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わが青春のマリアンヌ


男は(特に童貞は!)、恋をすることで強くなり、失恋することでさらに強くなるって話です!

確かにありますね! 男が体を鍛えるのは女にモテたいからだし、 ダイエットするのも女にモテたいからだし (お前がダイエットしたのは女にモテたいからだったのか!) (効果は全くないです!) (女が男を好きになる基準なんてしょせん顔なんだよ) (まあ男が女を好きになる基準も顔ですが!)。

よく「プロ野球選手は結婚するとダメになる」と言いますが、 「ダメになる」という言葉には「結婚する前は良かったのに」って意味合いが隠されてるわけですが、 これは「彼女がいて、恋愛関係にある状態」では男は女のために強い男であろうとして頑張り、 結婚してしまうと、 安心して無意識に成長が止まってしまうのだと思います。

プロ野球選手じゃなくてもありますよね。 結婚すると男は結婚前より頑張らなくなる。 楽をしようとする。 外でデートしなくなるし、プレゼントのランクは下がるし、 相手の顔色をうかがわなくなる。 気をつかわなくなる。「彼女」だと尽くすのに、 「妻」になると甘えるようになる。

「守るものが出来たので頑張らないと!」 と口では言いますが、結婚前は守るのではなく攻めていたはずです。

「彼女にいいとこを見せよう!」
「絶対彼女を離さないぞ!」

と目をギラギラさせて、 攻めの姿勢で男らしい自分をアピールしていたはずなのです。

恋する男は強い。 そして男がさらに成長するためには、 その恋は成就するより失恋した方がいいのです!

ところで男が成長することを「ひと皮むける」と言いますが、 なんでこんな下品なシモネタが慣用句になってるんですか?

(2014.01.20)


原題MARIANNE DE MA JEUNESSE/MARIANNE OF MY YOUTH
邦題わが青春のマリアンヌ
公開/製作1955年/フランス
出演 ピエール・ヴァネック(ヴィンセント)、マリアンヌ・ホルト(マリアンヌ)
監督ジュリアン・デュヴィヴィエ

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