今日の井上一樹
(バックナンバー)

7月1日〜
今日の井上一樹(7/30)
夢の89年コンビ誕生!

 89年ドラフトの生き残りによる 6番種田・7番井上というビジュアル系コンビ がついに実現した。 これまでは先発の右左に合わせて起用されていた両者だったが、 ようやく星野監督も我らが井上の(主砲としての)重要性、 種田の(お笑いとしての)重要性に気付いたようだ。 この日の試合では、 最初の打席こそ種田が3アウト目でコンビとはいかなかったが、 5回の第二打席では先頭の種田がセカンドフライを打ち上げると、 井上も負けてなるかとセンターフライ でライバル意識を見せ付け、 8回の第3打席ではここでも先頭の種田がレフト前ヒットで出塁すると、 井上は四球を選び連続出塁で格好をつけた。今後、この 面白い顔の6番・恐い顔の7番 の新コンビが相手ピッチャーに与えるだろう影響力に、大きく注目が集まる。

7/30(日) 7番ライト 三飛 中飛 四球 ---- ---- .271
7/29(土) 守備 三振 右安 ---- ---- ---- .274
7/28(金) 7番ライト 三邪 遊ゴ 右飛 三振 ---- .272
7/20(木) 7番ライト 一ゴ 右2 三振 二飛 ---- .278
7/19(水) 守備 中安 右2 ---- ---- ---- .279

今日の井上一樹(7/29)
5番ライト・井上

  「昨日の井上のバンザイが罠だという事を、敵に悟られてはいけない」 とばかりに星野監督は我らが井上を苦渋のスタメン外し。 試合前練習では外野守備の特守をさせるなど、 「井上は昨日ヘマしたから、こうやって罰を与えてるんですよ」 と読売ベンチへの煙幕もバッチリだ。 しかし、3回までに1−5と読売にリードされてしまっては、 「むむむ、これではカズキを出さないわけにはいかんわい」 と慌てて5回からライト守備につかせたが、一歩遅かった。 交代の都合上5番に座った井上は、 後ろが中村さんじゃないと危機感が出ない のか、1死二三塁のチャンスで敢えなく三振。 やはり7番でこその井上、スタメンでこその井上なのだ。

7/29(土) 守備 三振 右安 ---- ---- ---- .274
7/28(金) 7番ライト 三邪 遊ゴ 右飛 三振 ---- .272
7/20(木) 7番ライト 一ゴ 右2 三振 二飛 ---- .278
7/19(水) 守備 中安 右2 ---- ---- ---- .279
7/18(火) 7番ライト 右安 中飛 三振 ---- ---- .270

今日の井上一樹(7/28)
清原の打球をバンザイ

 5−4と中日1点リードで迎えた7回、我らが井上の見せ場がやって来た。 1死一塁から清原(読)の放ったライトへの飛球は、 ライト井上が 落下目測を見誤る技アリのバンザイ で同点のタイムリー2ベースに。 無論、これが 清原を後半戦スタメンで使い続けさせるための長嶋監督へのトラップ である事は言うまでもない。 同点という代償は負ったものの、 試合は結局ゴメスのサヨナラタイムリーで中日が勝利と「全て予定通り」。 今日の清原はダメ弾含む5打点と一人気を吐き、これで後半フルスタメンはほぼ確実。 読売追撃へ向け大きなカギを握る、そんな井上の頭脳プレーだった。

7/28(金) 7番ライト 三邪 遊ゴ 右飛 三振 ---- .272
7/20(木) 7番ライト 一ゴ 右2 三振 二飛 ---- .278
7/19(水) 守備 中安 右2 ---- ---- ---- .279
7/18(火) 7番ライト 右安 中飛 三振 ---- ---- .270
7/16(日) 7番ライト 中安 一ゴ 右安 三振 ---- .269

今日の井上一樹(7/20)
救世主・井上、6試合連続安打!

