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26世紀青年


ああ、世の中バカばっかりだ!

なんてことを思ってた時期が俺にもありました。 今でもときどき思いますけど、2日に1回くらい。 でもきっと他の人から見たら「ああ!世の中バカばっかりだ!」って僕を見て思ってるかも知れませんね! 「バカって言うやつがバカ」 って日本のことわざにありますが僕も自分がバカだってのは自覚してます! イェーイ!(←バカ)

映画『26世紀青年』では、 地球人類は年月と共にどんどんバカになっていって(今と一緒ですね!)、 26世紀には知能指数が今の10分の1くらいになっちゃうんですけど(全員がバカだったら知能指数下がりませんけどね!)、 「未来に行くにつけ人類はバカになる」って何かリアルでゾッとしない話ですね。 (「ゾッとしない話」と「ゾッとする話」の違いは知らないですけどね) (日本語って難しいですね) (だいたい「ゾッ」ってなんだよ)(ホッシーゾかよ)

人間の一生って生まれたときが一番純粋で、真っ白で、そこからいろんな知識を身につけていって、 ピークで知識吸収がストップ、新しく知識は吸収しないけれど今まで蓄えた知識で過ごす期間があって、最後は、ただ失っていくだけです。


♪ あとは下って行くだけさ


未来に行くにつけ人間は知識を失っていく、それを「バカになる」って表現は正しくないのだけども、 バカになっていきます。26世紀の地球のように!
国家もまた、発展途上国と呼ばれる時代はただひたすら成長を続ける、 やがて先進国と呼ばれるようになり、成長はピークを迎えます。 そしてしばらく成長も減退もしない時期があって、 最後は崩壊していきます。 ローリングストーン!転がる石のように!

今の日本も実は既に「失っていくだけの時期」になってるのかも知れませんね。 原発の対応や政治家の揚げ足とり争いを見てると政府やマスコミにはバカしかいません! 26世紀の地球のように! ああ!僕も小学生くらいの頃にこの映画を観ていれば、 バカにならないように一所懸命勉強したのに!

ごめんなさいウソです。別に小さい頃にこれ観ても一緒だったと思います。 知識の蓄積がなくてもバカはバカなりに楽しくやってるみたいだし、 たとえ破滅が待っていたとしてもそのときが楽しいならそれでオッケー!(←バカ)

(2011.12.30)

原題idiocracy
邦題26世紀青年
公開/製作2006年/アメリカ
出演 ルーク・ウィルソン(ジョー)
マーヤ・ルドルフ(リタ)
監督マイク・ジャッジ

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