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キッズ・オールライト


十八歳の姉ジョニ(ジョニキじゃありませんよ)と十五歳の弟レイザーは何処にでもいる仲のいい姉弟です。 しかし、この家族はただの家族ではなかったのです。 なんと、姉弟にはお母さんが二人いたのです!(『奥様は魔女』風に)

お母さんが二人いるなんていいですね! 『ママレード・ボーイ』みたいで! (『ママレード・ボーイ』は離婚した二組の夫婦が 夫と妻を交換して再婚して同居するという畜生家族の話です) (しかもお互いの子供同士が禁じられた愛に!) (畜生の子は畜生か!) (盛りのついた犬かお前ら!)

まあそんな光希と遊の恋物語はどうでもいいんですよ(僕は秋月さんが好きでしたね!)。
『キッズ・オールライト』はレズビアンのカップルを両親に持つ子供たちの話です。

「アメリカは進んでるから同性愛は認知されている」みたいなイメージありますけど (ないですか)(ないならいいです)、 実際は州によってバラバラですね。 一般的に共和党の勢力が強いところは同性愛者への反対が多いといいます (共和党の支持基盤は古いキリスト教徒で、古いキリスト教では同性愛を禁じてるるから) (古いキリスト教?)

ちなみに『キッズ・オールライト』の舞台であるカリフォルニア州は、 同性婚は禁じています!(なんと!) (合法だった時期もありましたが!)
カリフォルニア州での同性婚はいろいろゴタゴタがあって簡単には説明できないのですが、 簡単に説明すると(出来るのかよ!)、

  • (一) 二〇〇八年、州最高裁で同性婚は合法であると判決
  • (二) カリフォルニアで同性婚が認められる(同性婚OKスタート)
  • (三) 同年、住民の反対投票で「同性婚禁止法」がが可決される
  • (四) 二〇〇九年、同性婚が禁止になる(同性婚OK終了)
  • (五) 二〇一〇年、連邦地裁が「同性婚禁止」は違法であると判決
  • (六) 二〇一二年、連邦高裁が「同性婚禁止」は違法であると判決

という塩梅で、裁判では何度も「同性婚は合法」と判決が出てるんですが、住民が反対して、 現在でも揉めてるんですね。次は連邦最高裁です。 なお同性婚が合法だった期間、 (二)〜(四)の間に婚姻届を出した同性カップルは法的に夫婦と認められてるそうです。

ちなみにムネリンのいるシアトル(ワシントン州)は今年二月に同性婚を合法化する法案が可決されて、 身の危険を感じたイチローが「ここ以外なら何処でもいい!」って言って (ムネリンから逃げるように) 他球団へ移籍してしまったのは記憶に新しいですね!

はい!映画と関係ない話はこれくらいにして!(関係ないんかい!)(随分字数使ったぞ!)

そんな微妙なカリフォルニアだから、 「同性婚だとどんな問題があるのか?」 ということを、爽やかコメディータッチで描いた映画が『キッズ・オールライト』 です!
果たして同性婚はうまくいくのか! 子供たちは不良にならないのか! 突如あらわれた子供たちの「父親」とは!? そしてムネリンとイチローの運命やいかに!!

(2012.9.24)

原題The Kids Are All Right
邦題キッズ・オールライト
公開/製作2010年/アメリカ
出演 アネット・ベニング(ニック)、ジュリアン・ムーア(ジュールズ)、マーク・ラファロ(ポール)、ミア・ワシコウスカ(ジョニ)、ジョシュ・ハッチャーソン(レイザー)
監督リサ・チョロデンコ

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