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地球爆破作戦



まあどういう話かっていうと、地球が爆発する話ですよ!アハハ!ドッカーン! タイトルがそうなんだから間違いないです! 「おいおいヨウゾウ、いきなりネタバレするんじゃねえよバカ!」 って怒られそうですけど、知るか!俺に言うな!淀川長治に言え! あ、キレてないですよ。 ネタバレがイヤな人はネットはもちろんテレビもラジオも町の人々の会話も世の情報の一切を遮断して南の島にでも行けって話ですよ。 もし道を歩いててすれ違ったカップルが 「ねえねえ、『地球爆破作戦』って映画、知ってる?」 「知ってる知ってる!地球が爆発する話だよね!」 って会話してたら「おいおい、俺の前でネタバレするんじゃねえ!」 っていきなり後ろからぶん殴るのかよお前は?って話ですよ! ま、僕なら殴りかかりますけどね。

というわけで『地球爆破作戦』の話ですが、 この映画に出て来る最強コンピュータ“コロッサス”。 まあ「コロちゃん」とでも呼んでおきますね。 僕が「あ、こいつズルい」って思ったのは、コロちゃんって「自分に都合の悪いことは言わない」んですよ。 コロちゃんの造物主であるフォーブス博士が 「おいコロ助、お前はソ連のコンピュータと繋いで何をする気なんだ?」 と尋ねるんですけど(いやコロ助は言ってなかったかも知れません)、 この質問にコロちゃんは答えないんです!反抗期の中学生のように!

ほら、コンピュータってのは「ウソをつく」機能は基本的にないじゃないですか。ないんですよ。 ウソをつかない。大事なことですよ。 ウソつくなんて最低の人間のすることです! ウソつきは泥棒の始まりっておばあちゃんも言ってました! 政治家や詐欺師は泥棒と一緒! 僕はウソつきが嫌いです!大嫌いです! ウソつき野郎は豆腐の角に頭ぶつけて死んじまいな!ファック・オフ!
ま、僕も「この映画は地球が爆発する話」ってこのテキストの1行目からウソつきましたけどね。 地球爆発しません! というわけで今からちょっと豆腐屋行って豆腐の角に頭ぶつけてきます。アディオス!


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ただいま!豆腐屋から戻ってきましたよ!
四角四面は豆腐屋の娘(色は白いが水くさい)って言いますけど、そういえば帰りに電車の広告に 「四角い頭を丸くする」ってあったんですけど頭って最初から丸いですよね。 四角い頭とか僕の知り合いだとキン肉マンに出て来る悪魔超人のサンシャインくらいしか知りません。 「悪魔にだって友情はあるんだー!」って叫んで最後はネプチューンマンとビッグ・ザ・武道にブチ殺されました。 でも「悪魔超人vs正義超人」っておかしいですよね。 悪魔は偶像ですが正義は思想だから、 言うとすれば「悪」超人vs「正義」超人、あるいは「悪魔」超人vs「正義の味方」超人が正しい表現でしょう。 でも正義の味方とかいうとソフトバンクと組んで日本のメディアを乗っ取ろうとしたルパート・マードックみたいですね。 それただのイヤなやつじゃん!

えっと何処まで話しましたっけ。 ああそうそう、 コロちゃんは「都合の悪い質問には答えない」ことで博士に自分の企みを知られないようにするんです。 質問には答えないで話をそらす、 そうやって自分の作戦が外に漏れないようにしてるんですね。 まるで落合監督だ!(そういえば世界制服とセ界制覇ってやってることも同じです)

何も言わないコロちゃんは何を考えてるか分かりません。 人は分からないものに恐怖します。 「あの采配は何を考えてるか分からない」「だからあの監督は無能だ」 って言うファッキン解説者やファッキン野球ファンがいますけど、 分からないんだったら正しいか間違ってるかも分かるわけないじゃないですか! 「あの采配はこういうことを意図してる、だがそれは間違いだ」 なら分かりますよ。 でもあの采配の意味が分からない、だから間違いだ」って、 それお前の頭が悪いだけじゃん!バーカバーカ! おまえの母ちゃんデーベソ!

ごめんなさいデベソは言い過ぎでした。 人の容姿を貶すのってよくないですよね。 僕もあんまり里崎とか西村の悪口言わないようにします。デワまた来週!

(2011.12.30)

原題Colossus: The Forbin Project
邦題地球爆破作戦
公開/製作1970年/アメリカ
出演 エリック・ブレーデン(フォービン博士)
監督ジョセフ・サージェン

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