今日の井上一樹
(バックナンバー)

6月2日〜
今日の井上一樹(6/30)
 4−3と中日わずか1点のリードで迎えた5回、 ノーアウト満塁のチャンスがやって来た。 バッターは 「山崎武司といったら首位打者ってイメージ強いよネ」 の6番・山崎。ナゴヤドームの4万500人のお客さんの熱い思いが山崎にそそがれる。 「頼むぞ山崎!何としても、何としても! ゲッツー以外だったら何でもいいから我らが井上に回してくれ! 」。得点圏になると途端に去年の山崎に戻る山崎は、 この日もこれまで2打数2安打だったもののこの場面ではスカポンとキャッチャーフライ。 「よし!ゲッツーじゃなかった!」 。 山崎は「アウトカウント一つで井上に回す」という貴重な仕事を果たし、 次打者・井上の貴重なダメ押し犠牲フライを演出したのだった。

6/30(金) 7番ライト 遊ゴ 三飛 右犠 ---- ---- .259
7回に代打・種田と途中交代
6/28(水) 7番ライト 投直 左飛 投ゴ ---- ---- .263
6/24(土) 7番ライト 中本 三振 三振 三振 ---- .269
6/23(金) 7番ライト 三振 左安 ---- ---- ---- ----
6/21(水) 代打 右本 左2 ---- ---- ---- .270

今日の井上一樹(6/28)
 セの5球団がもっとも恐れる「恐怖の7番」の仕事は、 ランナーを塁に返すこと。 「自分の仕事をきっちりやる」 ことを信条とする井上に取って、 いないものは返しようがない。 三度の打席がいずれもノーアウトランナー無しではさしずめ 「企業内無職」 、さしもの井上とて仕事のしようがないではないか。 「ああ、井上の前にランナーがいなくて良かった。本当に良かった」 と、神 と山崎 に感謝する横浜・斎藤隆だった。

6/28(水) 7番ライト 投直 左飛 投ゴ ---- ---- .256
9回に代打・渡辺と途中交代
6/24(土) 7番ライト 中本 三振 三振 三振 ---- .269
6/23(金) 7番ライト 三振 左安 ---- ---- ---- ----
6/21(水) 代打 右本 左2 ---- ---- ---- .270
6/20(火) 守備 ---- ---- ---- ---- ---- .258

番外編 今日の落合英二
 6月22日発売の『月刊ドラゴンズ』7月号のインタビュー記事で、 落合英二投手の夫人・美紀ちゃんが妊娠 している事が明らかになった。 出産予定は今年の9月という事で、井上が昨年12月に入籍した事から照らしあわせれば、 今までいかに井上が落合と美紀ちゃんの夫婦生活を邪魔していたか がはっきりと分かる、何ともおめでたいニュースだった。

おめでとうございます。>英二&美紀ちゃん

今日の井上一樹(6/24)

井上、5号同点弾!

 広島1点リードで迎えた3回、いやなムードを一掃したのはやはり我らが井上のバットだった。 好投を続けるミンチーなど井上の前ではもはやバッティングピッチャー。

 カキーン!

 「球音を楽しむ日」でもないのに その乾いた打球音が宮島神社まで響く。 井上の第5号同点ソロはバックスクリーンへズゴン!と突き刺さった。 「ま、こんなもんやろ」。 このところ6点差を逆転されるなど、 大量点を取ると途端にケツの緩む竜投陣に渇を入れるため、その後は3打席連続三振 と試合に緊張感を持たせつつ、チームの連敗を(井上の力で)「3」で止めた。

6/24(土) 7番ライト 中本 三振 三振 三振 ---- .269
6/23(金) 7番ライト 三振 左安 ---- ---- ---- ----
6/21(水) 代打 右本 左2 ---- ---- ---- .270
6/20(火) 守備 ---- ---- ---- ---- ---- .258
6/18(日) 代打 一ゴ ---- ---- ---- ---- .258

