INDEX

マーズ・アタック!


DVDのメイキングによると、 これは1962年(デビル雅美の生まれた年です)にアメリカで発売されたトレーディング・カードの映画化なんだそうですよ。 トレーディング・カードの映画化ってすごいですね! (っていうかトレーディング・カードって何か僕はよく分かってないんですけど!) (トレードするカード?) (友達いない人はトレード出来ないじゃん!)

なんでも一枚一枚のカードには 「火星人襲来」や「地球人虐殺」などの物語のワンシーンが切り抜きで描かれていて、 それを集める事でストーリーが完成する、というものみたいです(まるで紙芝居のように!) (そして誰もが主人公!)。
あゝそういえば日本でも「がんばれ元気」のストーリーを繋げていくカードとかありましたね。 いやあれはカードじゃなくてシールでしたね。 ストーリー・ブックみたいなのがあって、 シールが全部集まると完成するってやつ(まるで紙芝居のように!)(そして誰もが主人公!)。

というわけで僕もいま思いつきですけど ドラゴンズのストーリー形式のトレーディング・カードってのを考えましたよ。

No.111 「高木監督、鋭い目つきでサインを出す」
No.112 「平田、スクイズ失敗」
No.113 「高木監督、メガネがずれる」

こうやってストーリー仕立てになってて、 負け方がひどいとメガネにヒビが入ったり、パリンと割れたりします! ラスト3枚はもちろんシーズンの締め、 高木監督の辞任会見、権藤コーチの高笑いでコンプリート! (なんちゃって!)

話の横チンがはみ出してしまいましたが、もとい、話が横道にそれてしまいましたが、 「マーズ・アタック」に出てくる火星人は超残虐で人の話を全然聞き入れないところがよかったですね! 人がどれだけ(自分基準での)誠意をもって接してみても、 火星人には通じない! 「意思の疎通ができない人」「自分の思うことを理解してもらえない人」 っていますよね! 宇宙規模の民族対立でなくても! 実生活の中で!

で、そういう人に出会ったとき、 僕らは青筋を隠しながら作り笑顔で相手を説得しようとして、 説得に失敗すると 「ああ!本当にこいつは何で馬鹿なんだ!お話にならない!」 と相手を見下すことで解決にしてしまいがちですが、 火星人の方は火星人の方で、 「ケケケ、こいつは何て馬鹿なんだろう」 って俺を見て思ってることなんて知ってますよ!
この地球にはたくさんの火星人がいて、 話の通じないふりをしながら実は分かった上で地球人を殺そうと隙を伺ってるから、 気をつけないといけませんね! (ネットによくいます!)(ドラゴンズハッシュタグにはいっぱい火星人がいるから、 相手にしちゃいけませんよ!)

(2012.8.11)

原題Mars Attacks!
邦題マーズ・アタック!
公開/製作1996年/アメリカ
出演 ジャック・ニコルソン(大統領)、サラ・ジェシカ・パーカー(ナタリー)、 アネット・ベニング(バーバラ)、マイケル・J・フォックス(ジェーソン)、 ナタリー・ポートマン(タフィ)、リサ・マリー(火星ガール)、 シルヴィア・シドニー(おばあちゃん)、ルーカス・ハース(リッチー)、 ジャック・ブラック(ビリー)
監督ティム・バートン

INDEX