思うんですけど、竹島って爆弾でぶっ飛ばして、 跡形もなく消してしまえばいいんじゃないですかね! さて! クリント・イーストウッド主演&セルジオ・レオーネ監督で 世界中にマカロニ・ウエスタンブームを巻き起こしたのが 『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』 の「マカロニ・ウエスタン三部作」です! 三部作って言ってもそれぞれストーリーに繋がりはないんですが (イーストウッドは三作とも別の役で出ています)(でもちゃんとした役名はなく、同一人物である、という説もあります) (僕はそう思いませんが!)、 面白いのは一作目の『荒野の用心棒』はイーストウッドが一人で大暴れするお話で、 二作目『夕陽のガンマン』ではイーストウッドに相棒(賞金稼ぎのリー・ヴァン・クリーフ)が現れ、 二人で大暴れする話なんですね。 そして三作目『続・夕陽のガンマン』ではこの二人にさらにチンピラのイーライ・ウォラックが加わり、 三人の大冒険になります。 一作目、二作目、三作目で主人公が一人、二人、三人になるんですね! 交代制じゃなく「増えて行く」ってのが面白いです! 舞台は西部開拓時代のアメリカ(知ってるよ)(西部劇だもんな)! 旅をするイーストウッド一行は、戦争の現場に出くわします。 南北戦争で南軍と北軍が戦っているんですね (南北戦争とはアメリカの南部と北部の戦争のことですよ) (麻雀の役の名前じゃありませんよ)。 そこでは橋を堺に南軍と北軍が毎日戦闘を繰り広げています。 毎日毎日、人がただ死んでいくだけの、失うだけの殺し合い! んで、北軍の隊長がイーストウッドに言うんですね。 「俺はときどき思うのさ。いっそあんな橋、なくなってしまえば戦わなくてすむのによ。 でも橋は壊せない。 向こうも同じこと思ってるだろうぜ。 橋が爆発でもしてくれればこの戦いはすぐに終わる。 もう誰も死ななくて済む。…おっと、今のは聞かなかったことにしてくれ。 俺たち軍隊は軍の命令には逆らえない。橋は壊せないんだ」。 それを聞いたイーストウッドがどういう行動を起こすかなんて想像もつきませんが! 何かを奪い合って人と人が憎み合い殺し合うなら、いっそ無くなってしまえばいいのに! あ、でもこれって一人の男をめぐって女二人が争って、 「こいつがいるからダメなんじゃん!」 って男を殺してしまうってのと発想は同じですね! (キケン!キケン!)(やっぱ竹島そのまんまでいいです!)
(2012.9.11)
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原題 |
Il Buono, il Brutto, il Cattivo (The Good, the Bad and the Ugly) |
邦題 | 続・夕陽のガンマン |
公開/製作 | 1966年/アメリカ |
出演 | クリント・イーストウッド(ブロンディー)、リー・ヴァン・クリーフ (エンジェル)、イーライ・ウォラック(トゥーコ) |
監督 | セルジオ・レオーネ |