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ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー


何かを得るためには何かを失わなければならない、「人生版・質量保存の法則」ってのがありますが! (ありませんが!)
幸せな家庭、安定した生活、 すべてを捨てて主人公が得たものはより上の幸福ではなく、 元のファッキン・ろくでなしの自分に戻ることだった! Back to the Street!(奪われたものは取り返さなければ!)

僕も時間の過ぎてく中で自分の中でいろんなものを失っていることを感じるときが稀によくあります! (「稀によくある」ってのはネット用語です) (ブロントさんという人によって開発された言語らしいです) (他に「時すでに時間切れ」というのもあります) (「俺の怒りが有頂天になった」というのもお気に入りです)
何かを得ることで別の何かを失う。 ポジティヴな言い方をすれば、いや、ポジティブな言い方をすれば(なんで言い換える必要が!) (急に「ウ」に濁点をつけることが恥ずかしくなりました! エグゼクティヴ・プロデューサみたいで!) (「エグゼクティヴ・プロデューサ」って「ヴ」と「デュ」って小学校の国語で習わない日本語が 2つも入ってますね!)、 失うことで得るものがある。
それは本当に失ってまでまで得るほどの価値のあるものなのか? 心の中の天秤が「これでいいのか?」と問いかけてくる。

今の自分は本当の自分なのか? やりたくない事をやって自分を誤魔化してないか? 自分が自分でないと気づいたとき、すべてを捨てて自分を取り戻せるか!
Back to the Street! 戻るんだ俺のストリートに!
そして道に飛び出して車に撥ねられ5メートル空を飛べ! それが男の生き方だぜ!

ま、僕はオカマなんでそんな無茶出来ないですけど。


(2012.8.12)

原題Thief
邦題ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー
公開/製作1981年/アメリカ
出演 ジェームズ・カーン(フランク)、チューズディ・ウェルド(ジェシー)、ロバート・プロスキー(レオ)、ウィリー・ネルソン(オークラ)
監督マイケル・マン

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