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フレンチ・コネクション


タイトルは「フレンチ〜」ですがニューヨークの話です! (ニューヨークのレストランでフレンチを食べてる悪人をやっつける話です!) (違います!)(違うくないです!)

主人公のポパイ刑事は、性格が粗雑で暴力的で、公序良俗に反するほど猥褻で、 上司に反抗的で、犯罪者に容赦なく(悪人を撃ち殺しても平気)、 犯罪者じゃない人にも容赦ない(善人を撃ち殺しても平気)、 きわめて自己中心的な人間で、 警官バッジ持ってなかったらどっちが悪人か分からない超危険人物です!
正義感で警官やってるわけでもない、給料が安定してるから警察に就職しただけで、 法も正義もない、善も悪もない、倫理・道徳が欠如した警官、 つまり日本でいえば両津勘吉ですよ!(そうか?) (格好いいポパイのイメージが急落!)(ポパイファンに怒られるで!)

ということで、日本映画界は『フレンチ・コネクション』のリメイク権を買って 『実写版!こち亀ザムービー2/亀有コネクション』とか製作したらどうでしょうかね! 大ヒット間違いなしですよ! (主演はもちろん慎吾くんで!) (慎吾くんを狙う暗殺者で、慎吾くんに背中から撃たれる役の人はラサール石井ですよ!) (慎吾くんが間違って撃ってしまう味方の刑事は織田裕二で!) (あかん、織田裕二のギャラだけで予算オーバーや)

ってことでポパイ、じゃない、両津に間違って撃ち殺される刑事役は ラサール石井(二役)に変更です!

あ、あと『フレンチ・コネクション』で一番有名なのは、 ポパイ刑事が通行する一般車を止めて「警察だ!車を借せ!」って人の車を強引に奪い取って、 カーチェイスで車フルボッコにするってシーンですが、 この車の可哀想な持ち主もラサール石井(三役)にしましょう! (大活躍ですラサール!)

っていうかポパイ刑事ってそのへんの少女を引っかけてヤッてしまうようなロリコン男なので、 いっそ両津もラサール石井(四役)でいいんじゃないか! (ラサール石井は今年の二月、娘よりも若い二十四歳の女子大生と結婚しました) (とんだロリコン野郎です!)(うらやましい!)

本題から逸れて『実写版こち亀ザ・ムービー2/亀有コネクション』 の主な配役を決める作業でちょっと長くなってしまいましたが!
元ネタの『フレンチ・コネクション』ですが、 こんな感じでラサール石井と両津勘吉を足して二で割ったような悪徳警官ポパイが (待て!ラサール石井は足す必要あるのか!?) (ある!女子大生と結婚など許せん!)(ちなみにラサール石井五十六歳) (なんだと!?それは許せん!)(しかも小池栄子似らしいぞ!) (ん…それは別にうらやましくない…かな…)、 さんざん人を殺しまくった挙句、事件が解決しないで終わるってところがすごいんです! (ギャグ映画か!)(だから『こち亀』か!)

結局犯人に逃げられ、最後は勘吉が魂の抜けたような様子で机に突っ伏し両手をだらり、 ピクリとも動かず、

大原部長「おい、どうしたんだ両津?」
寺井巡査「壊した車のオーナーと、 射殺した人たちの遺族から三百億円の損害請求が来たみたいですよ」

でエンディング!

(2012.12.06)

原題The French Connection
邦題フレンチ・コネクション
公開/製作1971年/アメリカ
出演 ジーン・ハックマン(ポパイ)、ロイ・シャイダー(クラウディ)、フェルナンド・レイ(シャルニエ)、マルセル・ボズッフィ(二コリ)
監督ウィリアム・フリードキン

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