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キャビン


映画『キャビン』は、 「男女5人で湖にキャンプに行くような大学生はみんな死んでしまえ!」 という素晴らしい思想のもとに作られた、 感動のロマンティック・ホラーです!

「男女五人で泊りがけでキャンプに行く」って時点でもう犯罪行為なのに、 もうあいつらと来たらイッチャイッチャ・チュッチュチュッチュ・ズッコバッコズッコバッコ、 観客が「あー、こいつら死んでいいな…」 と思ってると、 本当に次々に殺されて行くのです! ブラボー! もう観客全員でスタンディング・オベーションですよ!

ところでスタンディング・オベーションといえば、 現在上映中の『永遠の0』という映画で、 観終わった観客がスタンディング・オベーションをしている映像がコマーシャルで流れるらしいんですが (そのCMは私は観ていないんですが)、 プチ鹿島さんのツイートによると、 あれ主催者側が仕組んだヤラセだったみたいですね。

私もこの映画は劇場に観に行ったのですが、 そもそも観に行こうと思ったきっかけは、 原作者の百田百尚樹さんという人がツイッターで

    各地の映画館で、「永遠の0」の上映終了後に、館内に拍手が起こったというツイートが多数ある。 それって、すごいことじゃないだろうか。

とつぶやいてて、そういうツイートを片っ端から公式RTしてたからなんですね。 主題歌がサザンオールスターズだったんであんまり興味持ってなかったんですけど (サザンが嫌いというわけじゃなく、 主題歌や宣伝にお金をかけてる映画はろくなもんじゃない、という先入観です) (サザンは好きです)、 そのツイートを見たので 「へえ、どんな映画なんだろう」 と興味を持って観に行ったのです。

「各地の映画館で」ってあるからすべてがヤラセではない可能性もあるんだけれども、 確かに「すごいこと」であるのは確かです! (CM撮影のために客にスタンディング・オベーションをさせるなんて!) (ロッテファンか!)

日本ではロッテファン以外にスタンディング・オベーションをする習慣はないので、 さっき私が書いた「キャビンを観た観客がスタンディング・オベーションをした」 というのも当然ウソなわけですが! (心の中のリトル・ヨウゾウがスタンディング・オベーションしてました!) (きっと「スタンディング・オベーションがあった」と言ってる各地の映画館の観客も、 心の中でしてたのを見たのでしょう)

そういう経緯で観に行った映画なので、 『永遠の0』の感想テキストはここに書くことはないです。 そもそも私は観た映画の悪口は書かない事にしているのです(←)。

(2014.01.20)


原題The Cabin in the Woods
邦題キャビン
公開/製作2012年/アメリカ
出演 クリステン・コノリー(デイナ)、クリス・ヘムズワース(カート)、アンナ・ハッチソン(ジュールズ)、フラン・クランツ(マーティ)、ジェシー・ウィリアムズ(ホールデン)
監督ドリュー・ゴダード

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