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レスラー


もうショックですよ! ショック! ショック! タイムショックの司会の田宮二郎がライフルくわえて自殺したときくらいショックですよ! いやそこまでショックじゃないです。大袈裟でしたごめんなさい。

映画『レスラー』では20年近くほったらかして娘から絶縁されてる父親が、 全く心を開かない娘に服をプレゼントして許してもらおうとするんですよ。 バッカじゃないの! 子供のころから長い間かけて受けた心の傷が、 服の1枚や2枚で癒えるわけねえだろ! モノで釣るな! そんなんだから娘に見放されるんだよバカ親!

とか思ってると、娘は服をプレゼントされた途端に今までのわだかまりが氷解し、 父親失格のこの男を許してしまうんです! えっ!? いいの???

もう僕はそれを見てショックを受けて、なんで自分が女の子にモテないわけが分かりましたね! つまり「女はモノで釣れ」ってことですよ! もうこのテキスト読んでるのは男だけって大前提で言いますよ!
「女はモノで釣れ」!
誠意=プレゼントですよ! 俺いつも川上や福留が契約更改でゴネると「誠意=カネ」かよ! って文句言ってましたが、誠意はカネです! あるいはカネで買えます! 女にはプレゼントです! それで大抵のことはうまく行きます!!

ただ、プレゼントで釣った女とか所詮ファッキン・ビッチの馬鹿女なんで、 その後も継続してご機嫌をとり続けないとすぐダメになりますよ。
このお父さんもちょっとした事でせっかく(モノで釣って)修復した関係がすぐに崩壊して、 ひとりぽっちになります。 独りになったお父さんは現実世界での幸せを捨て虚構の世界へ身を投げる訳ですが、 これって女にフラれて二次元に逃避するオタク男みたいですね! 胸にしみます!

現実世界で居場所がなければ虚構世界で生きればいいんですよ! そこでは時として永遠に生きることが出来ます! 現実ではないから!
ということで今日の教訓は「女はモノで釣れ」「釣った魚にはまめにエサをやれ」 「それでもダメだったら虚構の世界に身を投じろ」ってことでした。 レッツ・逃避! 現実がイヤだったら戻って来なくたっていいんだよ!

(2012.8.12)

原題The Wrestler
邦題レスラー
公開/製作2008年/アメリカ
出演 ミッキー・ローク(ラム)、マリサ・トメイ(キャシディ)、エヴァン・レイチェル・ウッド(ステファニー)
監督ダーレン・アロノフスキー

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