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コヨーテ・アグリー


ああ! 俺もア↑コガレの大↑都会で些細な壁にぶつかりながらも運良くラッキーに恵まれ、 いい友達やいい職場、素敵な偶然や新しい恋人に出会って、 とんとん拍子に思う通りにことが進んで みんなにチヤホヤされながら夢に一直線したい! 世の中ってこの映画みたいに甘くたっていいよね! コヨーテ・アグリー!

それはそうと、 最近どこかのファッキン居酒屋が接客の態度が悪いとかでネットで叩かれ軽く炎上してましたが、 その内容は「うちはお酒の店です」って謳っているのい水を頼んだお客がいて、 「うちに水なんかないよ!」と店主が客を追い出したんだそうです。 もしかしてニュアンスは違うかもかも知れないっていうか これの火種タレコミした人が細かいウソがバレたところでアカウント消して逃げたんで相当盛ってるか 作り話のどっちかなんですけど。
これ、『コヨーテ・アグリー』に似たような場面があって、 バーの客が美人店員に「水割りをくれ」って言うと、 女店長が出て来て「みんな聞いたかい!?このお客さん、水割りを頼んだよ! なぁみんな、うちのお店にお水なんてあったっけかねえ!?」 と煽ると、店の客が一斉に 「No! H2O! No! H2O!」(ノー・エイチ・ツー・オー、水なんかねえよ!) と大合唱するのです。コヨーテ・アグリー!

そして店長はホースを取り出して、 「そんなに水が好きなら、好きなだけ飲みな!」 と客に顔面シャワーを浴びせるのです! イヤッホゥ! コヨーテ・アグリー!

そこは本当にとっても楽しそうなバーで(実際あったら僕は行くのイヤですけど) (酒は静かに飲みたいんで)(酒癖ひどくて酔うとうるさいって言われますけど)、 主人公のアグリーちゃん(名前は違ったかも知れません)は そのバーでの仕事があまりにも楽しいもんだから、 迷ってしまうんですよね。 夢に向かって進むべきか、この場にとどまるべきか。

何かを目指して都会に出たけれど、 その居心地のよさにいつの間にか夢を忘れて居ついてしまう! よくあることです! 僕も何かを志して東京に出てきたはずですが、 自分の本当にやりたかった事はいろいろ理由をつけて後回しにし、 どんどん優先順位は下がって行く! 生活という、うすのろを乗り越えられず!(町を歩く二人に地図はいらないぜ!)

忘れかけてた夢を思い出せ! 再び夢に向かって歩き出すんだ!コヨーテ・アグリー! (ちなみに僕の夢はカツ丼を腹一杯食うことです!) (やばい、今から『かつや』に行けば達成できてしまう)


(2012.8.11)

原題Coyote Ugly
邦題コヨーテ・アグリー
公開/製作2000年/アメリカ
出演 パイパー・ペラーボ(バイオレット)、イザベラ・マイコ(キャミー)、 ブリジット・モイナハン(レイチェル)、ゾーイ(タイラ・バンクス)、 マリア・ベロ(リル)
監督デビッド・マクナリー

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