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○…勝利/●…敗北

六月二日(火) ササキ様、記録順延

読○7−4横●


 三回に駒田の満塁ホームランで二点リードした横浜だったが、 六回に ベンチのササキ様からの見えないプレッシャーに負けた三浦が四球を連発、 元木のタイムリーで同点にされると、 七回には横山も崩れこれまた四球連発、再び元木にタイムリーを打たれ読売が逆転勝ちした。 試合後、権藤監督は 「(横山のピンチに)俺のポリシーでは、あの球を投げてるうちは代えない。 次から次に代えていたら、投手がいなくなっちゃうよ」 と、 次から次へとピッチャーをかえて投手がいなくなり、 最後にはいつも榎か野村が火だるまになるといった同じ失敗しか繰り返さないどこぞの監督には、 試合では負けても投手起用では絶対負けていない とでも言わんばかり。

六月三日(水) 池谷コーチ、審判に「規制終了宣言」

読○11−10横●


 桑田がいつも通り中盤に崩れ、いつも通りしげお君の継投失敗で大乱打戦になったこの試合、 横浜は離されては追いつくものの一度も試合をリードする事がなく、 九回に読売が吉村のサヨナラヒットで勝負を決めた。 終盤、野村・岡田がボークでピンチを拡げたことについて 読売・池谷ピッチングコーチは、 「(ボークは) 早め早めに取ってくれればいいんだけどね。 あんないい場面で…。野球の面白味がなくなってしまうよ」 と自軍ピッチャーの技術不足を棚に上げ、 そろそろ渡田事件のほとぼりも冷めたところで、 判定基準を以前のように特定球団が有利になるよう戻すように 審判団に堂々宣言だ。

六月四日(木) ササキ様、セーブ日本新記録!

読●0−3横○


 「記録達成はドームの読売戦で」 と言い放つササキ様のプレッシャーに負け投手陣が自滅していった対読売三連戦の三戦目、 横浜先発・川村は七回までわずか二安打と完封ペース。 しかし八回、ツーアウトから権藤監督は突如川村を捨てササキ様にスイッチ。 ササキ様は打者四人をサクサクと仕留め、 セーブ日本新記録を念願の読売戦で達成した。 「(継投について)記録は関係ない」と試合後にコメントした権藤監督だが、 ササキ様のわがままが川村の犠牲で通った形のこの試合、あらためて 横浜の事実上の権力者が誰か を如実に物語っており、この選手思いの横浜の指揮官が 「権藤さん」から「権藤監督」と呼ばれるようになるのは ササキ様が大リーグへ旅立つ来年以降となりそうだ。

六月五日(金) 今中好投も

中●0−1読○


→DRAGONS NEWS参照。

六月六日(土) サムソン、今日も大乱調

中●0−10読○


→DRAGONS NEWS参照。

六月七日(日) 野口、ハーラー独走の七勝目

中○4−2読●


→DRAGONS NEWS参照。

六月十日(水) 読売、五十四日振りの首位に

神●2−6読○


 対阪神戦の打率が四割を超えるなど「阪神キラー」として知られる石井(読)が、この日も阪神先発・ 吉田豊彦からスリーランホームランを放つなど大活躍。首位・広島が中日に敗れたことで、 この日読売は五十四日振りのセ単独トップに返り咲いた。 先発が左の吉田豊彦にも関わらず今日も清水をスタメンに使い二安打するなど ようやく「二番・清水」として安定した感のある読売オーダーだが、 一方では試合後、しげお君が今日猛爆の石井について 「本当はサードは左の後藤の予定だったんだけど、 阪神が左の吉田だということで、あわてて(右の石井を組み込むオーダーに)かえましたよ」 と、勝因はあくまで左対右を考慮した自分の名采配である事を強調。 次なる長嶋左右信奉の犠牲者が石井&後藤に絞り込まれた ことを高らかに宣言だ。