 ヤクルトとの3連戦、 2戦目に我らが井上をスタメンで出さなかった痛恨の采配ミス により予想外の1勝1敗と後のなくなった中日は、今日は「勝ちに行く」7番・ライト井上。 このところ打率が青天井で上がっていく井上は今日も期待に応え2死から2ベースを放ち、 山本昌のタイムリーを呼び勝ち越しのホームを踏んだのだった。 これで井上は6試合連続安打、20打数10安打(.500)と イチローが「夢の4割」などと言ってる事などヘソが茶を沸かす好調振り で中日に貴重な勝利をもたらし、 全国の4億500万人の中日ファン(不法入国者含む)に 「やはり井上がスタメンでないとダメだ!」 とあらためて認識させるのだった。

7/20(木) 7番ライト 一ゴ 右2 三振 二飛 ---- .278
7/19(水) 守備 中安 右2 ---- ---- ---- .279
7/18(火) 7番ライト 右安 中飛 三振 ---- ---- .270
7/16(日) 7番ライト 中安 一ゴ 右安 三振 ---- .269
7/15(土) 7番ライト 中2 二併 右本 中飛 ---- .263

今日の井上一樹(7/19)
井上スタメン外しで竜失速

 「時すでに遅し」。 ヤクルトとの前半戦最後の重要な3連戦。我らが井上を出すのが遅すぎた。 無論、 山部クラスに井上を出すのはイジメみたいで格好が悪い という星野監督の気持ちは痛いほどよく分かるのだが、 いかんせん途中出場でしかも8番のポジションに坐ってしまっては、 いかに井上が2打数2安打と気を吐いても得点にはつながらない。 試合は2イニングで9点を取られた時点ではほぼ決していたように見えるが、 3回から井上が7番か4番で出ていれば、一人で9点くらい取った のだ。

7/19(水) 守備 中安 右2 ---- ---- ---- .279
7/18(火) 7番ライト 右安 中飛 三振 ---- ---- .270
7/16(日) 7番ライト 中安 一ゴ 右安 三振 ---- .269
7/15(土) 7番ライト 中2 二併 右本 中飛 ---- .263
7/13(木) 守備 ---- ---- ---- ---- ---- .257

今日の井上一樹(7/18)
ハッカミーでも関係なし!

 中日貴重な先制点は2回、2死ランナー無しから山崎・我らが井上・中村の3連打という 冗談みたいな幕開けだった。 しかしそれも、「俺の役割はカズキにつなげる事なんだ!」 という事をようやく自覚して今年はシュアヒッターに変身した山崎、 「オレの仕事はカズキを返す事なんだ!」 という事を心にしみて感じている中村の熱いパッションを考えれば至極当然の事。 山崎が今季は首位打者争いしてるのだって後ろに井上がいるからこそ なのだ。 星野監督もそのへんの カズキ効果 をよーく分かっているからこそ、 先発が左のハッカミーでも好調・種田を外してまでのスタメン井上。 その期待に井上は4試合連続安打の14打数7安打で激しく応え、 読売追撃へ希望の光を燦然と輝かせるのだった。

7/18(火) 7番ライト 右安 中飛 三振 ---- ---- .270
9回に代打・種田と途中交代
7/16(日) 7番ライト 中安 一ゴ 右安 三振 ---- .269
7/15(土) 7番ライト 中2 二併 右本 中飛 ---- .263
7/13(木) 守備 ---- ---- ---- ---- ---- .257
7/12(水) 7番ライト 遊ゴ 遊ゴ 右本 左2 ---- .257

今日の井上一樹(7/16)
 この日の我らが井上は、8回まで2安打と気を吐くもいずれも点にからまずと、今日も 山崎の後継者への道 をズンズンと突き進む。 そして4点を追う最終回、先頭の渡辺が2ベースで出塁すると、 「こんなときこそ打たなければならない」場面で今日も気持ちよく三振、 竜ナイン(および広島ナイン)に笑いをふりまき緊迫したムードを和らげ 、これでリラックスした中村がタイムリー、 とどめは師匠・山崎に逆転タイムリーが飛び出すなど、 まるで井上と山崎が入れ替わったかのような 試合展開。 このところ一部では「山崎の中に入ってる人」の話題が何かと取り上げられるが、 井上の背中のチャックを下ろすと中から誰が出てくるのか にファンの興味は一気に移りつつある。

7/16(日) 7番ライト 中安 一ゴ 右安 三振 ---- .269
7/15(土) 7番ライト 中2 二併 右本 中飛 ---- .263
7/13(木) 守備 ---- ---- ---- ---- ---- .257
7/12(水) 7番ライト 遊ゴ 遊ゴ 右本 左2 ---- .257
7/11(火) 7番ライト 二ゴ 投ゴ ---- ---- ---- .250

今日の井上一樹(7/15)
井上、7号ダメ弾!

