読売が三連戦の緒戦をモノにし、 メークドラマ・アゲイン&メークミラクル への望みをつないだ。

 との過剰・誇大報道をしている日テレについて、 JARO(日本公共広告機構)の介入があるのかどうか、 読売は今日もオフシーズンの話題独占だ。


八月十九日(水) とかピーに手も足も出ず

読●0−5横○


 小野・戸叶と試合時間が軽く五時間はいきそうな両先発で ノーガードの打ち合いを誰もが予想したこの試合は(十二日分再掲)、 戸叶がまたもや味方すら騒然とさせる意外な好投を見せ、 読売打線を八イニング四安打〇失点に抑えた。 ところが、戸叶に取ってはプロ入り初完投・初完封目前の九回、 戸叶は所詮戸叶である事を知っている権藤監督 は平然と五十嵐にスイッチ、 その戸叶に対する信頼感の無さを全国に堂々アピールした。 結局完封リレーで横浜は読売の連勝を五でストップ。 試合後、戸叶は無念の降板に「完投は、次に取ってきますよ」 と引きつり笑いを浮かべていたが、権藤監督は 「今日は戸叶らしい逆ダマが冴えていた」 とクールに言い放ち、今後も戸叶を信用する気はサラサラない事をあらためて強調していた。

八月二十日(木) 橘高球審、ガルベス事件で注意

読○6−4横●


 「ガルベス事件について橘高主審の挑発行為は無かったか」 という読売の審判に対するインネンとしか思えない質問状に対し、 渋沢セリーグ事務局長は 「試合後に“慎ましく行動しろ”と橘高審判員に注意した」 との仰天回答を読売球団に送った。 これまで他の球団からの審判の明らかな判定ミスへのクレームには 「審判の権威」「審判は絶対」という言葉を盾に、完全無視を決め込んできたセリーグが、 間違いなく非はガルベスにある今回の暴力事件について、 審判にも責任があると判断したこの事実は即ち、 あのクソボールが来年からはストライクと判定されるようになるガルベスの読売復帰 を匂わしており、他球団への驚異となっている。

八月二十一日(金) 西山、KO!

広○8−4読●


 一度成功した事は失敗するまで何度でも繰り返すしげお君 だが、この日も読売先発・岡島が七回につかまり二対四と二点差に詰め寄られると、 ここ七試合で六度目の登板となる西山 を送り出し、広島・金本に簡単に逆転のスリーランを打たれ終了した。 試合後、堀内ヘッドは 「西山が登板過多になっているのは確かだが、 アイツを投入しなきゃいけない展開が多いからな」 と西山酷使についての反省は全くないようで、 西山の来年より自分の来年 が気になる堀内ヘッド、 若手の一人や二人潰してでもAクラスを確保しようとする執念がまざまざとあらわれていた。

八月二十二日(土) 槇原、KO!

広○6x−4読●


 読売一点リードで迎えた九回裏広島の攻撃、 V争いから完全脱落しても 未だに抑えをやらされている確か臨時ストッパーだったはずの槇原 が二死から四球・ヒット・ヒットで同点に追いつかれた。 延長に入ってもそのまま続投させられた明らかに調子のおかしい槇原は、 十回裏に金本のサヨナラツーランを浴び終了。 守護神のKOに池谷ピッチングコーチは、 「勝ちのケースになったんだから槇原を出すのは当然。 そりゃあマキだって、いいときばかりじゃないよ」 と いいときの状態じゃないピッチャーを出して同点にされ、 さらに引っ張って逆転された のは俺のせいじゃないと知らん顔。

八月二十三日(日) 村田、満塁弾のあと

広●8−11読○


 読売が広島・加藤、浅井に死球をぶつければ、 広島が読売・高橋、仁志に間髪入れずに報復の死球を叩き込むわ、 両者共に満塁の場面でタイムリーエラーが出るなど 消化試合らしい疲れ切った試合 は五回、村田の満塁ホームランなどで一挙八点を奪った読売が勝利した。 ヒーローインタビューに応え村田は、 「チームの勢いに乗せてもらって打っただけや」と 十二連敗した阪神に三連敗をを食らった広島に二連敗中のチームとは思えないコメント が飛び出すなど錯乱状態で、 しまいには 「とにかくウチは負けたらアカンのやから」 と意味不明な事を言いだし、広島市民球場のお客さんを混乱させていた。

八月二十五日(火) 斎藤雅、戦線離脱

中○3−2読●


→DRAGONS NEWS参照。

八月二十六日(水) 桑田、十一勝

中●1−3読○


→DRAGONS NEWS参照。

八月二十七日(木) 読売、中日に完封

中○4−0読●


→DRAGONS NEWS参照。

八月二十八日(金) 読売、猛打爆発

読○10−1神●


 「横浜・中日が五割でウチが三勝一敗ペースならまだ分かりませんよ」と 戦術なき試算 をブチあげた直後に中日に一勝二敗と負け越したナゴヤドーム三連戦を終え、 「ナゴヤドームのボールは鉛が入ってるんじゃないか? 打っても飛ばないんだよ。選手もみんなそう言ってる」と言い出すなど、 監督・選手一丸となって敗因を道具のせいにするほど負け犬根性きわまった読売 が、本拠地・東京ド−ムで大爆発。十二安打十得点を挙げ阪神に圧勝、 飛ぶボール の威力をまざまざと見せつけた。

八月二十九日(土) 三点セットで三沢五回降板

読○4−3神●


 「入来・三沢・小野が投げるときは、中継ぎをはさんで西山・槇原につなぐ。 名付けて三点セット」 と相変わらず 何にでもネーミングしないと気のすまない しげお君の「三点セット作戦」により、 五回まで無失点の読売先発・三沢をしげお君は六回から突然岡田にスイッチ。 この岡田があっという間に三点を失い、三沢の勝利投手をきれいサッパリ消し去った。 その後読売は元木のタイムリーで勝利したものの、 継投マニアのしげお君が 好投しているピッチャーを思いつきで交代する自らの性癖を正当化 するために考えたとしか思えないこの「三点セット」、 「しげお君が動いた瞬間、継投後の三点は覚悟しなければならない」 と先発陣にプレッシャーを与えている。

八月三十日(日) しげお君、進退を保留

読●2−5神○


 今季限りで任期が切れる読売・しげお君が自らの去就について、 「まだシーズンの途中ですから、それについて云々できない」 と言葉を濁し、さらに 「自分の去就がチームに何らかの影響を与えるようなことになって欲しくない。 まだ優勝の可能性も残っているわけですから」 と発言した。 しかし、「優勝の可能性もある」と言う割にはこの日の阪神戦、 一点ビハインドの八・九回、 川口→金石→南と、火に油を注ぐばかりの投手リレー でトドメの二点を追加されるなど、 ほんの少し残された可能性すらペシャンコと叩き潰す采配を展開、 自分の去就よりも采配がチームに影響を与えている事に気づくときは、 しげお君は読売のユニフォームを着ているだろうか。

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