今日の井上一樹(6/23)
 4回に放った我らが井上の鮮やかなレフト前ヒットに、 広島の神様も 「こ、これはイカン。今日は井上ひとりにヤられてしまいそうじゃあ」 と思ったのも無理はない。
 「あ、雨よ降れ!試合を中止にしてくれ!」
 宮島さんの神主の必死の雨乞いに、 広島形勢不利を感じ取った広島の神様は、市民球場に滝のようなスコールを降らせ試合を強制終了。 ついには神まで動かしてしまった「恐怖の7番」井上のバットだった。

6/23(金) 7番ライト 三振 左安 ---- ---- ---- ----
5回裏0/3で降雨ノーゲーム
6/21(水) 代打 右本 左2 ---- ---- ---- .270
6/20(火) 守備 ---- ---- ---- ---- ---- .258
6/18(日) 代打 一ゴ ---- ---- ---- ---- .258
6/17(土) 3番ライト 二ゴ 遊飛 三振 右安 左安 .260

今日の井上一樹(6/21)
井上、4号ソロ!(ダメ弾)

 「…やはりワシが間違っとった。 ウチの打線で頼りになるのはカズキだけ。 その事に気付かず、3試合も続けてスタメン落ちさせてしまった。 この3連敗は、全てカズキを使わなかったワシのミスやったんや!」

 そんなセンイチの後悔の歯ぎしりが聞こえてくるようだ。 読売相手に3−16と 皇太后逝去で打線も自粛してんのかコラ とでも思わせるような試合の中、 7回に代打で出た我らが井上は完封ペースの読売から、 そうはさせじと気迫のライトスタンド4号ソロアーチ。 さらに続く9回の第2打席には、 井上以外の竜打線の気迫の無さにもう眠りこけてる中日ファンの目を 一気に目覚めさせる炎の2ベースで好調をアピール。 こういう試合でも力を発揮出来る、 立浪のお株を奪う「一人気を吐きマン」振り を見せつけ、次期選手会長の椅子をいよいよ手の届くところに近づけたのだった。

6/21(水) 代打 右本 左2 ---- ---- ---- .270
6/20(火) 守備 ---- ---- ---- ---- ---- .258
6/18(日) 代打 一ゴ ---- ---- ---- ---- .258
6/17(土) 3番ライト 二ゴ 遊飛 三振 右安 左安 .260
6/15(木) 7番ライト 一ゴ 中安 遊ゴ 左2 一併 .254

今日の井上一樹(6/20)
「ピッチャー前田に代わりまして、井上が入りライト。 ライトの種田がそのままレフト、 レフトの立浪がそのままセカンド、 セカンド井端に代わりまして、ピッチャー鈴木平」

 5−1と読売にリードされ9回を迎え沈んでいたナゴヤドームが大いに盛り上がる。 この揺れる歓声はもちろん、“お待ちかね”で出てきた鈴木平 ではなく 、ライトの井上に向けられたものだ。 立浪や井端をあっちこっち配置し直したのは全て9回裏、 3番から始まる打順に「7番井上」を入れたかったから。 点差が4点だけに、

    ♪3番種田が塁に出て〜
    ♪4番渡辺ヒットエンドラン
    ♪5番立浪タイムリー
    ♪山崎・井上ホォ〜ムラン〜!
 といったナゴヤ国歌の歌詞通りにコトが運べば、 井上でちょうどサヨナラ出来る、緻密な計算なワケだ。
 「井上までまわせば何とかなる!」
 だがしかし、種田ブン回しの三振、渡辺はツーベースで出たものの、 ここぞという場面での立浪、 得点圏にランナーを置いた山崎が それぞれに持ち味を発揮 し、井上に回る寸前で攻撃は断ち切られてしまった。