六月十一日(木) 読売、十六安打一四得点

神●1−14読○


 この日、甲子園球場で行われた阪神−読売の 公開打撃練習は、 阪神十安打、読売十六安打と読売がヒット数で六本上回った。

六月十二日(金) 槇原、初回五失点

読●3−6ヤ○


 読売先発・槇原が初回にヤクルト打線につかまり五点を失い、早々に勝負が決まった。 試合を振り返りしげお君は、 「プレーボールで五点ビハインドは大きいね」 と、ヤクルトの攻撃を「プレーボール前の出来事」と現実逃避すれば、 堀内ヘッドは槇原の乱調について 「槇原?球が高いとかじゃなくて、いつものヤクルトのアレ(球種のクセ読み)だろ。 ああいうのをID野球というんだから」と、 クセが読まれてるかも知れないピッチャーに三イニングも投げさせ続けた ことはすっかり棚に上げ、悪いのはオレじゃないといつものように責任回避だ。

六月十三日(土) 元木、サヨナラ弾

読○2x−0ヤ●


 趙、伊藤智の両先発で投手戦となったこの試合、 九回裏、明らかに疲れの見える伊藤智が 気迫の棒球 で松井・清原を続けて打ち取ってしまった事で ピッチャー交代のタイミングを完全に失ってしまったヤクルト・野村監督の投げやりな視線に見守られながら、 キャッチャーの構えたところに全くいかない伊藤智は後藤に四球を与えると、 投げた瞬間足がつるほど弱っていた 疲労困憊のストレートを元木にレフトスタンドに放り込まれ終了した。

六月十四日(日) ヤクルト、背水リレー

読●2−6ヤ○


 二対十四と読売二点ビハインドの七回、 清原・高橋の連打に元木がタイムリーを放ち一点差に詰め寄ると、 ヤクルト・野村監督は先発の田畑に代え先発ローテの川崎を繰り出すといった しげお君への私怨丸出しの明日など無いかのような継投 を見せ後続を断ち切った。 ヤクルトはその後八回に副島のスリーランで追い打ちをかけ、九回には稲葉の本塁突入を 村田得意の空タッチでアウトにするといった球審の援護ジャッジ などで読売は最後まで抵抗したものの、 ヤクルトが逃げ切りこの三連戦を二勝一敗と勝ち越した。

六月十六日(火) ゴメス、九回逆転満塁弾!

読●2−6中○


→DRAGONS NEWS参照。

六月十七日(水) 中日、一日天下

読○6−2中●


→DRAGONS NEWS参照。

六月十八日(木) 読売、三位転落!

読●8−10中○


→DRAGONS NEWS参照。

六月二十日(土) 阪神、地元連敗ストップ

神○2−1読●


 読売先発・趙が悪いながらも七イニングを二失点に抑えてはいたものの、 読売打線が阪神先発・復帰初マウンドの藪の前に沈黙。 試合中盤では負けてるにも関わらずブルペンで ガルベスに投球練習を始めさせるほど錯乱していた 読売ベンチは、九回に疲れの見え始めた藪をようやく捉えたかに見えたが、 ノーアウトでランナーは出たものの いつの間にか四番が後藤にかわっていたり、 代打も一発狙い以外頭にない吉村しかいない 状況ではせっかくのチャンスにも手の打ちようがなく、 一死満塁の場面を犠牲フライによる一点のみで終了、 最後はリベラにきっちり抑えられた。

六月二十三日(火) ダンカン、二発

広●4−9読○


 一部スポーツ紙で同チームの「元甲子園のアイドルコンビ」にイジメに遭ってる事が明らかにされ、 一時は「野球をやってても楽しくない」と弱音を吐いていた読売・ダンカンだが、 この日は二ホーマーを含む四安打と大活躍。 主力選手が故障で次々に離脱する中、 清原と元木が外れた事で思う存分野球を楽しめるようになったダンカン だけは何かをふっきったような大活躍。 ダンカンを 周囲が止めるのも聞かず慰留していたしげお君もこの活躍には思わずニンマリだが、 読売ファンの間では 「まさかこのまま使い続ける気では?」 と複雑な気分のようだ。