 同じ和製スラッガーとして山崎武司を尊敬する我らが井上としては、 その技術を全て盗みたい。 まずは2回、1死一塁からあわやホームランかという 特大のセンターフェンス直撃2ベースでタイムリー先制打をたたき出し 「おお、今日のカズキは調子いいな!」 と一旦は思わせる と、その後広島に逆転された4回、 「こんなときこそ打たなければならない」場面で セカンドゴロゲッツーでチャンスを気持ちよくデリート 、さらには6点差と差を広げられた7回、 勝負の行方も決まったところで7号ダメ弾ソロ と、師匠・山崎への階段をまっしぐら。 「追いつけ追い越せ」の勢いだ。

7/15(土) 7番ライト 中2 二併 右本 中飛 ---- .263
7/13(木) 守備 ---- ---- ---- ---- ---- .257
7/12(水) 7番ライト 遊ゴ 遊ゴ 右本 左2 ---- .257
7/11(火) 7番ライト 二ゴ 投ゴ ---- ---- ---- .250
7/9(日) 7番ライト 左安 三振 左飛 ---- ---- .253

今日の井上一樹(7/13)
 「ライト、荒木に代わりまして、我らが井上」。 9回、大歓声がナゴヤドームを揺るがす。 そう、4−0とリードし試合をほぼ決めていたにも関わらず、 4万500人のお客さんが一人として席を立たず待っていたのは、この男・井上の登場なのだ。 ここまで無失点だったバンチが9回に無死一二塁のピンチを迎えてギャラードに交代、 ギャラードは 「井上がいるから安心してライトに打たせられるゼ!」 とばかりに代打・桧山に 本当にライトに打たれ 2点タイムリーツーベース。 もっともこれは、 この3連戦3タテを献上してくれた阪神への「中元返し」 とでもいったもの。相手チームと相手ファンにも気を配る、 ギャラード&井上のニクい心遣いが光った試合だった。

7/13(木) 守備 ---- ---- ---- ---- ---- .257
7/12(水) 7番ライト 遊ゴ 遊ゴ 右本 左2 ---- .257
7/11(火) 7番ライト 二ゴ 投ゴ ---- ---- ---- .250
7/9(日) 7番ライト 左安 三振 左飛 ---- ---- .253
7/08(土) ---- ---- ---- ---- ---- ---- ----

今日の井上一樹(7/11)
 0−0で迎えた8回、先頭の立浪が塁に出ると、 ノーコン中込が続く山崎にデッドボール。 無死一二塁で我らが井上を迎えたのだったが、 「い、いかん!こんなノーコンの中込に大事な大事なウチの主砲・井上を潰されてはたまらんわい!」 といった星野監督の愛情により、代打・井端がコール、 井上は大事を取ってベンチに下げられたのだった。

7/11(火) 7番ライト 二ゴ 投ゴ ---- ---- ---- .250
8回に代打・井端に途中交代
7/9(日) 7番ライト 左安 三振 左飛 ---- ---- .253
7/08(土) ---- ---- ---- ---- ---- ---- ----
7/7(金) 守備 一ゴ ---- ---- ---- ---- .252
7/5(水) 7番ライト 右安 遊ゴ 一併 二ゴ ---- .254

今日の井上一樹(7/9)
 読売先発・河原は1・2回を三者凡退と完璧な立ち上がりを見せたが、 7人目のバッターが井上だったのが河原の不運。 格においても顔においても数段上の我らが井上 は、好調・河原の渾身の速球を鮮やかにレフト前へ。 「バッティングはこうやるんや!」 とばかりに不甲斐ない竜打線にお手本を見せ付けた。 しかし、その後調子に乗って「盗塁はこうやるんや!」とお手本を見せようとした のが井上の井上らしさ。成功したのを見た事がない井上の盗塁はいつものように失敗に終わり、 結局完封負けしたこの日のゲームで、 唯一ファンの笑いどころを作りエンターテイナー振りをアピールしていた。

7/9(日) 7番ライト 左安 三振 左飛 ---- ---- .253
7/08(土) ---- ---- ---- ---- ---- ---- ----
7/7(金) 守備 一ゴ ---- ---- ---- ---- .252
7/5(水) 7番ライト 右安 遊ゴ 一併 二ゴ ---- .254
7/4(火) 7番ライト 二ゴ 四球 ---- ---- ---- .254

今日の井上一樹(7/8)


NOW WRITING


今日の井上一樹(7/7)
 「おれがこの泥仕合にケリをつける!」。 そんな我らの井上の気迫がバッターボックスからビンビン伝わって来る。 9回2死一塁。 東京エッグのレフトスタンドを埋め尽くした中日ファンの視線が井上にそそがれる。 みんなの思いは一緒だ。 「…さっさと思って帰ろうぜ」。 8点リードされて既に9回2アウト。 さっさと帰ってヤケ酒を酌み交わすためにも井上には適当に凡退して欲しい。 そんなファンの思いに応えるかのように井上は鮮やかなファーストゴロ、 9時半までに試合を終わらせる粋なはからいを見せるのだった。