6/20(火) 守備 ---- ---- ---- ---- ---- .258
6/18(日) 代打 一ゴ ---- ---- ---- ---- .258
6/17(土) 3番ライト 二ゴ 遊飛 三振 右安 左安 .260
6/15(木) 7番ライト 一ゴ 中安 遊ゴ 左2 一併 .254
6/14(水) 7番ライト 三振 二ゴ 敬遠 ---- ---- .248

今日の井上一樹(6/18)
 途中まで8−1と中日がリードしていたはずが、 ちょっと目を離したすきに8−11とひっくり返されていたのは、 ヤクルト・若松監督への 武士の情け というものだ。

 円山球場での公式戦は今年が最後。 地元出身の若松監督にしてみれば、来年から札幌ドームに代わるとはいえ 監督として来る最後のシーズンかも知れない だけに、有終の美を飾らせてあげたい、と思うのは心優しき竜戦士なら無理もない事。 そのため 我らが井上をスタメンから外す“必敗態勢” で挑んだ中日だったが、ハッカミー・石井弘があまりにお粗末であれよあれよで8点も上げてしまった。

 情に厚い秋田男・山田久志コーチは 「いかん、これでは勝ってしまうではないか」 とばかりに準備の出来てない前田・鈴木平・正津・岩瀬を次々に繰り出しヤクルトに大量出玉サービスで逆転させると、 9回には 中日が再逆転しないように 絶好調のチーム首位打者・種田に代えて人の情けが分かる薩摩男児・井上を送り出し、 注文通り凡退させ若松監督に地元最終戦勝利をプレゼントする、涙なくしては見れない心あたたまる試合だった。

6/18(日) 代打 一ゴ ---- ---- ---- ---- .258
6/17(土) 3番ライト 二ゴ 遊飛 三振 右安 左安 .260
6/15(木) 7番ライト 一ゴ 中安 遊ゴ 左2 一併 .254
6/14(水) 7番ライト 三振 二ゴ 敬遠 ---- ---- .248
6/13(火) 代打 四球 ---- ---- ---- ---- .252

今日の井上一樹(6/17)
 4−2とヤクルト2点リードで迎えた7回、 2死ランナー無しから 「あ、あと2人出せば井上に回ってしまう!」 という恐怖の3番 の幻影に怯えた川崎は関川・李に連打を浴び、ついに我らが井上に回してしまった。 さしもの読売キラー・川崎なんぞ井上の前では赤子同然、 井上はカッキーン!と鮮やかにライト前タイムリーを放ち川崎を轟沈、 井上に粉々にされた川崎は続くゴメス、種田にもタイムリーを浴びペシャンコにされてしまったのだった。 お立ち台には 地方のデーゲームという事で(見てる人が少ないから)種田 が上がったものの、井上の力でもぎとったと言ってもいい劇的な逆転勝利だった。

「この球場は相性がいいと、自分に言い聞かせて打席に入りました。 ヒットが出て本当によかった」 (来年から円山球場の開催はなくなるというのに呑気な井上)

6/17(土) 3番ライト 二ゴ 遊飛 三振 右安 左安 .260
8回に代走・荒木と途中交代
6/15(木) 7番ライト 一ゴ 中安 遊ゴ 左2 一併 .254
6/14(水) 7番ライト 三振 二ゴ 敬遠 ---- ---- .248
6/13(火) 代打 四球 ---- ---- ---- ---- .252
6/11(日) ベンチ ---- ---- ---- ---- ---- .252


今日の井上一樹(6/15)
 序盤に阪神に12点取られても我らが井上の闘志は冷めない。 中日の猛反撃は8回だ。 荒木がセンター前ヒットで塁に出ると、 すかさず渡辺が2ベース、 まあ山崎はいつもの感じで、1死二塁でいよいよ主役の登場だ。 井上は阪神・吉野の渾身の棒球をカキーン!とレフトへ2ベース、 華麗なタイムリーであっという間に12−4と8点差まで詰め寄った。 その後も竜打線は 井上の豪打を目のあたりにして腰が抜けた吉野 を攻め、 12−6まで追い上げたが、 まあ福留がいつもの感じで、 反撃はそこまで。 「最後に意地見せたったから、お客さんも満足してくれたやろ。 それより帰りの電車大丈夫か?」 とばかりに9回に回ってきた1死一三塁の場面では、 ゲッツーで試合を強制終了、 試合のスピードアップを図ったお客さん思いの井上だった。

