Dragons Be...

7月8日(火) 野口、意地の連続KO!


7/8(火) 1  2  3  4  5  6  7  8  9  R 
横浜 3 0 1 0 0 0 0 0 0 4
中日 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
【中日】 ●野口-遠藤-小笠原-バルデス-落合-久本
【横浜】 ○ホルト-デニー-加藤
 「タニシゲさんのリードじゃ勝てないんです!」
 「どんなキャッチャーでも勝てるようになれ!」

 二つの交錯する思いが火花を散らす。
 今日もキャッチャーを練習相手の柳沢さんに替えてもらえなかった野口は、 谷繁のミット目がけて投げただけの単調な投球で、 2回1/3でノック・アウト。 2試合連続で「自分の意見を主張」した。

日付 勝敗 バッテリー 投球回 自責点
6/26 野口 柳沢 6 2/3 2
7/02 野口 谷繁 1 1/3 4
7/08 野口 谷繁 2 1/3 4

 山田監督は 「やられ方が悪い。四球を出して二死からガツン。先に点をやらないことが大事なのに…」 と、今日も 野口の調子がよくないのは受けて分かっていたはずのタニシゲのリードについてはノータッチ、 「悪いのはあくまで野口」 とこれまで通りの基本方針を貫いた。

 そもそも 野口が何点取られようが、味方打線が完封くらってるんだから、 「真の敗因」(*1)は別のところにある はずなのに、 それについて分析するでもなく、 負けたのは すべて野口のせい と言わんばかりに球場をあとにした。

 ああっ、また野口のモチベーションが下がって行くよう!!

    (*1)真の敗因…「これがこうなってたら勝っていた」という勝つための方法論。 この試合では、もし野口が序盤を0点に抑えていても、 味方が0点だったので試合は勝っていない。従って、 「もし野口が抑えていたら、試合は勝っていた」 というロジックは間違い。
「普通の人の発想」


 しかし、これは東北出身で口べたな山田監督の、野口に対する愛のムチなのだ。
     「野口はうちの大黒柱。お前が頑張れば、チームのみんなが頑張るんだ。 野口の調子がよければ、打線の調子もよくなるし、 タニシゲのリードもよくなるかも知れないし、阪神のマジックも消えるんだ!」
 という期待のあらわれなのだ!

 だから頑張れ、野口!

 今は耐えるとき。
 やがてタニシゲの「困ったらど真ん中」の要求に首を振り、 山田監督がのぞむ「どのキャッチャーにも対応できる真のエース」になったとき、 そのときこそ野口よ、 FA権利取得&行使 で、今までの鬱憤を晴らすのだ!


野口&平松

順位表 (2ndシーズン)
順位 試合 勝率 ゲーム差
1位 阪神 6 6 0 0 1.00 --
2位 ヤク 6 4 2 0 .667 2.0
3位 読売 8 4 4 0 .500 1.0
4位 中日 7 2 5 0 .286 1.5
5位 横浜 7 2 5 0 .286 0.0
-- 広島 0 0 0 0 -- --
※広島は7/9に開幕。(7/8現在)

- Dragons Be...2nd Season -