7/7(金) 守備 一ゴ ---- ---- ---- ---- .252
7/5(水) 7番ライト 右安 遊ゴ 一併 二ゴ ---- .254
7/4(火) 7番ライト 二ゴ 四球 ---- ---- ---- .254
7/2(日) 代打 中飛 ---- ---- ---- ---- .255
7/01(土) 代打 三振 ---- ---- ---- ---- .257

今日の井上一樹(7/5)
 途中交代の鬼・我らが井上が今日はフル出場。 ようやく星野監督も井上の価値が分かってきたこの一戦、 たとえ クソボロ負け だったとしても、負け試合から何かを見い出すその姿勢に“中日の連覇”が見えて来る。 不甲斐なき竜打線の中で今日も気迫の1安打を放った井上に、 「カズキの奴め、スタメンで使うば種田より全然使えるやないか」 とセンイチに今までの誤った認識を思い直させる、実に価値ある試合だった。

7/5(水) 7番ライト 右安 遊ゴ 一併 二ゴ ---- .254
7/4(火) 7番ライト 二ゴ 四球 ---- ---- ---- .254
7/2(日) 代打 中飛 ---- ---- ---- ---- .255
7/01(土) 代打 三振 ---- ---- ---- ---- .257
6/30(金) 7番ライト 遊ゴ 三飛 右犠 ---- ---- .259

今日の井上一樹(7/4)
 この日は始球式で スタア・にしきのあきら が登板。怪しげな衣装に身をつつみ、ド派手に目立つにしきのだったが、 始球式では「120キロは出して見せるゼ!」(にしきの)と豪語しながらワンバウンドの糞ボール。 「あかん、芸能界と野球界、世界は違うとはいえ 同じスタアのにしきのさん 。顔を立ててやらんと!」 とばかりに我らが井上は第一打席ではセカンドゴロ、第二打席では四球と派手な活躍を敢えて控え、 翌日の中スポおよびトーチュウのためににしきのあきらの写真スペースを空ける 「先輩スタアへの心配り」を忘れない井上の礼儀正しさが光った試合だった。

7/4(火) 7番ライト 二ゴ 四球 ---- ---- ---- .254
5回に代打・種田と途中交代
7/2(日) 代打 中飛 ---- ---- ---- ---- .255
7/01(土) 代打 三振 ---- ---- ---- ---- .257
6/30(金) 7番ライト 遊ゴ 三飛 右犠 ---- ---- .259
6/28(水) 7番ライト 投直 左飛 投ゴ ---- ---- .263

今日の井上一樹(7/2)
 我らが井上を温存し過ぎたのが裏目に出たのが運のツキ。 8回2死ランナー無しで、今さら代打で井上を出そうと既に3点差で勝負あり。 井上をスタメンで出さないと勝てない中日 をあらためて浮き彫りにした一戦だった。

7/2(日) 代打 中飛 ---- ---- ---- ---- .255
7/01(土) 代打 三振 ---- ---- ---- ---- .257
6/30(金) 7番ライト 遊ゴ 三飛 右犠 ---- ---- .259
6/28(水) 7番ライト 投直 左飛 投ゴ ---- ---- .263
6/24(土) 7番ライト 中本 三振 三振 三振 ---- .269

今日の井上一樹(7/1)
 ヤクルト先発・ハッカミーを5回KO、続く勝ってても負けてても出てくる 中日で言えば正津 といった塩梅の石井弘も打ち込み、3番手に 高橋一を出し降参の姿勢を示す若松監督 の姿を見れば、人情に厚い我らが井上が死者にムチ打つ真似など出来ようもない。 8回、4点リードでノーアウトランナー無しという比較的どうでもいい場面で出された井上は、 若松監督に武士の情けの見逃し三振。 今日も試合のスピードアップにさりげなく貢献する気配りが心ニクい井上だった。

7/01(土) 代打 三振 ---- ---- ---- ---- .257
6/30(金) 7番ライト 遊ゴ 三飛 右犠 ---- ---- .259
6/28(水) 7番ライト 投直 左飛 投ゴ ---- ---- .263
6/24(土) 7番ライト 中本 三振 三振 三振 ---- .269
6/23(金) 7番ライト 三振 左安 ---- ---- ---- ----



KAZUKI☆EXPRESS