6/15(木) 7番ライト 一ゴ 中安 遊ゴ 左2 一併 .254
6/14(水) 7番ライト 三振 二ゴ 敬遠 ---- ---- .248
6/13(火) 代打 四球 ---- ---- ---- ---- .252
6/11(日) ベンチ ---- ---- ---- ---- ---- .252
6/10(土) 代打 中飛 ---- ---- ---- ---- .252

今日の井上一樹(6/13)
 2−3と1点ビハインドで迎えた7回、 2死一二塁と絶好の場面ではもはや星野監督も「代打・我らが井上」を告げざるを得ない。 打席でデンと構える井上の迫力に、阪神・中込は既にヘビににらまれたフロッグ。 顔面蒼白で逃げに逃げまくり、最後は四球で満塁に。 「ちぇっ、おいしいとこを逃したわ。ま、ええわ。次はゴメスさんやし」

 井上のおかげで出来た一打逆転のチャンス。 ところが、ここで異変が起きた。 二塁ランナー・種田が 満塁から三盗でもしようとしたのか 猛然と塁を飛び出し、スッテンコロリンと吉本新喜劇顔負けのズッコケを敢行、 今日のヒーローの座を力技でさらっていってしまったのだ。 「た、種田!そんな手でテレビに!」。 おかげでこの日のスポーツニュースはどれも種田のズッコケ特集、 今オフの珍プレー好プレー出演もほぼ確定した。 同じビジュアル系で、外野手で、同級生。 顔でバットでスターの座を狙う井上に、 新たなライバル があらわれた。

6/13(火) 代打 四球 ---- ---- ---- ---- .252
6/11(日) ベンチ ---- ---- ---- ---- ---- .252
6/10(土) 代打 中飛 ---- ---- ---- ---- .252
6/8(木) 7番ライト 三振 二ゴ 左安 ---- ---- .255
6/7(水) 代打 振併 ---- ---- ---- ---- .252

今日の井上一樹(6/11)

切り札を出すまでもなく勝ってしまいお休み。


6/11(日) ベンチ ---- ---- ---- ---- ---- .252
6/10(土) 代打 中飛 ---- ---- ---- ---- .252
6/8(木) 7番ライト 三振 二ゴ 左安 ---- ---- .255
6/7(水) 代打 振併 ---- ---- ---- ---- .252
6/6(火) 7番ライト 中飛 二飛 三振 二ゴ ---- .255
今日の井上一樹(6/10)
 3−4と1点ビハインドで迎えた8回裏、 2死満塁と絶好の機会で登場したのが我らが井上。 井上の目がギラリと光る。 「ここで打てば明日の1面はいただきやな…」 。そう思いながら、井上の心には何かモヤモヤしたものがあった。 そして弾き返した河野のフォークは左中間へ飛んでいったが、 あと少しというところでセンター森笠がジャンピング・キャッチ。 実はこの日、デーゲームのオリックス−日ハム戦で、 イチロー(中日ファン)が4打数2安打で打率4割に到達したというニュースが、試合中のベンチに入っていたのだ。 「もしここでヒーローになってしまえば、明日の1面をイチロー君から奪ってしまう事になる」 。そんな井上のイチローへの優しい気遣いが、打球をほんの少しだけ鈍らせた “井上、義理と人情のセンターフライ” だった。