六月二十四日(水) ガルベス、完投

広●3−7読○


 読売先発・ガルベスは八回に無死満塁と 今にも三沢がコールされそうなこの試合最大のピンチ を迎えたが、 ベンチの判断はガルベス続投、見事に〇点で切り抜け広島相手に完投勝ちをおさめた。 堀内ヘッドは八回の場面を振り返り、 「俺はガルベスを信じていたよ」と ブルペンでこっそり槇原に肩を作らせていた 事などきれいサッパリ忘れ、 ガルベスとの信頼関係をアピールした。 広島は勝利への使者・しげお君をついに一度もベンチから引きずり出せずに七連敗。

六月二十五日(木) 読売、広島を三タテ

広●2−4読○


 七連敗中にも関わらず 先発に二年目の黒田が出るほど弱っている広島 は、その黒田が三イニング四失点とほぼ予想された通りにKO。 広島はその後二点を返したものの今日も「勝利への使者」を読売ベンチから出すことなく、 桑田の完投ピッチングの前に敗れ去り泥沼の八連敗を喫した。 完投した桑田は試合後、(六回の二死一二塁のピンチに) 「村田さんから、強気で来い、というサインが来ました」 と捕手に勇気付けられてピンチを切り抜けた事を強調したが、 全国の読売ファンはそんな事よりも 読売バッテリーには「強気で来い」なんてサインがあるのか と思わず三沢に使いたいそのサインの存在に話題騒然だ。

六月二十七日(土) ササキ様攻略法?

読●2−3横○


 走れないのに先発スタメンで出場して 塁に出ては壁となりチャンスを潰す清原 の活躍により打線が全くつながらない読売は、鈴木尚の初回スリーランによる横浜のリードを捕らえられず、 最後はもちろんササキ様ご登場、近鉄・赤堀に並ぶ二十一連続セーブポイントの日本記録をプレゼントした。 この日のプロ野球ニュースではササキ様の連続セーブを取り上げ、 「ササキ攻略法はズバリ、フォークを狙い打ちする事です」 と ササキ様どころか二線三線級の投手も攻略出来なかった長嶋一茂にアドヴァイス されてしまった読売打撃陣には、明日の同カードで再度ササキ様登場となった場合には、 プライドを選ぶか、忠誠を選ぶか の苦渋の選択が待ち受けている。

六月二十八日(日) 清原、サヨナラ弾!

読○8x−5横●


 三沢を完全に使い潰した事で 新たに使い捨てピッチャーとして指名された入来 が早くも昨年酷使され過ぎたダメージを如実に表し、 読売三点のリードを横浜・波留のタイムリーであっさり同点にされた。 五対五で迎えた九回、読売は 年齢(三十五歳)的な事情から先発・抑えフル回転で使い捨てることが決定した槇原 を繰り出し横浜の攻撃を〇点に抑えると、 九回裏に劇的な 走ることが出来ない清原の見え見えの一発狙い に五十嵐が辛抱なく被弾、ササキ様を出すことなく連勝を八で止めた。

六月三十日(火) 読売、また継投失敗

ヤ○8−6読●


 初回から四球四つとヤクルト先発・石井一の持ち味を存分に発揮した崩れ振りで読売が何もしないまま四点を先取すると、 そのリードを斎藤雅が守れず六失点で降板、 ところが七回に読売は清原のツーランで六対六と同点に追いつき、追い上げムードに拍車がかかったところで、 前回KOされた入来をまたもこんな場面で出し、 前回と同じように逆転KOされるといった学習能力ゼロの継投 が炸裂、最後は槇原のストッパー転向により いつの間にか敗戦処理をやらされている三沢 が登場するなど、もはや槇原以外はどうでもいい中継ぎ陣の崩壊振りに、しげお君は 「後ろがああいう状態だから、先発を引っ張るのは仕方ない」 と、後ろをああいう状態にしたのは誰か については今日も知らぬ存ぜぬを決め込んでいた。

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