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スカーフェイス


上川〜 誠二〜
ガッツ〜 のある男〜
小・さ・い・け・れ・ど!
根性は、日本一!

というわけで小さくて根性のある男といえば日本では上川誠二(元中日)ですが、 アメリカの暗黒町で「小さくて根性のある男」と言えばアル・パチーノ演じるトニー・モンタナです! (「どんな、モンタナ!」ってコマーシャル昔ありましたね!)(それ違うモンタナですが!) (「もんたな&ブラザース」ってバンドもありましたね!)(そうそう、そっち!)

トニー・モンタナはキューバからアメリカへやって来て、 体も小さくお金も腕力もないんですが、 肝の据わったクソ度胸一つでどんどんマフィアのトップにのし上がっていきます! イケイケのチンピラ、略してイケチンですよ!

モンタナを見てると「男は度胸!」って思いますよ! 子供の英才教育はスポーツでも勉強でもなく、度胸を鍛えるべきだと思いますね!

僕なんて度胸のないチキンな子供だったから、 好きな女の子がいても声をかけることも出来ないし、 吠える犬のいる家の前は歩けなかったし、 行ったことのないお店には入れなかったし、 ひとり焼肉とかひとりカラオケとか全然無理だし、 居酒屋でおいしいおかずが出たときに「これ、持ち帰りできますか?」って聞けないし、 一人で野球場に行けなかったりして、 小さい頃はだいぶ損をしてきたと思います! (七十歳くらいまでそんな感じでした!) (大人やないか!) (背が小さいんで!)

ま、そういうのって一回目をこなしてしまえば楽になるんですけどね!
ひとりで野球場へ行って、ひとりで外野席へ座って、 応援歌が始まると声をはりあげて歌う、 たったそれだけのこと! 最初の一回が出来ればあとはもう何でもあり! 今では恥ずかしい声援でも平気で飛ばせるようになりました! (恥ずかしい声援?) (「しげさま、あいしてるー」とか) (それは普通に恥ずかしいだろ!)
今にして思えば「なんであのときはあんなに恥ずかしがってたんだろう」 って事なんですけどね。

度胸をつけるためには、まず一回目をこなすことが大事。 恥ずかしいのは多分「今までやったことがないから」で、 とりあえずやってみて、 それでも恥ずかしいようだったら二度目はやらなきゃいいだけですよ。 旅の恥はかき捨てです!(意味ちがいますけど!)(言いたいことは分かるでしょう!)

まずは電車の中でおじいさんに「席、どうぞ」って言ってみること! (ババアには言えるんですけど、ジジイには何となく言えないんですよね)
松屋で牛めしを食い終わって帰るときは「ごちそうさま」と大きな声で言ってみること! (僕のいつも行く松屋では八割は黙って出ていきますね)
道ですれ違うときに道を譲ってくれた人に「ありがとうございます」と会釈してみること! (これは(意外なことに)おばさんの方がよく言います!おじさんは言いません!)
一日一回、「今までやってなかったこと」をやること!

そうすることで、どんどん度胸がついていって、 ついにはマフィアのトップに立つことが出来るんですよ! ギャングの親玉なんかは絶対松屋で「ごちそうさま」って言ってますよ! (そういう意味では松屋で牛めし食べ終わって黙って店出て行く人は、 恥ずかしがりやの照れ屋さんなんです!)(マフィアには向いてません!)

(2012.10.3)

原題Scarface
邦題スカーフェイス
公開/製作1983年/アメリカ
出演 アル・パチーノ(トニー)、スティーブン・バウアー(マニー)、ミシェル・ファイファー(エルヴィラ)、ロバート・ロシア(フランク)
監督ブライアン・デ・パルマ

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