6/10(土) 代打 中飛 ---- ---- ---- ---- .252
6/8(木) 7番ライト 三振 二ゴ 左安 ---- ---- .255
6/7(水) 代打 振併 ---- ---- ---- ---- .252
6/6(火) 7番ライト 中飛 二飛 三振 二ゴ ---- .255
6/4(日) 代打 右本 三振 ---- ---- ---- .265

今日の井上一樹(6/8)
 3−3の同点で迎えた6回、我らが井上は1死から鮮やかなレフト前ヒットで出塁。 神宮球場の観客、そして両軍ベンチにピリピリとした緊張感が走る。 そんな重苦しい空気の中、 突然一塁ベースを飛び出し た井上は、「あ、あれ?」といった表情でベース間でウロウロ。 二塁に進むでもなく一塁に戻るでもなく、謎の動きで牽制アウトになってしまった。 「何やっとんじゃアイツは?」「わはははは!」。 この 井上のおちゃらけプレーですっかりリラックスした竜ナイン は続く7・8・9回で4点を上げ、終わってみれば7−4と圧勝。 このカードが始まる前は確か首位だった気がするヤクルトを3タテし、 単独首位に躍り出た。

6/8(木) 7番ライト 三振 二ゴ 左安 ---- ---- .255
6回にピッチャー鈴木平と途中交代(ライト→種田)
6/7(水) 代打 振併 ---- ---- ---- ---- .252
6/6(火) 7番ライト 中飛 二飛 三振 二ゴ ---- .255
6/4(日) 代打 右本 三振 ---- ---- ---- .265
6/3(土) 3番ライト 右2 三振 三振 投ゴ 遊ゴ .260

今日の井上一樹(6/7)
 昨日の試合のスピードアップに協力したご褒美に、 今日はベンチでゆっくり休んでいた我らが井上だが、 8回、1死一二塁の場面で代打で登場。 しかし、13−6という圧倒的リード、 さらに相手ピッチャーが スピードガンコンテストのゲストじゃないのか誰なんだ花田 では、心優しい井上のバットに火を点けろというのは酷な話。 ルーキーに餞別代わりの三振ゲッツーをプレゼントし、 今日も試合のスピードアップに貢献した井上だった。

6/7(水) 代打 振併 ---- ---- ---- ---- .252
6/6(火) 7番ライト 中飛 二飛 三振 二ゴ ---- .255
6/4(日) 代打 右本 三振 ---- ---- ---- .265
6/3(土) 3番ライト 右2 三振 三振 投ゴ 遊ゴ .260
6/2(金) 7番ライト 右飛 中飛 四球 左安 二飛 .263

今日の井上一樹(6/6)
 先発・バンチは7イニングを4安打1失点と好投、チームの勝利はまず間違いない。 ところがヤクルトの投手陣が揃いも揃って四球病、 ヤクルトだけで合計10個の与四球を出した試合は意外なロングゲームに。 「あかん、これではお客さんが祝勝会が出来なくなる」。 昨年からセリーグでは「試合のスピードアップ」がスローガンとして掲げられている。 ファン思いの我らが井上は、今日のところは グッと我慢 し4打数ノーヒットと試合を早く終わらせる事に終始。 試合は何とか3時間47分、10時を少し過ぎたところで終わり、 神宮の中日ファンは(井上のおかげで)無事に勝利の宴会を堪能出来たのだった。

6/6(火) 7番ライト 中飛 二飛 三振 二ゴ ---- .255
9回に代打・渡辺と途中交代
6/4(日) 代打 右本 三振 ---- ---- ---- .265
6/3(土) 3番ライト 右2 三振 三振 投ゴ 遊ゴ .260
6/2(金) 7番ライト 右飛 中飛 四球 左安 二飛 .263
5/30(火) 代打 三ゴ ---- ---- ---- ---- .264

今日の井上一樹(6/4)

高く遠くまで飛ばせ
みんなの希望を乗せて
桜吹雪の道をゆく
一樹 一樹 それ一樹

起死回生の同点3ラン!
井上、今季3度目のMEP!

 一発の価値。江藤の5試合連続の15号も、松井のナゴヤドーム5階席に飛び込む18号特大弾も、 井上の1発に比べれば鼻クソ のようなホームランだった。 対読売3連敗・ナゴヤドーム6連敗目前、0−3と読売にリードされて迎えた6回裏、 2死二三塁で代打で登場したのが我らが井上。 井上は2番手・チョソンミンの決して失投ではない内角低めを
ブォン!
とフルスイング、 打った瞬間それと分かる豪快な同点アーチが、歓喜渦巻く中日ファンで埋まるライトスタンドに夢を乗せて飛び込んでいった。 井上の同点3号で波に乗った中日はその後ゴメスのタイムリーで逆転勝利。 昨年のナゴヤドーム最終戦、山崎のサヨナラ3ランで誰もが優勝を確信したように、 この一発でファンも、井上も、くっきりとその目に見えて来たはずだ。 昨年果たせなかった夢、 そう、日本一と、次期選手会長の座が。


「よう打ってくれた。代打に指名したとき、よっぽど細かい指示をだそうと一瞬思ったんだけど、 神経の細やかな子だからね。そのまま行かせたのが正解だったよ。難しい球を思い切って打ってくれたぞ。 あれで今までの沈滞ムードが消え去って、いけるぞと、全員が一丸になれた」(星野監督)

「珍しく、打った瞬間行っちゃったと思いました。派手にガッツポーズしようと思ったけど、 まだ同点だからやめときました」(井上)

6/4(日) 代打 右本 三振 ---- ---- ---- .265
6/3(土) 3番ライト 右2 三振 三振 投ゴ 遊ゴ .260
6/2(金) 7番ライト 右飛 中飛 四球 左安 二飛 .263
5/30(火) 代打 三ゴ ---- ---- ---- ---- .264
5/28(日) 代打 左安 ---- ---- ---- ---- .267

今日の井上一樹(6/3)

 そのバッティングと顔の勢いを買われこの日は“恐怖の3番”としてスタメンに名を連ねた我らが井上。 日本のメジャー・読売はエリート上原をぶつけて来たが、 初回1死一塁、いきなり井上がエリートからライトへ2ベースを放ち“上原キラー”振りを見せつけると、 7回には 秘打・大リーグバット1号 でエリートの右足に弾丸ライナーを直撃、マウンドから引きずりおろし、 ここでも“キラー”振りを大いに発揮した。 恐怖の打法・大リーグバット1号。井上にとっては 工藤が先発のときのスタメン出場へ十分なアピール となった事だろう。

6/3(土) 3番ライト 右2 三振 三振 投ゴ 遊ゴ .260
6/2(金) 7番ライト 右飛 中飛 四球 左安 二飛 .263
5/30(火) 代打 三ゴ ---- ---- ---- ---- .264
5/28(日) 代打 左安 ---- ---- ---- ---- .267
5/27(土) 7番ライト 中2 三振 遊ゴ ---- ---- .258

今日の井上一樹(6/2)

 7回、2死一二塁の好機で中日の数少ないタイムリーを放ったのは、やはり我らが井上だった。 この日は竜打線は10安打8四球ながら、 14残塁で得点はわずか3点。 タイムリーを打ったのはメジャーだゴメスと井上だけなのだから、 上原(読)風に言えば 「中日ではメジャー」 と言ってももはや過言ではない井上、 頼りになるのは井上とゴメスだけだという事をまざまざを思い知らせた。

6/2(金) 7番ライト 右飛 中飛 四球 左安 二飛 .263
5/30(火) 代打 三ゴ ---- ---- ---- ---- .264
5/28(日) 代打 左安 ---- ---- ---- ---- .267
5/27(土) 7番ライト 中2 三振 遊ゴ ---- ---- .258
5/25(木) 7番ライト 四球 一安 四球 ---- ---- .256



KAZUKI☆EXPRESS